そんな訳で。血の気多く戦いまくってみようと思います。楽俊とか羅城とか…先に謝っとく。ごめんよー。
例によってこの辺は端折りまして。
→何を読んでるんだろう
→許す
屋上で襲われたわ。きゃぁ。でも今回の陽子は血の気が多いのよ。
→戦うしかない!
そうしないと杉本さんが殺されちゃう、ってちょっぴり委員長モードね。
戦闘。蠱雕1羽なんで、何とか勝利ー。
連れてってとか言ってるクラスメイトは、
→杉本さんは来ない方がいいと思う
じゃ行って来ますー。
流れ着いた配浪の街で、海客を引っ立てようとする役人の方々がいらっしゃいます。
→戦って切り抜ける!
3人ほど切り倒した後は、選択も何もなく海の方へと陽子は逃げ出す。
走りながら雑魚戦2戦ほど…(強制戦闘だよ…)。
海辺に辿り着いて、「もう走れない…」とへとへとになった所で、林の奥に金髪を見たような気が…。
ケイキ? と思う間もなくまた蠱雕が来たー!
…ぐったり。こんなレベル低いうちから息つく暇なく戦闘だらけだ…。そういうルートに入ってしまうのね。ははは…。
戦闘ラッシュ、やっと終わった? と思ったら夜になってるし…。
ふと見ると、月明かりの中に誰かがいます。
陽子、「きれい…」って一応男性にそれはアレでは。いや確かに綺麗な人なんですけどね。
…ただまあ、後ろに妖魔控えてます。敵じゃないですけど。
(という訳で、原作とアニメが判る人にだけ言っときますが犬狼真君です。多分出番はこれだけのはず…。)
どうも疲れでぶっ倒れたらしい陽子が、次に目を覚ましたら、そこは洞窟の中。
老人が話しかけて来ました。海岸に倒れていた陽子を、ある人がここまで連れて来てくれたらしい。
老人名は桜桑というらしい。海客だねと言われても、海客が何なのか判らない陽子。村でもそう言われたと説明する。
桜桑は海から来た人をそう呼ぶのだと話してくれる。村が配浪のことだろうと彼には察しがついたようだ。
この人も、海客が悪だとは考えていないようですね。
桜桑は地図を広げて説明してくれる。この世界と蓬莱の間には虚海がある。人は虚海を渡れない。
その洞窟は彼の住まいであるようですが、色んな壊れたものが集まってます(三輪車らしきものが背景に見えるから、桜桑さんは蓬莱から流れて来た珍しいものを集めているのかも)。
その中に鏡があったので覗いてみる。顔が変わっていることに気付く。
桜桑は鏡が歪んでいる訳ではないと補足してくれる。綺麗な髪だ、と。
そして、剣のことを訊いて来た。どうも彼は蓬莱の研究をしている人のようです。剣が蓬莱のものであるなら見せて欲しいと言うのだ。
陽子はケイキという人に渡されたことを話した後で、研究って何ですか? と尋ねてみた。
やはり彼は蓬莱から流れ着いたものを集めているらしい。壊れているものがほとんどだが、中には動くものもあるそうだ。蓬莱には凄い技術があると感心している。
自分はただの学生だから…と言う陽子。学生なら、何かを学んでいる、という点では自分と変わらないと言う桜桑。
剣を調べた桜桑は、その剣に強い呪がかかっていると言った。かつて慶国では、仙人が水をもって剣となしたという。そんな類の力がかかっているようだ、と(…大正解ですね…)。
きっと助けになるから大切に持っているべきだと助言された。
その夜、また蒼猿の夢を見る。「おいで…」と何処かに招いている。
一晩お世話になって、洞窟を後にする。
桜桑は服を陽子にくれました。ってかよく女物の服持ってましたね、おじいさん…。
人を探すには街に出なくては、ということで山道を街道に向かって歩いていると、妖魔が襲って来ます。ううー。このルートは戦闘三昧だなあ…。
戦闘は本当に雑魚だからそんな苦労しないですが。
