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徳は理を為すの本なり。



モナー画に「花田盛」というのがあって笑ってしまった。
オフ会のときに、焼酎のラベルだけ差替えて、差し入れしてみようかな、などと考えてしま
う(笑)

「ヤクザ説」「自我」「正義」.....。色々な言葉が飛び交っている。そういうキーワードに基いて
今日は書いてみよう。

「正義」とは何か。というと、正直なことを言えば、私にはそれを定義することは不可能である。
別に、自分自身、ここで展開している方法、手法が「正義」であるか、ないかなどということは、
考えたことがない。

ただ「はっきりさせよう」ということだけである。曖昧なものを残したくないし、自分を誤魔化すな
どということもしたくない。「自己責任とは何か」「反論権とは何か」「言論の自由とは何か」そう
いうことを、全部、この場ではっきりさせようということは、考えている。

相手の反論権も認める。公平な環境を構築する。言論には言論で解決する。正々堂々と主張
する。そういうことによって、問題がはっきりするからである。それを一体、限られた、閉じた場
をあれだけ望むという理由が、私にはわからない。

「惻隠の情」という言葉がある。ロッキード追求に手をゆるめない三木武夫首相に対して、時の
椎名副総理が放った言葉だ。つまり、三木には「惻隠の情がない」のだと。

ここから「三木おろし」が急速に加速するのである。このHPをはじめて、そう2ヶ月くらい経過し
た頃だったろうか。「花田さんの言うことはわかるけど、惻隠の情に欠けるのではないか」と私
に意見した方があった。

「発言も提出するわけでなし」「その背景、真意を語るわけでなし」「経過を説明するでなし」「その
事態を当事者・関係者がどう考えて、いかに対応したか、という説明責任が果たされるわけでな
し」これで、惻隠の情を示すなどというのは、あまりに失礼なことだと私は思っている。

田中角栄氏は、ロッキード公判において、終始、無罪を訴えた。それを考えると、椎名がいうよ
うに果たして、田中角栄は「惻隠の情」など、本当に望んだのだろうか。これ自体、非常に日本
人的なものでもあり、それで何とはなく曖昧になってしまうという「道具」にもなっているのだが、
その結果、核心はどこにあったのかというものから、実は遠くなってしまう。

tty氏も、著美氏も、純氏も、この訴訟支援を行ってきた。支援されたWAKEI氏は「私たちはフェ
アに物事を進めていくのだ」と、そのことを力説した。その言葉に嘘がないというのであれば、
「それが自分たちを直撃する出来事になったからといって掌をかえすようなこと」はできないは
ずである。はっきりさせたいということの中には、もちろんそういうものも含まれている。

もし、WAKEIさんが、今回の件に関して「自分を支援してくれた者を守る。だから花田の要求に
は応じない」と、それが情の部分においてあるのであれば、これまた、はっきりさせてほしいと
思っている。それならばそれで「ああ、そういう人であったのか」と私は判断することができる。

何もはっきりしているものが、実はない。それであれば、はっきりさせるために、私もまた色々
なことを考えなければいけない。法的手段を講じない限り、相手の名誉を回復させないなどと
、いくら何でもそういうことを考えているわけはないと思うのだが。

それを他者が正義と呼ぼうが、残酷と呼ぼうが、そういうことに私は関心がない。

議論すれば傷つくことはある、自分の言論に関して、どれだけ窮地に陥ろうとも、それを救う
ことはないというのが、WAKEIさんの思想であり、理念でもあろう。そういう方に対して、いら
ぬ妥協などすれば、必ずそれは、よからぬ誤解を生むことになる。

ヤクザ、任侠の精神というのも、これまた当たっていない。わかりやすく、被支援者であった
WAKEIさんを「親分」とするなら、子分であった時代、私は、親分の気持ちがわからないこと
は何度かあった(笑)こういう子分は失格である。親分や、親分衆が「親分が白というのだか
ら、たとえ「黒」「灰色」にみえてもそれは「白」とみなさなければならない」などという考え方に
も、これまた、ついていけなかった(笑)これでは「子分」とは、とても呼べるはずがない。

「自我の肥大」というのも、あまり、よくわからない。ごく人並みの自我ではなかろうか。
別に感情に走るわけでもなく、場の峻別も、売られた喧嘩以外は、わきまえているつもりだ。

で、ひとつお知らせしておこう。

明日、明後日は、外出する用事も多く、9番会議室にHAJIME氏とやりとりした文献を読む
こともあって、ここには書き込まない。アクセスデータをみると、コンスタントに1日20回〜40
回以上、アクセスしてくださる方がいて、それはそれで大変だろうなと思うからである。

無駄なアクセスになるというのも、申し訳ないような気がしたので。





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