評論するページ

キャプテン氏のこと。



『「苺閉鎖騒動」の決着をみたら、この人は退会するのだろうな。何とはなくそう思って
いた。』と前回「わっと氏のこと」と題した拙文で私は書いた。
しかし「キャプテン氏が退会するだろうな」とは、全く思わなかった。考えもしなかった。
もちろん、ここでの退会は「自主的な退会」を指す。polo氏が「キャプテン氏の自主的
退会」などというものを信じていたというなら、この人は他人のウォッチングなどという
前に、そういうものを見抜けもしない自身の能力とは何ぞや、と考えた方がいいだろう
と私は思う。その方が氏にとっても幸せだろう(苦笑)

これは何も結果論ではない。氏の今までのFSHISOにおける振る舞いをみていると、そ
れは充分に想像がつく。
おそらくこのページを読んでいる読者の中には「苺というコミュニティの場を潰した責任」
も踏まえて氏は退会すべきなのだ、こんなのはネットの敵であると思っている方もいるの
だろう。しかし、キャプテン氏がそう考えるのであれば、

1.苺@えふしそで閉鎖議論スレッドを立てる前にFSHISOを退会する。

2.閉鎖を見極めた直後にFSHISOを退会する旨、発言して場を去る。

この選択肢しかないと思っていた。何故ならば、1.2.のような形で退会していれば、そ
れをもって「諾」とする会員が多いことは想像がつく。そんなことがわからないキャプテン
氏ではない。自らの退会をド派手に演出した経験が氏にはある。そういうことを考える人
間というのは、この程度のことには気がつくものである。

「わっとさん、あなたは本当に紳士でした」といった謝辞にも近い発言をみて、私はそのこ
とを確信した。大体、FSHISOで「苺廃止の是非」を問うなどという感覚の会員に「自らの退
会」などというキーワードは全く無縁のものである。本人は、そこでの賛意も得て「これでさ
ぁ、俺は今からFSHISOに専念するぞ」ぐらいは思っていただろう。2番では賛同の発言も
あったし、これはむしろ皆が望んでいたことなのだ、誰にも出来ない偉業を私はなしとげ
たのだ。あの花田だって、内心は俺に感謝しているだろう。むはははは。待てよ、ひょっと
したら苺閉鎖によって、FSHISOはまたかっての隆盛を取り戻すことができるかもしれない
ぞ。そうなればtty氏だって俺をみる目は変わるかもしれない。むふふふふ」

殆ど凱旋将軍である。ちなみに、私はヒロヘロ氏やpolo氏と違って、別にキャプテン氏を
排除しようなどとは全く考えないので、この意見に不満があるというならば、どうぞ私のHP
の掲示板に意見なり反論を述べていただきたい。それをみたpolo氏が、このHPの管理
者である私に排除など要求しても、それは私は拒絶するし、キャプテン氏が主張したいこ
とがあるならば、その場を奪うようなことはしない。所詮、排除の正当化でしかないような
ものに私は同意などしないからである。キャプテン氏にとって最大の不幸は「反対意見が
あまりない。或いは少ない」からといって、それは誰もが賛成していることとイコールでは
ない、ということに気がつかなかった点であろう。それがこの人の不幸である。

私は「自分が散々利用しておいて、自分に具合が悪くなったら平気でそれを何だかんだと
理由をつけて潰しにかかる」というのは身勝手の極みだと思っている。しかし、それ以上
のものでもない。別に私にとっては「苺@えふしそ」など、あってもなくてもどちらでもいい性
質のものだからだ。ただし、利用する、書き込んでいる者からみれば、ふざけるなという
話になるのだろう。そういうことを想定していないというのであれば、キャプテン氏はあまり
にもものがみえていない。涙した人間が私怨に走っちゃったりするのである(苦笑)
「こんな奴のために流したボクの涙を返せ。おとしまえをつけろ」ということになる。そうい
う人とかかわりあってしまったというのも、キャプテン氏の悲劇である。

私は「喉元過ぎれば熱さを忘れる、なかったことにする達人」としてキャプテン氏をみてい
たから、退会しないことをもって、憤怒の炎がめらめらと燃え盛るなどということは全くな
かった。それはしたたかさとも言えるわけだが、自らの不明を恥じるどころか、何がなん
でも退会させてやるという会員もいた、というだけのことである。

しかし、それよりも滑稽なことは、FSHISOを退会させただけでは飽き足らず、ヒロヘロ氏
が管理している「現代思想板」だったかで「キャプテン排除」が公然と語られることである。
しかも、それを管理人は平気で実行した。もちろん、ヒロヘロ氏の管理する掲示板である
から、管理人が思うがままに振舞う権利というものは存在する。ただ、私はそういう場所
を読むことはあっても、のこのこ発言しに出向くようなことは絶対にしない。
その理由が私からみれば、どうしようもなく情けないのだ。FSHISOであれだけ元気なヒロ
ヘロ氏は所詮、フォーラムの中だけの空元気であったかと、私は深く溜息をついたもので
ある。「潰されることからこの場を守るため」冗談でしょ。

まず、ヒロヘロ氏とふくやんは置かれている立場が違う。少なくともヒロヘロ氏は今回の
苺えふしそ板の閉鎖をみて、その状況も踏まえた上で、その板を開設したのではなかっ
たのか。仮にキャプテン氏がそこに書かれたことに対して、意見を述べたい、説明をし
たい、或いは反論を提起したい、そういう「権利」を何故、ヒロヘロ氏は奪うのか?
仮にそこでキャプテン氏が「閉鎖議論を行う」「閉鎖要請をメールしたにしても」ヒロヘロ氏
はそんなものを呑むわけではないだろう。ふくやんと違って、ヒロヘロ氏は今日ではFSHIS
Oの古参会員である。ある程度の歴史も流れもご存知の方である。何故、議論を最初か
ら拒否するようなことをされるのか。自分の作った掲示板なら愛着もあるだろう。それを
守るというのは、最初に排除ありきなどという思想では、あまりに幼いとしかいいようがな
い。幼稚なのである。「場」を守るためには愛着もエネルギーも必要だし、何より対話や
議論によって、問題を解決していくという姿勢。そういうものが必要だとはお感じにならな
いということであるなら、ある意味、それは「苺えふしそ板」の方が魅力的であろう。
あそこでふくやんが誰かを排除したことなど、ないはずだが。

排除する者は懸命にそれを正当化しようとする。それが「キャプテンのためなのだと」
強弁する。私は本人がそれを望んでいたとは、氏の発言群を読む限り(保留されたも
のも)全く思っていない。そんなものは結局は本人のためになどなりはしない。人は納
得して、はじめて色々なことに気がつくのである。そういうことをヒロヘロ氏には考えて
もらいたい。

次回は、掲示板そのものについて、考察してみる。









トップへ
トップへ
戻る
戻る
前へ
前へ
次へ
次へ