戦っているうちに鞘を何処かに落としてしまったらしい。碧双珠は紐が切れてそこに転がってます。
拾って、また雑魚戦しつつ、国境の山腹へ。
たき火をして碧双珠を握りしめる。傷が癒える。不思議だねえ。
刀が突然光って、母が映る。どうして家出なんか…と嘆いている。家出じゃない、とここで訴えても、母には届かない…。
帰りたいと呟く陽子に答える声がある。…帰れないよ…。
出た蒼猿。
その剣をもっと別なことに使えよ。ちょいと自分の首をはねれば一瞬で楽になるよ…。どうせあいつは迎えになんか来ない。お前のことなんか誰も気にしてないよ…。
ふと気がつく。…夢だった、らしい。
嫌な汗をかいている。お風呂が恋しくなっています。
一夜明けて、再び街道を目指し…てはいるものの、陽子はこちらの地理にはまだ疎いので、今イチ方向に自信がない。
ふと見ると、人が倒れてる。慌てて「大丈夫ですか」と声をかける。
女性だ。死んでいる訳ではないようだ。怪我をしているけど。
自分は盗賊だ、関わると後悔するから放っておいて、と言われる。
…えーと。血の気の多い選択肢はなさそうなので(笑)、これにしてみよう。
→珠を使えば…
傷を治してあげました。
じゃ私はこれで、と去ろうとする陽子に声をかける。秀雷と名乗った彼女は、お礼がしたいと言う。陽子が遠慮していると、この山道は妖魔が出るから、途中まで護衛をしてくれるそうだ。それなら、と陽子も申し出を受けた。
夜。しばらくしたらたき火を消そうと言われる。妖魔は人が火のそばにいるのを知ってるので、火は却って目標になってしまうから。
野木があれば襲われないんだけど…という話に陽子が不思議そうなので、何も知らないんだねえと言われてしまう。
で、「あんた海客だろ」。一瞬身構える陽子。配浪で一悶着起こしたので手配書が早々に回ったようだ。でも、秀雷は自分もまた追われる身だから仲間だと言ってくれる。
街に下りるつもりなら注意して、と言われる。けど、陽子はケイキを探さなければならないから、情報のためにも街にはいずれ行かなければならない。
秀雷はケイキという名を知らないが、仲間の所へ連れて行こうかと言ってくれる。彼女は元は慶の浮民(難民)で、同じ境遇の人がいる場所がこの先にあるらしい。
盗賊稼業もいる、商人もいる。いずれにせよ、あちこち行っている人達ではあるので、何かは判るかも。ふーむ。
ちょっと考えさせてね。
翌朝。山道を歩きながら話す。
山を越えると秀雷の故郷である慶国。ただ今は偽王が立ち、従う者と信じない者で国が割れ、内乱の真っ最中。
秀雷は信じない派で、それ故に反逆者と見做され国を追われた。ただいつかは戻りたいので、国境近くであるここで様子を見ているのだそうだ。
国境が近くてもここはまだ巧国なのに、妖魔がよく出るのはおかしいと秀雷は言う。普通はここまで出て来ない。だから、巧国もまた傾き始めているのかも知れないと。
いや、妖魔がやたらと出るのは、多分陽子のせいだと思うんですが…うーんこの選択肢は…。
→本当のことを言う
蓬莱でも襲われたんです。
そんなことあるのかなあ、と秀雷はびっくりしています。
夜、何処からか蒼猿の声。…「あの女は裏切るぞー」
秀雷は、いざ役人に見つかった時に、陽子を囮に自分は逃げるつもりなんだ、というのが蒼猿説。だから、その前に殺しちまえよ、と唆す…。
朝になって再び歩き出すが、やっぱり妖魔がやたらと出る。
秀雷も、どうもこの妖魔襲撃は陽子のせいだと理解したらしい。突然刃を向けられる。
謝りながらも彼女は言った。陽子を仲間たちの所に連れて行くのは、妖魔も一緒に連れて行くことになるから、と。
