「2ちゃんねる」で、かって「FSHISOの花田」が批判されていたことがある。
あるとき、私の「出自」の問題について、二重の意味で「これ以上はないという悪意に満ちた」
発言があった。私が「匿名掲示板」に対して、きちんと反論、説明するという必要を感じた最
初の出来事である。
「2ちゃんねる」の他の発言者からも、その発言には厳しい批判が加えられていた。
しかし、だからといって、私が「黙っていればすむ」という性質のものでもなかった。私が知った
以上は、ということである。
例えばこのとき、私がその状況をSYSOPに訴え、対処を求めたとしようか。
結論からいえば、そういう出来事に対して、FSHISOのSYSOPは対処、対応する義務はない。
それは「2ちゃんねるの発言者」と「FSHISOの花田」と、更に大きく捉えるならば2ちゃんねるの
管理者である「西村博之氏」ぐらいである。私は、西村氏に対処を求めるという選択肢は最初
から棄てていたから、それは全く考えなかった。
もし、それがFSHISOの発言として「その場」にあれば、それは「FSHISOでおこった出来事」であ
るから、人によっては「運営問題」にするかもしれない。しかし「2ちゃんねるの発言者」と「FSHIS
Oの花田の問題」をFSHISOの運営問題にする、いかなる理由も存在しない。
実際、このときに「運営問題にすべきだ」という、はなはだお節介な発言も5番会議室には残って
いる。私は全部突っぱねた。「当事者の私はそんな気は毛頭ない。したければ、あなたが勝手に
すればいいだけのこと。私は一切そこには関与しない」ということである。
そういう問題について、対処する義務が存在しないものを、持ち込まれても運営側にとっては、そ
れは迷惑なだけである。このときに、私が選択したのは、私にとっての最も効果的且つ有効な反
論を行う方法を、当事者である私が考え、実行するということであった。
今でも、それは有効に機能したと思っている。
例えば、苺ちゃんねるで花田が叩かれる。「それは違う、あれは捏造、これも嘘、当該スレッド
はFSHISOの少なくない会員が巡回されていると想定され、そのような場に、私への批判が延
々と綴られることは、FSHISOの花田にとって、甚だ不利益である。何とかしてくれ」
こんなことをFSHISOの運営に持ち込めば、持ち込んだ側の非常識ということになる。
そういう区別というか、場の峻別がないと、それこそ運営側は何でもかんでも不眠不休で対応
しなければならなくなる。そんなことはできるはずもなければする必要もない。
今回の「訴訟支援の部屋」の会員と私の問題というのは、たまたま、tty氏とか著美氏という、
FSHISOの運営責任者ならびにスタッフが、関わっているというだけで、何もそのような発言を
両氏がFSHISOに残しているわけではない。例えば2番とか4番で、両氏が同様の発言を残し
ていれば、FSHISOを巡回している私は、そこで適宜、反論すればいいということになる。
FSHISOで発言していないものをFSHISOに開示を求めるなどということは意味がない。従って
当事者である私は、そういうことをFSHISOで求めるつもりなどない。FSHISOの運営問題では
ないからである。
では、ここから「非公開会議室で行われた発言だから、非公開会議室への参加者にしか責任
を負うべき筋合いはない」ということになるかといえば、これはならないのである。そこで私に
対する不当な言及、誹謗中傷侮辱があり、それを私が知った限りにおいては、発言者は当然
私に対する責任が生じる。当たり前のことである。しかも、それは、私のHPに対する言及であ
る。ならば、私の有効且つ効果的な反論の選択として、それを相手の反論権を100%保障す
るという条件で、公開の議論を行うことは、何ら問題はない。言及された側がそれを求めてい
るのだから。さきほどまでniftyに送信する要望書を推敲していたが、niftyが、これを「無視」で
きるとは、私は益々考えなくなった。
別に私以外の会員が、この件を10番で行うことについて、そもそも私は止める権利などという
ものはない。確かまめちゃんだったか、どこに何をどう書くという自由はある。それを私は認め
ないなどというつもりもない。
しかし、私のスタンスについては、もう一度、ここで整理しておく必要を感じたので、改めて残し
ておくことにする。
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