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もう一度整理を。



無益と知りつつ 投稿者:さらにはなはだしいね  投稿日: 2月21日(木)10時10分02秒

花田さん、こんにちは。
あんのー、ちょっとよろしい?

> それはもちろん「訴訟決着」などというものではなく、自分が願う「反論権」の行使が
>かなわなかったということになりましたが、

あなたほど身勝手に「反論権」を規定する人はいないし(↑の中にも滲み出てる)あな
たほど自分勝手に「反論権」を振りかざす人もいないんでない?ここもイチゴもあなた
に対する野次で埋め尽くされていますよね。あなたは「本当に」その理由が解らないの
かもしれない。

あるいはあなたには相手の姿だけが見え、自身の姿は「本当に」見えないのかもしれ
ない。

「センタメ騒動」は「あなたの願う『反論権』」が皆の考える反論権と隔たりがあると再三
、指摘されたにもかかわらずあなたが御自身の考える反論権を強要したに過ぎず、あ
げくに当然の帰結として拒否されたに過ぎないのですが、その結果をうけての感想が↓

> かなわなかったということになりましたが、やってみて学んだこと、考えさせられたこと
>は沢山ありました。有意義なものでしたね。

ということらしい。だったらちっとも有意義ではなかったでしょう。
「いったい何を考えさせられ、何を学んだのか」それを記さず「有意義だった」というのは
相も変わらずの「花田節」です。
文脈から、あなたが考えさせられたのは「あなたの間違い」ではなく「niftyの間違い」であ
り、あなたが学んだものの中には「あなたの問題」はなく「niftyや反論相手の問題」のみ
であろうとも覗える。

> お読みいただけたこと、感謝申し上げます。

そう思ってたら「何が有意義だったか」ぐらい書くのがバランス感覚ってもんですよ。
(普通はね)。

-----------
>あなたほど身勝手に「反論権」を規定する人はいないし

>あなたほど自分勝手に「反論権」を振りかざす人もいないんでない?

というような「印象批評」に終始した、根拠も理由も示されないコメントについて、一体
何を書いたものかと、コーヒーを口にしながら、考えてみました。ではもう一度だけ整
理をしておきましょう。

この問題の発端というものは、当時、私がアクセス可能な場所であった「出版推進室」
と、私がアクセスすることのできない「訴訟支援の部屋」というふたつのパティオを舞台
にしたものです。出版推進室というのは「反論」という著作の出版推進、実務、情報に
関連する問題を協議する場所でした。著美氏を除いては、この出版推進室というのは
上述した限定された話題を取り扱う場所であったという認識を有していたと私は思って
います。WAKEI氏が「公開」という私の申し出を最後まで拒絶した理由、ひとつは「批判
があるのならば著美氏をこの場で批判しろ」というものでした。しかし、私は以前にも、
この場で同様の問題を引き起こした著美氏を強く批判しています。氏が19番の話題を
「出版推進室」に持ち込み、さすがのWAKEIさんも「これでは花田の批判を裏打ちする
ようなもの」という趣旨の強い不快感を示された。

もうひとつは、バール・カルト氏が言及していた「プロパガンダ的に利用される」という
危惧である。しかし、そういう利用をされないような「場を作る」という参加者の意識を
抜きに「隠蔽体質」に走るなどということは、本来おかしなことである。
私は、将来、この推進室が歴史的使命、役割を終えて公開されても、誰からも後ろ指
をさされない発言を残すという緊張感を有して参加していた。そういう風土、空気が失
われるというなら、それは当然批判の対象になる。

この訴訟を支援するというためには、最低限の資格というものがいる。私はそう考えて
いた。パティオの役割を考え、機能的にそれを使いこなすということである。ここは雑談
場所ではない。それをやりたいというのであれば、やりたい人間がそういうものを開設
すればいい。

WAKEI氏からみれば、こういう事実は事実として、それをひたすらに内部処理する。少な
くとも「外向きには何もなかったようにする」それが自分(=WAKEI氏)を守ることなのだと、
ある意味、進んでいった面があったのかもしれない。今でいうなら、そういう官僚的体質
には、私は当然、ついていけなくなった。自分の言うことを聞く会員だけが必要だという
のであれば、間違っても公募などすべきではない。「私が推進室の会員としてふさわしく
ないというのであれば、退会措置をとっていただきたい」これとて、氏は最後まで行使し
ない。とにかく「問題」をはっきりさせない。私は私で、私の判断で、一時期、推進室で、
これら作業のお手伝いをさせていただいた。それは、言論には言論で解決すべきだと
いう基本的なWAKEI氏の思想に共感したからである。結果、今からみれば、それは自
分たちに火の粉が降りかかればそんな理念など平然とかなぐりすてるという程度のも
のでしかなかったと私は考えているが、それは私の人をみる目が乏しかったということ
だけである。これを別に誰彼のせいにしようとは思わない。