陽子から逃げるように秀雷は去る。…うーん。仕方ないのかなあ。
再び1人になった陽子。何かに常に見られているようで落ち着けないまま、拓丘を目指す。
拓丘着〜。
やっぱり誰かに見られているような気がするなあ。
と思ったら、迷子らしき男の子が。お父さんがいないそうです。
うーん。どうしよう。血の気の多い選択肢がないですねえ。また慈悲の王になってしまうのかしら。でも何が起こるか知りたい。ええーい。
→親を探してあげる
あちこち聞き回る。でも中には「お前何処から来た?」と不審そうな目つきになる人もいる…。うーん衛士呼ばれそうな予感。
でも何とか衛士に会う前に父親探せました。昇沢と名乗る父親。子供は小宝という名らしい。
家に通されて、お茶を振舞われた。で、夕食を一緒にどうですか? と訊かれる。でも、さっきの不審そうな目つきの人が気になる陽子は、衛士の追っ手を恐れて早く去ろうとする。
ドアにノックが。
昇沢が対応している間に、小宝は父親の料理が上手いことなんかを話したりして、和気藹々。
しかし。
戻って来た昇沢は、衛士の持って来た手配書を手にしていた…。そして「悪い海客だから近づくな」と小宝を陽子から引き離す。
うわぁ。ホントにこのゲームって、慈悲がロクなことにならないなあ(苦笑)。
家から飛び出した陽子を、衛士が追って来る…。
あら問答無用で戦闘突入なのね(笑)。
さっくり勝利した後は、再び「あんな所へ帰りたいのかよー」とか言ってる蒼猿をお供に旅を続けます…。
うお、会うのか、微真・玉葉親子。杉本つきじゃないと会わないのかと思ってたのに。
ここで躊躇うと前回と展開が一緒になってしまうので、荒んでみることにします。
→だめだ…食べ物を奪おう
ごめんなさい…と謝りながら強盗する陽子。心なしか微真の表情は同情気味のような…。
そして滝の傍へ。ここからは展開一緒かしら。
白犬・杵隗ご一同様登場。戦闘三昧だったせいか、多少レベル高いので楽に勝てました。
生きてますね。今回の陽子は血の気が多いので、
→息の根を…
自分が生き残りたいから。現れた塙麟にそう言い訳をするように叫んでから、杵隗に最後の一太刀。
あなたの顔は哀しい、まるで獣のよう…と塙麟に言われてしまう。
オウムに突き飛ばされ、塙麟に右手を突き刺されるのは同じ。結局こうなるのか。ああ。
剣に映る幻。塙王…こんなに早くお出ましですか?
殺せ、と塙麟に命令する。そんな王を止めようとして、麒麟故にそれが出来ない塙麟…。
どうやら、倒れている所を拾ってくれたのは衛士たちだったらしい…。
建物の外では、見張りらしい衛士たちが失道の噂をしている。妖魔が出るし作物は取れないし、どう見てもこの国は傾いてると。
そんな声を聞きながら、陽子はちょっと自暴自棄気味。
蒼猿登場。
ここから一生出られないよー。死ぬまで閉じ込められるんだ。そう言っている。陽子の方も「そうだろうな」と溜息と一緒に納得してしまっている。
ただ、自嘲するように陽子は言う。蒼猿は私を絶望させたいんだろう。でも、ここには剣も珠もない。終わりにしたくても、そう出来ない。
蒼猿は、甲高い笑い声と一緒に剣を持ち出して来た。これはお前の剣だからな。そう言ってよこす。
陽子が半信半疑ながら剣を取る。と同時に何かに気付く。
…見張りがいなくなってる。
こっそり外に出ると、そこに塙麟が現れた。
自分を殺しに来たんだろうと陽子は思っていた。
だが、塙麟は碧双珠を陽子に手渡し、返しに来たのだと言う。これは陽子にしか使えないものだから。そして、今のうちに逃げろと言う。
陽子は塙麟を問い詰める。さっきは殺そうとしたのに。
塙麟は、主上には逆らえないから、今のうちにどうか、と懇願する。
