Model Context Protocolのリソースのメモ。
MCPのリソースは、データそのもの。
例えば、ファイルシステムのおけるファイルとか、データベースにおけるテーブルとか。
MCPサーバーはリソースを提供する。(必須ではない)
LLM起動時に、MCPクライアントを介して、そのMCPサーバーが提供するリソースの一覧が取得される。
データを取得するMCPツールを提供するなら、MCPリソースは別に要らないと思う。
なお、MCPツールはLLM(いわゆるAI)が必要に応じて自動的に呼び出すのに対し、MCPリソースはユーザーが選択して明示的に読み込むという違いがある。
例えばClaude Desktopでは、テキストファイルをドラッグ&ドロップすることにより、そのファイルを調査対象にすることが出来る。
テキストファイルをドロップすると、チャット欄にそのファイルが添付される。
そして、チャット入力欄に「行数を教えて」みたいに入力すると、そのテキストファイルの行数を教えてくれる。
MCPのリソースは、いわば この「ファイルをドロップする」の代わりである。
Claude Desktopでは以下のような手順でMCPリソースを使用できる。
MCPサーバーでリソースを実装する。
実装する内容は以下の通り。
hoge://abc
」「hoge://def
」みたいな。hoge://abc/schema
」「hoge://abc/data
」みたいな。hoge://abc/json
」「hoge://abc/csv
」とか。