評論するページ

ネット人格を「殺す」ということ。



ヒロヘロさん。

>はっきりと申し上げます。私の管理する掲示板に氏が発言され、またしてもキャプテン
>複合体や成りすましによる板崩壊が始まれば、潰されるのは掲示板だけじゃなくて氏
>そのものなのです。

確か、あなたはFSHISOの2番会議室だったか「苺@えふしそ」の掲示板がなくなったこと
を「寂しい」と書かれていた。また、そのことが引き金で「現代思想会議室」という板を作
った、そのような趣旨のことを述べていたと思います。

私は、キャプテン氏が「苺」で熱弁を振るった「閉鎖提案理由」を何度か読み返してみま
した。もちろん、その理由の全てが嘘であるはずはない。しかし、氏がおそらくは語らぬ
ままに排除され、追われるように「排除」された面があると私は考えています。

つまり、polo氏もヒロヘロ氏も、元々の動機には「苺@えふしそ」という、自身のコミュニテ
ィのひとつを潰された、それがある。今「苺@えふしそ」があれば、氏は「排除されること」
はなかったはずです。その元々の動機をどこかに飛ばして「排除を正当化」するような言
説は私からみれば見苦しい。

私の手元に「えふしそ板」のキャプテン氏が立てたであろう「徹底討論」のスレッドがあり
ます。少なくとも、ヒロヘロ氏もpolo氏も、そこに明快な意見を述べた痕跡はありません。
「閉鎖反対であるならば」そう述べる。理由も記す。板ごと潰すのではなく、スレッドの削除
では対応できないのか、提案しようと思えば、それはいくつか考えられるわけです。
確かにキャプテン氏は「閉鎖に向かって邁進する」と書いた。議論を並行しながら早々に
閉鎖提案も出した。私は以前にも書いたように、そういう進め方が、いいものだとは考え
ない。しかし、閉鎖を考える者は、苺@えふしその住人を前に、それは必死になってやる
でしょう。ヒロヘロ氏もpolo氏も、そこでは「黙ってみていた」わけですよ。
せいぜいが、こんなことでは潰れないと、たかをくくっていたに過ぎない。私はキャプテン氏
が「閉鎖に向けて動きだしたとき」に「これは閉鎖になる」と直感しました。だからいくつかの
スレッドは保存しましたよ。

その場で「止めることも、意見することも、批判することもせずに」さぁ、実際に「閉鎖になる」
と決まったら、その人間を排除する。そういうスタンスに私は同意できませんね。

>潰されるのは掲示板だけじゃなくて氏そのものなのです。

それは、あなたが単にそう思っているだけに過ぎません。キャプテン氏がそう述べたわけで
も、氏自身が排除を望んだとも私は考えませんよ。現実に氏は「閉鎖後」もFSHISOで発言
し、別の場にもその痕跡を残している。第一、例えばniftyで誰でもいい、どこかのフォーラ
ムで一人の人間が例えば20のIDを操ってなりすましたとしましょうか。そんなことでフォーラ
ムが潰れますか? 潰れませんよ。
今でもそうですが、ある一定の需要に満たない状況が、長期的に続けば、それは潰れる
要因のひとつにはなりますがね。

排除するということは、どういうことか。意見を述べる機会を奪うことです。言葉を奪うとい
っても過言ではありません。少なくともFSHISOで氏が「退会を強要されるようなことは氏は
何ひとつ行っていません」この事実はヒロヘロ氏はお認めになると思います。そういうこと
もわからない人間ほど、私は思い上がりたくはない、ということです。

私はリモホ表示については、管理人として「その場をどう規定するか」という問題ですから
表示しようが、非表示であろうが、そんなことはとやかく言うつもりはありません。私が絶
対に書き込まない場ですから、ある意味、そんなことはどうでもいい。

「キャプテンは苺も閉鎖したから、現代思想板も事と如何によっては同じことをするだろう」
というのは予断でしかありません。私ならば、氏が参加して、尚且「そういうことにならない
、つまり場を形成するコミュニティを窮屈にせず、守るための努力」はします。それでも、ど
うしようもなくなれば、管理人として全てを背負って自らが閉鎖しますよ。最後はそういうこ
とも考えなければいけない。その程度の覚悟もヒロヘロさんには「ない」ということです。
そんな緊張感のない「場」など、キャプテン氏に限らず、誰も潰そうなどとは考えない。

>私としては誰も排除したくありません。

人間というのは面白いものでしてね。「俺は排除する」と宣言して人を排除するということ
はごく稀にしかないのです。大部分は、ヒロヘロさんのように「排除したくありません」とい
いながら「排除」をして「その理由をああだこうだと」考えるのですよ。

私がSUBSYSの頃でしたか、WAKEIさんと、これは「排除」ということではなく「統制」という
ことだったと記憶していますが「発言削除」を私が実行することが重なって、そういう議論
をしたことがあります。「統制しないという人間が無意識にどんどん統制していくということ
があるのだ」とそういう趣旨の発言でした。当時、私は「何を馬鹿な」と思っていましたが、
振り返って考えてみると、そうみえても仕方がなかったなぁと省みています。

>氏とこの掲示板を守るためです。

さて、それで一体ほんとうに「何が守られるのか」排除の代償に「何が失われるのか」
私もしばらくは、ヒロヘロさんの掲示板を定期的に巡回させていただくことにしましょう。

ここまでひとりの「ネットワーカー」を陰湿に葬った事例というものを私は知りませんし、
私は、どの道、キャプテン氏が戻ることはないと確信していますので、その屍の上にた
って、ヒロヘロさんが、それを背負ってどういう運営をするのか、観察だけはさせていた
だきます。そして、これを最後に、私はキャプテン氏のことについて、一切、語ることを
終えたいと考えております。






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