17日以来、苺ちゃんねるをみていない。FSHISOはダウンロードするだけで、ろくに読めて
もいない。9番の松田氏へのRESや、20番の課題、ティモ氏や紫野さんの発言も、殆ど、
頭に入らず、不義理をしてしまっている。
実は、大分で私が仕事をしていたときに、最も一緒に仕事をし、酒を呑み、遊んだスタッフ
のひとりが「失踪」してしまったのである。かなり以前から、連絡がとりにくい状況にあった
のだが、オフィスも閉鎖同然となり、自宅も不在、必要な書類や関係資料などは、それぞ
れに「送り返してきた」ということになると、その律儀さが「失踪」という事態と正直、あまり
結びつかない。氏が持っていた携帯電話だけは、こちらが「番号非公開」でかけると着信
拒否となるが、私が普通にかければ、ちゃんと呼出音はなる。ただ、私は氏の声を未だ
に聴くことができない。
あてもなく、過日、飛田新地を歩いてみた。日本最大の「遊郭の名残り」が、ここにはまだ
残っている。賭博場もあれば、当時の建物をそのまま残した料理屋もある。置屋に挟まれ
た小料理屋で、酒を呑んだ。どうにも辛くなってしまう。
「大分にいる」「いや大阪に行ったようだ」「朝方、自由労働者の人たちとベンチでうずくまる
ように寝ているのをみた」
ありとあらゆる関係者から情報を収集した。色々な話が集まってはくるのだけれど、どれも
確証はない。思わず言葉を失うような内容のものもあった。
携帯だけは「生きている」ことがわかる。私が赴任したときに、前任者の引継ぎを補って余り
あるものがあったし、議論に議論を重ねて徹夜になることもあったが、ここ一番というときに
は、素晴らしい力量を発揮してくれた。
こんな心境のときには、ネットで何かをしようという気にはならないものである。神経が昂ぶ
っているから、あまり眠れもしないのだけれど、さすがにネットに向かうのは辛い。
いずれにしても、来週以降まで、この「現実」に専念することになる。
私が、できることを、ここ数日、懸命に模索してみたい。
|