今イチよく判らないながらも、陽子はその言葉に従って逃げ出す。
しかし。細い山道を行くが、疲れ果ててしまった陽子はそのままばったり倒れてしまう…。
そんな訳で楽俊家。今回は…。
桃は、
→断る
名前は、
→名乗るのは危険だ
でも結局呼び方に困って教える羽目になるのね。はは。
でケイキは、
→あまり情報は出さない方が…
…と思いつつも結局喋ってるし。陽子、ひょっとして、しょげてるねずみに弱いですか?(笑)
で手配書の話が出たところで、
→まずい、このねずみ知りすぎている…
突き出すつもりか、と凄む陽子。そんなことしないと楽俊。
で、地図を広げて世界の説明をしてくれる。
…ここから先は一緒…かな。
翌朝。出て行こうとする陽子を引き止める楽俊。
→今すぐ発つ…
そんなに信用出来ねえのか? とうなだれるねずみにほだされて(?)、結局引き止められてしまった。うーん。
楽俊、こんな陽子でも関弓にやっぱり送ってくれるらしい。えええー(笑)。
さて午寮。蠱雕戦。そして。
……さよなら楽俊(涙)。
→…話されたらまずい…
……しかしシナリオさん、よくこんな選択肢作ったなあ……。
それを見咎められて衛士に見つかるが、例によって戦闘でさっくり倒す。
…そして森の中。
ねずみを殺したァ! と楽しそうに笑うなよ蒼猿…。
陽子は、もう死んでたんだ、と自分自身に言い訳をする。
蒼猿は、それで良かったんだ、と言っている。卑屈で臆病な陽子が生き延びるためにはこれが必要だったんだ、と。
いつ衛士に駆け込まれるか不安だったから、そうなる前に殺したんだろう?
助けてくれたのに…。陽子の中に沸き上がる罪の意識に呼応するように、蒼猿も言う。
楽俊を殺したことを、夜毎夢に見るだろう。そしてそのたびに苦しむことになる。
…それが嫌なら…。
剣を差し出された陽子は一瞬「痛みなら一瞬で終わる…」と剣を構えかけるが、その剣に日本の風景が映るのを見て思い止まり、帰りたい…と泣き崩れる…。
そして出たよ羅城…。
やっぱり初めての時よりレベルが上がってるのでかなり楽に倒しました。
また後でね〜。その時は多分殺しちゃうと思うけど(済まないねえ…)。
北梁の街。楽俊がいる時は単なる通過点だったけど、ここでシマウマ模様のトラみたいな獣に出会う。妖魔か!? と剣を構える陽子。そこに男が出て来て、それは自分の騎獣だと。騎獣が何だか判らない陽子に、黄海にいる妖獣を飼い慣らしたものだ、と説明してくれる。名前は「たま」というらしい。
で。この方、陽子が午寮で蠱雕を切りまくっていたのをご存知らしい。
思わず再び戦闘モードに入りかけた陽子。だが男は別に衛士に突き出そうというつもりはないと。手配の海客だとは知ってはいるが、その腕を見込んで杖身(=護衛)をやらないかと持ちかけて来た。彼にも事情があって巧の衛士に頼む訳には行かないらしい。
…うーん。
→一緒に行く
男は風漢と名乗った。
(……と言う訳で、原作を知る人には「あの人」だと判っていただけるかと。ううーん。楽俊と入れ替わりで出て来るのか、この人…)
何処へ行くんだ? って風漢が陽子に訊いてどうするんだか。不思議に思いながら、阿岸へ行くつもりだったと陽子は答える。すると風漢は、自分は何処へ行ってもいい身だから、じゃあ阿岸に行こうと歩き出してしまう。陽子、頭の中は「?」でいっぱいって感じです。
歩きつつ。
風漢が、雁へ行ってどうする気なのかと尋ねる。陽子は蓬莱へ帰る方法を探しに行くのだと答える。500年続いた王にも出来ないことはあるんだ、と風漢。
他の国なら望みはあるだろうかと陽子。こっちのことに関心があるのか? と訊かれる。
→ええ、少しは…
