年明け早々だったか、大学時代の友人、数名と呑む機会に恵まれた。参加者のひとり
の奥様が、たまたま「富士通」の派遣社員という職にあり、酒を傾けながら、so-netと二
フティの統合問題について、話をした。もちろん、末端の社員に、事の真偽などなかな
か伝わらないのだそうだが、後日、彼女の知り合いという方から、私宛に一通のメール
が届いた。「フォーラムのスタッフ有志が何人か集まって「宴のあと」(フォーラム廃止が
もし決まったとして)をどうするか」という雑談の会に出ないかというお誘いを受けた。
別に断る理由もなく、一方では「既にそういうことを想定して、色々と思いを巡らせてい
る」スタッフ、SYSOPの「問題意識」がどんなものか、関心もあり、出てみることにした。
私が発言したことのあるフォーラムはひとつもなかったが、皆、考えていることは、いた
って真面目であった。「なくなると告知されてからでは、何も準備などできない」というの
は、まさに、そのとおりである。
参加者全てに共通した「意識」というものが存在した。
「一度、解散してしまえば、その瞬間にスライドできる環境を整えておかないと、参加者
(会員)はばらばらになってしまう。その参加者を場に引き戻すことは大変」というもので
あった。それぞれのフォーラムには、どういうものであれ、培ってきた「コミュニケーショ
ン」の財産というものがある。場所によっては、確かに消滅させるには、あまりに惜しい
ものが存在する。so-netが「フォーラム事業」を継続してくれれば、それはそれで問題は
ないのだが、仮にそうなったにしても、統廃合の可能性はどうか。ニフティがフォーラム
を解体することによって、会員はどの程度離れるのか、離れたとして、その損害は回復
できないものか、今のフォーラム事業部の人件費はどの程度か、そもそも統合したとし
て雇用関係はそのままスライドするのか(リストラはしないだろうということで意見の一致
をみる)話が多岐に渡ったことは、言うまでもない。
ただ、ひとつはっきり言えることは、niftyというプロバイダには「パソ通、フォーラム」とい
うかっての「目玉」を知っている者、愛着をそこに覚える者は、もういないということであ
る。山川常務は、既にニフティには、もういない。事業なり、組織というものは、それを
「強く守りたい」と考える者がいない限り、解体というよりは、何とはなく自然死してしまう
ということは、よくあることである。
「ではどうするか」という話になる。ここからは技術的な問題も含めて、それはそれは面
白い話になったのだが、参加者が自治的に管理することを、どれだけ定着させるシステ
ムを作れるかということに尽きるのである。つまり、so-netが「負担すべきもの」をどれだ
け軽減できるか、という話になる。そのためには、個々のフォーラムルールが会員規約
とイコールになるような期間が必要になるだろうということ。それぞれが、課題を与えられ
来月、これを持ち寄ろうという話になる。あとは酒宴。このときのメンバーは、話が一段
落するまで、全員ノンアルコールだった。
「花田さん、えふしそをよしんば存続させたところで、何もいいことないじゃないですか」
という質問を受ける。「そうかなぁ。私はこのフォーラムで、ネット上でも多くの方と議論
する機会に恵まれた。実際に、多くの方に出会うこともできた。今日、フォーラムを離れ
た方々の何人かともプライベートに“やりとり”をすることができた。こういう「場」がなけれ
ば、おそらくは決して出会うことのなかった人々ばかり。人間が人間というものと出会う
ことの醍醐味の一端が、FSHISOに限らずフォーラムにはあるのだから」
そういうものは、匿名掲示板では、なかなか味わうことができない。私はそう思う。
議論は議論として、その醍醐味も含めて、楽しめばいいし、交流や出会いの場は、それ
はそれとして、自由に満喫すればいい。ただ、そういうものは一丁一日にして醸成される
ものではない。こういうことを書くと「オフ呆け」などという批判が飛んでくるのだろうが(笑)
一体フォーラムに参加する人間が、何かのきっかけで「酒を呑む」ということの何が悪い
のか、私は今でもわからないし、例えば、人前に出るには、些か自身が抵抗を感じるほ
ど「無様」な振る舞いをしたからといって、そんなことは誰の責任であるはずもない。
最後になるのかならないのかはともかくとして、次回のオフは、私がもう一度、幹事をや
ってみようとは考えている。
さて、ひさしぶりに苺BBSをみたら、以下のような発言があった。この発言がFSHISOの
polo氏の発言であるかどうか私にはわからない。また、さしたる興味もない。
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10: polo 2002/01/24(Thu) 01:01
>1さん
あのシトがセンタメ公開するまではこの板閉鎖はなしね。
なんかウヤムヤにしようとしてるんじゃないかなぁ?? あのシト。
別の場オウム作戦失敗で、センタメ恫喝作戦は失笑を買っただけで…
結局なりふりかまわずえふしそに舞い戻るのだな。
あらたな「攻撃」?が猥褻表現のアップに対する削除、保留判断について問う事だとは。
自己責任でアップすれば良いだけじゃないのかねぇ?
書いてもいないものの判断や見解を求めるなんてイヤガラセと変わらない。
はやくセンタメ公開しないかなぁ。
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「書いてもいないものの判断や見解を求めるなんてイヤガラセと変わらない」
なるほど、SYSOPがこれを読むと泣かんばかりに喜ぶのかもしれない(笑)
事実だけ記しておこう。
SYSOPは「高裁判決」を覆すかのように「新潮45」のノンフィクション記事を、おそらくは
読んでもいるわけもなく、しかし、書く以前に、私を退会処分にした。これは事実である。
これは、SYSOPの見解があった上での判断である。つまり、SYSOPにはこういうことも
できるのである。自己責任で登録したところで、それを削除されれば、議論などそもそ
も形成できないということ。そんなものは無駄でしかない。だから事前に確認をする、そ
れだけのことである。手続きといってもいい。
別に私の「センターメール」に関する件など、うやむやにするつもりは全くない。というか
うやむやにする必要がないのである。隠す必要も、もちろんない。センタメ公開を望む
という、いわば「露骨な好奇心」に対しては、要約という形になるだろうが、きちんと示し
て「あげよう」と思っている(笑)
まぁ、1ヶ月、返信がないというのも、ゆっくりした話だとは思うが、これでは会員によっ
ては、拗れてしまうであろうというのも、わからなくはない。会員規約というのは会員のた
めの規約であることは言うまでもないが、どうも規約を読み込むというか、それを元に、
きちんと、自分で考えてみるということをぜひお勧めしたい。まぁ、もうしばらくはのんび
りと構えてみるが(笑)
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