tty氏にしても著美氏にしても「訴訟関連の話題に限定する」という純氏の目的に同意し
て「訴訟支援の部屋」に入会したはずである。それができなかったようだが、WAKEI氏
もまた、そういう事実に対して、有効な手立てを講じていない。これは、すなわち「そこ
にいない者、反論権を行使することができない者への誹謗中傷」を事実上、容認したと
いうに等しい。反論の著書を誇るというのであれば、自身の足元ぐらいきちんとみつめ
るべきであろう。そんなことができないというならば「反論」などというものは、ちゃんちゃ
らおかしいのではないかというのが、私の意見である。主張することと、やっていること
が乖離している事実を知った以上、それを批判するというのは、むしろ当然であろう。

で、私がそのことを知ることになる。tty氏は犯人探しを行い、それで嬉々としているとい
うのもお目出度い話なのだが、私がWAKEI氏の立場であれば、そんなことでこの問題を
解決し、以後はなかったことにするなどということは絶対にしなかっただろう。
問題の本質がどこにあったのか、およそ考えることができなかったのかもしれない。

さて、反論権の問題である。

この場合、言及された対象者は私自身である。私自身がそれを望まないということであ
ればともかく、そこに私の重大なプライバシー情報などというものは「ない」つまり公開さ
れることによって、私は「反論権」を行使する。そのことによって私の不利益は解消され
るという判断があり、しかも、それはこのHPに言及することであり、ならば、このHPで堂
々と議論をする。ただし相手方の反論権は100%保障する。送信された内容はそのまま
ここで公開する。無論、改竄などできるはずもない。また、その議論がいかに白熱しよう
とも、言論行使以外のいかなる手法にも頼らない。これだけ条件を整え、宣言までした
反論権のどこが身勝手で、何を振りかざしているというのか。私には理解し難いもので
ある。

私は、他のネットワーカーに対して、そんなことは求めないが、少なくとも、訴訟を戦い、
奮闘され、論文も書き、ネットワークについての著作をまとめられたWAKEI氏は、どれだ
け私と対立することはあっても、この人は「フェアな方である」この問題がおこるまで私は
そう考えていた。そうではなかったというのが、私の最大の驚きである。

彼らが主張したのは、あくまでも「非公開の場で処理する」ということであった。では上述
した私の主張を踏まえて、それでも「非公開でなければならない」理由を論理的に説明
できる者が誰かいるのかと、私は思っている。知る権利というものがどういうものか、事
実に即した反論を行う際に、それらを把握しなければ反論など不可能なのである。

Cookie氏の「非公開運営会議室」の開示について、相手方の弁護士から「新たな名誉毀
損の対象になる」と通達され、憤った者たちが、事がいざ自分たちのパティオのことにな
ると平気で沈黙してしまう。実に見苦しい。見苦しいという他はない。

こういうことを「フェア」だと思っているのかと考えたら、私はこれは徹底的に戦うべきだと
判断した。物事を「はっきりさせる」「はっきりさせることによって次のステップに進むとい
う段階的な思考が出来ないというのは、困ったことでもあった。

で、挙句、tty氏は、溜飲が下がらない(下げたいというのであれば、いつでもどうぞ、その
準備はしているのだから)せいか、フォーラムで通常の活動をしている会員を敵呼ばわり
する。子供っぽいというか、幼稚というか。感情の抑制ができない。

何を学んだかといえば、残念ではあるが、niftyというプロバイダは、危機管理ということ
について、認識が甘すぎるということである。元々、この程度のやりとりで時間がかかり
すぎるし、会員間が共に存在する場でのトラブルとは性質が異なるという今回のケース
を殆ど理解できていない、ということである。自己責任で解決するもなにも、こういう状況
では、すなわち訴訟支援の部屋の面々が、事実関係の説明もせず、要請を拒否する、
理由も示さず、せいぜい、フォーラムで「敵」などと遠吠えしかできないようでは、現実問
題としてはどうしようもない。「言論による解決を目指す」者と「言論による解決ができな
い場合もある」というような、ご都合主義が存在するということである。これは私の今後
の教訓としたい。それと、私は私で手続きを重視し、法の持つ精神も含めて、それを、
重視することは忘れてはいけないというスタンスを自身で再認識できたということであ
る。

更には「個人の名誉」を回復するというのは、なかなか簡単なことではないということで
ある。このことによってWAKEI氏やtty氏、著美氏の「名誉が守られたかどうか」それは
私の知る由もないことではあるが。

あと、こういうやりとりをきっかけに、私のプライベートな面々で「プロバイダ責任法」と
いうものを、考えていこうという機運が高まりつつあることである。私にとっての楽しみ
のひとつであることは言うまでもない。





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