雁よりも長く続いているのは奏国。治世600年。雁に続くのは範(300年)、柳(120年)、恭(90年)。慶はほんの数年。
蓬莱でも600年続いた時代はなかったはずだと陽子が感心していると、奏はともかくとして、雁の延王と延麒はあちこち遊び回っているらしいぞ、と風漢が笑う。それでも国が持っているのは、口やかましくも優秀な官のお蔭らしい。
…なんでそんなことまで知ってるの? ひょっとして風漢って偉い人なの? と陽子は疑問を口にする。偉い人はこんな所で遊び回ってないだろうと彼は言う。
んー。
→そうですよね
同意しておいてあげましょう(笑←この笑いの意味は後々明らかになるでしょう)。
で、遊び人は、何なら奏へ行ってみないかと言って来た。わはは。そんなことになったら、それはそれで凄いことになりそうですな。
→それも悪くないかも知れないけど…
けど、一応、今は雁国に向かいます。はい。
鳴楽に向かう途中で妖魔と戦闘。雑魚だけど。
その戦いぶりを見ていた風漢は「いい腕だ」と楽しそうに笑ってたりします。
でも陽子は風漢に杖身が必要とは思えないと。風漢曰く、自分は怠け者だから、信用出来る人間を傍に置いて楽がしたいのだと言う。
陽子は「私を信頼しない方がいい」と言う。命の恩人に剣を向けたような人間だから。
風漢の「後悔しているのか」の言葉に、陽子は言葉を詰まらせてしまう…。
その夜。
風漢は眠ったらしい。1人になった陽子の前に蒼猿が現れる。
あの男を殺せ、と言う。あの男は手配の海客と知っている。しかもねずみを殺す現場を見られているだろう。朝になったら衛士にチクられるぞ、と脅して来る。
あの時と一緒だろう? 今のうちに…と言われて、陽子の中で罪の意識が一気に噴き出して来る。
楽俊は命の恩人だったのに。それなのに自分は…。
1人殺すも2人殺すも一緒だ。そう言って来る蒼猿に、陽子は剣を向ける。
俺だけが覚えてる。クラスメイトも母親も、どうせ誰ももう陽子を覚えてない。俺だけが味方だ。俺だけが裏切らない。蒼猿の言葉を陽子は否定する。
誰に裏切られても、忘れられても、私はもう誰も裏切らない。そして楽俊のことを忘れたりしない。…忘れたくない。
綺麗ごとを、と嘲笑う蒼猿と戦闘開始。
…うーん。戦闘が異様に多いルートだったせいか、レベル高いんであっさり倒したです。
蒼猿、鞘に返りました。
朝ー。
風漢さん、いきなり鞘が現れたことにあまり疑問を抱いてなさげ。(彼はこの剣のこと知ってるからなんだけど、)陽子としてはどう説明しようかとしどろもどろになってます。
その上いきなり、阿岸までじゃなくて雁国まで行く(ので雇用契約もそこまで続行)、と言い出した。
陽子、「えええ!?」って…軽いパニック状態(笑)。
阿岸着ー。
あの船に乗るんですか? と言ったら、ここからはたまに乗って空を行くと言う。飛べるんなら何故今まで陸路で? と陽子が問うと、それでは旅の風情ってもんがないのだそうだ(笑)。
たまに乗って出発ー。
…と思ったら。
オウムが出た。「決着をつけてやる」というようなことを言っている。風漢は「知り合いか?」とか言ってます。違うと言えば「あれは使令だ」と。陰で操る者がいるはずだ。
どうしたい? と陽子に訊いてくれる。追いかけたい、と陽子。
オウムを追って辿り着いた海岸にいたのは…羅城。
男がいることを見て「卑怯な」と羅城は言うが、当の本人は「ただの連れだ」と妙に落ち着き払ってる。関係ないなら引っ込んでろ、と羅城に言われて、大人しく見物に回る風漢。ただし陽子に、使令を操っているのは羅城ではないから気をつけろ、と忠言して行く。
戦闘ー。うーんレベル上げしてないけどレベル高いんで、すみませんねえ羅城さん。
で。
ごめんよごめんよ。
