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闇(笑)からの一撃さんへ。



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対応早いですね(汗; 投稿者:闇からの一撃  投稿日:10月30日(火)05時22分46秒

>(「信一郎千本桜」なんて書かれましたし)
あれは名文でしたね。
ちょうどマジメにFSHISOを読み始めた頃だったかな。(笑

>実は、私は私なりに勝手な推測をしていたのですけれど、まぁこういうのは当たらない
>ものではありますね。

私は野次馬ですので推測が外れても気楽なものなんですけどね。(爆)

ま、気楽ついでに勝手な推測でも書いておきます。
勿論外れてるでしょうけど、まあそれは笑って流してください。


花田氏が途中まで参加していたという出版推進室でのトラブルって結局のところ、こんな
ところだったんでは?(笑

・Nifty社はCookie原告の宣伝に対する「逆宣伝」は行わない、戦線不拡大策を採用
・WAKEI氏はNifty社の指示に従って表立った(というか目立つ)行動を規制されていた
・という訳で「判る人だけ判ってくれれば良い」「極端な話、裁判官にさえ伝われば良い」
とゆーいかにも「マスコミ受けしなさそーな戦略」を採用することに
→「どー考えても売れない本」を製作(救済出版から出すような“論文集”みたいな(苦笑)
・花田氏としては「マスコミ受けする、売れる本」が作りたかった
その為には「一方的な主張」のみではなく「双方の主張」を入れた本を作る必要があるという
示唆があった
・WAKEI氏の方針では「一方的な主張」のみを含む本=プロパガンダを作るのがそもそもの
方針

これがまず第一の対立の原因。
第二の原因はこれに関して「花田氏が原告側と接触を持った疑い」が持たれた
これに相前後してseitan氏が追い出された

こんなところじゃないんですか?
実際に花田氏が原告側と接触したり情報を漏洩してたりしたかどうかは知りません。というか
知り得ないですけど。
seitan氏がどういう経緯で追い出されたかも知りませんしね。
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哭きの竜さんの「FSHISOレポート」というのは、私も面白く読ませていただきました。
もちろん、全て「ご名答」というわけではありませんでしたが、概ね、鋭い指摘でしたね。
今年の1月、哭きの竜さんにお会いしたときに「FSHISOを全部読むというのも大変でしょう?」
とお訊ねしたら「いや、10番だけです。そこから波及した場合に限って別の会議室をウオッチ
するんですよ」とのことでした。笑ってしまいましたが。

ここ数日の「苺」では、みなさん殆ど「妄想全開モード」になっていますので、私はひたすら苦笑
するばかりだったのですが、闇一さんの?は、事情をご存知ない方にしては、当然こういう疑
問もあるだろうという内容ですので、きちんと回答させていただくことにしました。

>・Nifty社はCookie原告の宣伝に対する「逆宣伝」は行わない、戦線不拡大策を採用
>・WAKEI氏はNifty社の指示に従って表立った(というか目立つ)行動を規制されていた

というのはそのとおりです。宣伝というよりは一切マスコミには喋るな、反論するなみたいな感
じでしたね。真実は、きっといつかは自然に伝わる、みたいな(笑)

>・という訳で「判る人だけ判ってくれれば良い」「極端な話、裁判官にさえ伝われば良い」
>とゆーいかにも「マスコミ受けしなさそーな戦略」を採用することに
>→「どー考えても売れない本」を製作(救済出版から出すような“論文集”みたいな(苦笑)

ここは違うような気がします。事実に基いて、きちんと反証するというスタンスは最初からあ
りました。当然、訴訟関係者、裁判官にも読んでいただきたいという前提はあったと思いま
すし、彼らが「読むに耐える」きちんとした内容のものにしよう、ということでしたね。
売れるとか売れないということは「二の次、三の次」だったと思いますし、それはそれで別に
問題だとは私自身、思ったことはありませんでした。

>・花田氏としては「マスコミ受けする、売れる本」が作りたかった

売れるか売れないかといえば、それは売れた方がいいとは思っていました。そのためには、
まず「こういう本が出た」ということを広く世の中に知らしめることが大事だと考えていましたね。

大手の出版社ですと、自社の月刊誌や週刊誌に「新刊広告」というものが出ますし、当月の
新刊案内(出版物にはさみこまれますね)にも紹介されます。独自に新聞広告も打ちますから
そのことによって「知る人」は沢山でてきます。そうなれば、書評に取り上げられる機会も増え
ますし、広く知られれば、そこそこ売れると思っていましたし、ムーヴメントは仕掛けていけば
できなくもないと思っていました。後、文庫化するということも考えてのことですが。

そもそも、書き手は「印税」など求めていませんでしたから、出版社には、その分、出来る範囲
でPRのお願いをしたいということは思っていましたね。

>その為には「一方的な主張」のみではなく「双方の主張」を入れた本を作る必要があるという
>示唆があった

というようなことは全くありませんでしたね。ただ、前にも書きましたが、編集者は「事実関係と
同時に人間のドラマ」のような内容を求めていた面があったのではないかと、今ではそう感じ
なくもありません。

別にこのこと自体は「対立」ということには全くなりませんでしたが、出版の執筆者をどうするか
という段階で「LEE氏が加わらないのはどんなもんだろうか」という話は出ましたね。立派な当時
者ですから。少なくとも「引き起こした面」は否定できないわけですから、LEE氏が何も主張しな
いというのは、読み手からみると違和感があるのではないかということです。
ただ、支援の会も「WAKEIさんは支援するがLEE氏の支援となると、それは別の問題」という意
見もありましたし、LEE氏が参画しないから、出版そのものができない、必要ではないというも
のでは全くありませんでしたので、そこで停滞しても仕方ないから、これはもう割り切りましょうと
いう考え方でした。私は。

>・WAKEI氏の方針では「一方的な主張」のみを含む本=プロパガンダを作るのがそもそもの
>方針

一方的な主張とは思いませんね。事実に即した記述ですし、その当時、原告側からの抗議があ
るやもしれぬという想定は当然ありましたから、そのあたりはかなり神経を使いましたよ。
抗議があったら、更に完璧に反駁できるようにしておく、ということは書き手の方には常にあった
と思います。憶測とか推測で書いたという面はなかったと思います。

>第二の原因はこれに関して「花田氏が原告側と接触を持った疑い」が持たれた
>これに相前後してseitan氏が追い出された

seitan氏が推進室に参加していた時代のことですが「和解の可能性」といった話が出たことがあ
ります。で、私は、この場でWAKEIさんにそのことを直接訊ねました。「和解という方向に応じる
用意はありますか」と。

WAKEIさんからの回答は「相手が話し合いたいということであれば、それはいつでも応じるしそ
のことを拒否したことは今日まで一度もありません」という趣旨でした。

私はこの発言に接したときに、これは「WAKEIさんの側から話し合いを呼びかける」というもの
では「ない」というものを感じましたので、原告側と接触をするなどということは、全く考えもしま
せんでしたし、そんなことを私がすべきことではないとも確信しました。原告ならびに原告サイ
ドから、私に対する何の働きかけも一切ありませんでした。これも当然だろうと思います。

seitan氏に関しての排除問題については、以前、このページに書いたとおりです。
個人的には、原告は特に高裁では、弁護士にまかせっきりで詳細な打ち合わせとか戦略とか
協議の場などというものは存在しなかったんじゃないかと感じますね。





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