リヤ18インチへの道 其の一

2003/11/01

!CAUTION!
ホイールの交換なんてやった事がないのでない脳みそを使って自分なりにやってみました。恐らくプロの方が見れば???な方法だと思われますのでみなさん真似しない方がいいと思います。マネスルヒトナンカイナイカ。(笑)

最初にXS-SPLを買って一番気になったのがやっぱりリヤのホイールのインチだったんですよね。キング&クイーンシートやマフラーなんかは比較的早い段階でなんとか出来ると思っていましたが、ホイールの方は変更方法をどうするか?とか技術的な事とか取りかかるタイミングとかなどなど・・・いろいろ頭を悩ませていました。

マァ、シキンテキニクルシクナッテキテタトカシゴトガイソガシカッタトカッテノモオオキナヨウイン?

前にもチラっと書いたと思うんですが、もう2年以上前に部品はある程度揃っていたんですよね。ネットオークションなんかでコツコツとSPLの初期型スポークのホイールやTX用のスイングアームに家にあったSRの19インチホイールなど。

あとはスポークセットを買えば前後スポーク化で一気にクラシカルなムード満点になるはずでしたがキャストの雰囲気を捨てるのはなんとなく寂しく、ディスクブレーキの方が後々カスタム的にも面白いかな?なんて思ってみたり・・・。

そんなある日。オスカー三保谷氏がRD用の前後キャストホイールを手に入れたとの事。最初は使う気だったが、多分使わないから・・・って事でありがたく譲ってもらいました。

左が18incで右が16inc


とりあえずどんな方法が簡単なのかシャフトやベアリングなどのサイズを測って比べながら考えたのですが、結論としては、
シャフトは強度や長さ、加工物の点数の少なさを考えXSの太い外径20ミリを使用(ちなみにRDは17ミリでした)しホイール側のベアリングを内径17ミリから20ミリの物に打ち代える作戦です。そうすればXS側のチェーン引きの部品やブレーキのサポートなんかは無加工でオッケーですもんね。

ベアリングなんてどこで買えばいいのか?ココはネットが大活躍です!
まずはベアリングで検索。そうすると個人向けに1点づつで通販してくれる商社さんが見つかります。で、そっからリンクで ベアリングメーカーに飛んでPDF形式でカタログをダウンロードし外径、内径が合う物をチェック。そこから用途に応じて精度、シールドか否か、シールドならその形式を選びます。

あんまりにもベアリングを調べてたら面白くなってカタログまで注文しちゃいました。こんな立派なカタログが無料ですよ!大きい会社さんだったら何千個単位とかで注文するからカタログ代なんてないんだろーなぁー。しかしネットは凄い!!!


外径、内径
部品番号
ベアリングー01
52、20
6304 LLU
ベアリングー02
47、20
6204 LLU

ベアリングを打ち込み仮組みしました。ここでまずホイールのセンターを出して必要なカラーのサイズを決めます。そのセンターをこれだ!と決める方法がハッキリと分らずなんとなく決めてしまいました・・・。オイオイ・・・。
一応XSのホイールとRDのホイールのリム幅を測ってみたりしたんですけどね、結局頭から煙りが出そーになったのでホイールをセンターと思われる位置にしてノギスとかで実測しました。

乗ってみて気持ち悪かったらまた考えます。(笑)

カラー製作はBLACK MOTORSのヨージ氏に依頼。元バイクショップを経営し現在はプライベートガレージを運営中。TIG溶接に旋盤などそこら辺のバイク屋さんにはなかなかない設備あり。知識、経験も豊富です。心強い兄貴に感謝!
カラーは計4つ。長いのがディスタンスカラーでホイール中、ベアリングに挟まれて入ってるやつです。あとはスプロケ側が1個とブレーキ側が2個。

さっそくガレージに持ち帰り仮組み。ドキドキワクワクです。

ドーン!ど、どーでしょー?マフラーが付いてないせいか、リヤのタイヤの細さが目立ちなんとなく貧弱に見えますよね・・・。まぁ、そこら辺はタイヤの選択でなんとかなるとしてアメリカン臭さはこれで全くなくなりました。ヴゥゥゥー、時間かかったなぁー・・・。(涙)

あとはチェーンラインを見てスプロケットのハブの製作、ギヤ比考えながらスプロケの選択にチェーンの交換にリヤブレーキのトルクロッドの加工、オイルシールの取り付けくらいでしょうか。 しかし先は見はたぞ。もう一息。