→羅城を許さない
その前に答えろ。お前を差し向けているのは誰だ。
景王舒栄様だ、と羅城の答え。舒栄に言わせると、陽子は慶の宝重を持って偽王たらんとしている悪しき海客。巧からの使者がそう言っていた。
その言葉に陽子が引っかかっていると、突然オウムがやって来る。羅城はオウムに向かって「塙王様!」オウムは「余計なことを言うな!」と叫びながら羅城にとどめを刺してしまった…(陽子が殺すんじゃなかったのか…)。
風漢、オウムに向けて話している。何処の誰だか知らないが、こんなことは天道に反している。それに、このまま青海を越えると覿面の罪(=王が他国に侵入すること)になる。
オウムも「お前は何者だ」と少し動揺しているが、風漢はただの風来坊だとしか言わず、更にオウムを説得しようとする。自分を支えてくれた麒麟をこんなことで失道させる気なのかと。
オウムはそれには答えずに去って行く。
さすがの陽子も、この男只者じゃないらしいと気付いたようだ。でも風漢は「一介の風来坊」それ以上のことは言おうとしない。
再び空の旅に戻る。
向こうでもこちらに来てからも、陽子は妖魔に狙われ続けていたことを話す。妖魔は普通、特定の人間を狙ったりはしないものなので、やっぱり背後に誰かがいるのだ。
陽子は襲われる覚えはない。でも多分、『敵』には陽子がいては都合が悪い理由があるのだろう。
こちらに知り合いもいないのに、どうやったら恨まれるのか陽子には判らない。
奴は何を考えているんだろう、と風漢は呟いている…。
烏号着〜。
風漢の案内で役所へ。海客として登録を済ませる。旌券ゲット。
その時、隣にいた受付の人から、壁落人のことを聞かされる。
役所を出る。風漢と再会。巧との違いにしみじみしている陽子に、天は王の器量にあっただけ国を任せるのだと風漢。
王朝が500年続いているのは聞いたが、1人の王様が500年治めているとは思っていなかった陽子はびっくりする。こちらの人はそんなに長寿なのか? との質問に、風漢は王が麒麟に選ばれた瞬間から不老不死になると教える。
王がいない国は荒れる。だから王がずっと玉座にいる国はそれだけ豊かになるのだ。
これからどうするのだと風漢に訊かれ、壁落人のことを陽子は話した。会ってみたいのだと。
そして芳陵へ。壁落人と会う。
風漢は外で待ってるそうです。
壁と話して初めて陽子は、言葉に不自由しなかったことの不思議に気付く。
タイホというキーワードで、壁がケイキ=景麒であることに思い当たり、「私には手に負えないから延王に会ってみるべきだ」と薦めてくれます。
陽子が景王であると確信するまでは行かないですね。膝を折ったことまでは話さないから。
陽子は壁に「帰りたいと思うことはないのか」と尋ねる。彼は笑って答える。「あそこは私が革命に失敗して逃げて来た国ですから」(原作にあってアニメになかったこのセリフ、ゲーム版のこんなルートで登場させるとは)。
それでとりあえずお暇を。
風漢に、ケイキとはどうやら景麒であったらしいこと、延王に会ってみるよう勧められたことを話すと、じゃ自分が文を出そうと請け合ってくれる。
そんな偉い人に会うのは気が引けると陽子が言えば「じゃ延台輔にするか」ってそういう問題では(笑)。
どちらにしても偉い人なのに…と陽子が躊躇っていると、
「景王が会いたいと言っているのに断らないだろう」といきなり風漢が言い出した。
何のことか判らずきょとんとしている陽子に、景麒と契約を交わしただろう? と。陽子は、景麒との「出会い」を説明する。「御前を離れず」とか言われて頭を下げられたこと。主と言われたこと。
麒麟が頭を下げられる相手は王だけだと風漢。ただの女子高校生なのにと陽子。
