S-JIS[2006-05-30/2007-09-11]
Eclipse3のJUnitはEclipse2より設定しやすくなった。
Eclipse2では事前準備としてjunit.jarをプロジェクトのビルド・パスに追加しておく必要があったが、Eclipse3ではJUnitを使う段階で自動的に追加される。
Eclipse3.2の場合、JUnit3.8とJUnit4に対応しているので、どちらかを選択する。[2007-09-11]
→JUnit3.8とJUnit4の違い
あるいは、ソースファイル上から実行することも出来る。[2007-02-19]
あるいは、1つのディレクトリの下にあるテストケースをまとめて実行することも出来る。[2007-02-19]
Eclipse2では「実行の構成」をわざわざ作ってやる必要があったので、それが無くなって
とても便利になった♪
でも上記の手順で構成自体は作られている。
メニューバーの「実行(R)」→「構成および実行(N)」で「構成および実行」ダイアログを開くと、左側の「構成(F)」ペインのJUnitの欄に実行クラス名で構成が作られているのが分かる。
なので、2度目以降は「実行(R)」→「ヒストリーの実行(T)」で再実行できる。
実行すると「パッケージ・エクスプローラー」ビューの隣に「JUnit」という選択肢が表示されるので、それをクリックするとテスト実行結果が見られる。
上部の「実行: 1/1」は、実行したテストメソッド(test●●())の個数を表している。(実行したassert◆◆()の個数ではない)
assert◆◆()でテスト失敗だった場合、「失敗」に件数が表示される。
それ以外で例えば例外が発生した場合は「エラー」に件数が表示される。
テスト成功の場合はあっけないほど何も表示されないので、「エラー」と「失敗」が共に0であることを確認する。
テスト失敗の場合、「JUnit」ビューの下方の「障害トレース」ペインにスタックトレースが表示される。
message引数付きのassertを使っていた場合、そのメッセージも「障害トレース」ペイン最上部に「junit.framework.AssertionFaileError:
message」という形で表示される。
ここで表示されている(上から2行目の)テスト実行クラスの行をダブルクリックすると、その失敗が起きたソースへ移動できる。