王は王になるまではただの人だ。女子高校生だろうが貧乏領主の小倅だろうが、麒麟が王気を感じればそれが王なのだ。
じゃ文を出すか、と妙に楽しそうな風漢は、とっとと歩いて行ってしまう。自分が王だなんてさっぱり信じていない陽子が、そこにぽつねんと残されていた…。
容昌着〜。里木を眺めてると、延台輔に手紙を出したと言いながら風漢がやって来た。
陽子は、風漢が最初から陽子を王だと思っていたから親切にしたのかと尋ねる。
風漢は最初は半信半疑だったらしい。陽子の使っている剣が水禺刀であると確信したのは鞘が戻って来た時。
王になったら日本には帰れないの? と陽子。風漢は明言を避けた。ただ、玄英宮に行くまでによく考えてみろとだけ。
そして、里木について説明をしてくれる。
宿で延台輔を待つ間、妖魔の襲撃に遭い、さっくり撃退。
陽子が、自分が王だなんて…とその重責に悩んでると、王なんて気楽に構えてればいいんだと風漢はへらへらしとります(笑)。人事だと思って…と陽子がまた悩み始めてると、そこへガキ…じゃなかった延台輔のご登場。
延台輔はあっさり自己紹介する。そして延台輔の方は何だか風漢と知り合いらしい。風漢のことを尚隆と呼び捨てにするのを聞いて「延台輔とお知り合いなんですか!?」風漢は「古い付き合い」とだけ説明する。延台輔は「…本当に何も説明してないんだな…」と呆れ返ってます。
延台輔のお宿へ。
水禺刀と慶国についての現状を2人から説明される陽子。
あとは王宮で話そう、となった時、尚隆は「また小言を言われる」とうんざりしている。陽子が小言って? と不思議に思ってると、尚隆は自分は玄英宮に住んでいるのだと話した。「だから延台輔とも親しいのかー」と納得しかけてるのを見て、しびれを切らした延台輔、陽子に真実を教えてくれる。目の前にいる尚隆(=風漢)こそ、雁国の主である延王その人であることを。
バラす楽しみを奪われたと文句を言いつつ声を殺して笑ってる延王、目を白黒させている陽子に同情している延台輔…。
まあとにかく王宮へ、と言われて、陽子は宿に荷物を取りに行くことに。
道すがら考えている。延王はきっと、自分を王にさせるためにここまでついて来てくれたのだろう。日本へ帰りたいと思ってはいても、周りはどんどん陽子を玉座の方へ押しやろうとしている。
選んだのが景麒だとは言うが、ここに本人がいない以上、自分が本当に選ばれたのかなんてまだ確信が持てない。景麒に会って色々と確かめるのが目的だったはずの旅が、風漢に会ってから、その目的地がいつの間にか玉座になっている。それが不安だと感じる陽子…。
玄英宮での会話は今までのとほぼ同じですね。
杉本がいないとどうなるのか気になるので行ってみよう。
→関弓へ行く
宿で猫半獣さんと会うだけですね。
商店には微真・玉葉親子いたけど、対応が冷たくなるだけで売買は普通に出来るし。あそこの選択肢の影響ってこれだけなのかしら…。
じゃ、王様になることにしましょう。玄英宮に戻って。
→王になる
露台に慰めに来てくれる人まで延王になってるよ…。
陽子が、向こうに残して来た人との関係がまだ心残りだと話し、延王は帰りたいと思うことはないのかと尋ねた。延王は、海客がみんなそういう人間ばかりではないだろうと陽子に言った。あちらの世界で全てを失ってしまってこちらに来た人もいる。
そんな話の後で。
…延王自ら話してくれました。自分が延麒に選ばれるまでの物語を。
じゃ舒栄と対決して来ますか。
→出撃する
杉本も羅城もいない道中では前回と同じ、蠱雕戦の後に塙王が登場。
それから今回は…麦州候に会ってみることにしまーす。
→このまま進む
→援軍を頼んでみたい
延王は維竜に先に向かうことになり、龍旗(王師の印なので、敵ではないという証明に)と数名の兵士を供に陽子は麦州の州城へ。
応対に出て来た男に州候・浩瀚への取次ぎを頼むが、もちろん不審者扱いされる。景王だと名乗ったって、それを信じろってのはそりゃ無理な話だ。
背後から浩瀚本人が出て来た。陽子が持っている剣が水禺刀なので、一応は州城に入れてくれることに。取次ぎに出た桓タイ(かんたい…漢字出ないんですよねえ…)は、その剣も盗まれたものではないのかとまだ疑ってますが。
陽子はかいつまんで、雁に助力を依頼するに至った経緯を話す。浩瀚は陽子を全面的に信じてくれたようです。桓タイに命じて州師の一部を出撃させる。そして桓タイ自身も一緒について行くようにと言ってくれた。それはそれは…。
ここでも物が買えるのはちょっと嬉しいかも知れませんな。
いよいよ維竜に。
桓タイは先ほどの無礼を詫び、自分が麦州の州師将軍と自己紹介する。
桓タイは、浩瀚は聡い方だと言う。他の州候は、舒栄が偽王と噂があるのも知っていながらその下に就いたのだと。金波宮の中でも、一部の者が裏から手を回して舒栄を王宮に入れようとする者がいる。民が新王を熱望することに便乗して、自分の都合のいいように政治を動かそうとしている人間がいる。浩瀚はその全てに屈しず未だに抵抗を続けている。
それでも舒栄に従う人々がいるのは、それだけみんな王を待ち望んでいるからなのだ。
延王と無事再会。陽子は景麒奪還を最優先に、桓タイと共に州城に潜入する。
自分たちが引き止めているから中へ、と言われて陽子は奥へ。その間に…桓タイ、いつの間にか熊になってる(彼は半獣なので)。偽王軍たちは次々に呆気なくなぎ倒されて行く。
陽子が奥に進むと、そこにこの城の主である征州候・温精が現れた。
そして彼の言葉は敬語。おまけに、陽子を主上と呼んでる!?
彼は知っていたのだ、新王が誰なのか。それなのに舒栄に州城を明け渡している…。
彼は言う。胎果だから陽子には判らないのだと。国が荒れるとはどういうことなのか、王の必要性、そういったものが。
王が必要なのだ。たとえ国が平穏にならなくとも、民の心の安寧のためには誰かがいなければならなかった。だから偽者と知っていても彼女が必要だったのだ。州候はそう切々と訴える。
だからこそ、と彼は言う。陽子こそが真の王と知っていても、明け渡した主の責任として、最後まで陽子を食い止めなければならないのだと。
…戦闘…。でもすみません、レベル上げて来ちゃったのであっさり勝ちました。ごめんよごめんよ。
景麒とやっと再会。
改めて契約を交わす景麒と陽子を見て、舒栄は自分が王ではなかったのだと愕然とする。
だが彼女は笑っていた。それでも、自分の姉を殺した天と麒麟に対する復讐は出来た、と。彼女は元々、慶国を徒にかき回すことがその目的だったようだ。
それを聞いていた温精は怒りに震えていた。民のためと思い彼女を迎え入れたのに、その本音がそんなことだったなんて。
怒った温精は舒栄を斬った。一時とはいえこんな女に国を任せようとしていたなんて、と叫びながら。
(…このルートだとラスボスが舒栄じゃないんですね…)
さて慶史赤書は。
あれー。原作通り。可もなく不可もなく、という判定なのかしら。
王気三角形は、冷徹だけ突出かと思いきや、勇気も結構伸びてる。うわぁ。色々と冷徹な選択するたびに勇気も伸びてるのか? それちょっと…どうなんでしょう(笑)。勇気ある選択というよりは、単に荒んでみたつもりだったんですけどねえ…。
お次は、杉本つきで同ルート行ってみましょう。
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