評論するページ

勝者と敗者という問題。



ドチャットに「花田が勝負に出た」「何を勝負し、何を得ようとしているのか」という趣旨の発言が
あった。
そもそも、最初から「勝負しよう」などと思っていない。私は「はっきりさせよう」と思っているだけ
のことである。おそらく、私に言い分があるように、tty氏や著美氏、WAKEIさん、純さんにも言
い分があるだろう。それを堂々と、公の場でやりましょう、ただ、それだけのことである。

私は、既にこの「訴訟」の支援者という立場にはない人間である。そんなことは、彼らも百も承
知していることだ。支援者でもない者に対して「出版推進室」という閉じた場でしか議論に応じな
いなどというのは、所詮、彼らの都合である。どう考えても、それに私が合わせなければいけな
いという道理はない。

苺ちゃんねるの「えふしそ板」に「社外秘云々」というコメントがあった。少なくとも私は、企業に勤
めるようになって、個人に対する誹謗、中傷、侮辱、捏造を「社内秘」扱いしたような文書というも
のをみたことがない。企業の戦略、施策、方向性についての「社内秘文書」はあっても、である。

ただ、社内機関誌に「FSHISO訴訟」の問題が取り上げられたことがあった。厳密に言えばこれは
「社内秘」ではないが「社内限」の文書である。一読、明らかに事実とは異なる識者の主張をそこ
にみつけたので、私は担当セクションの了解を得て、それをWAKEI氏に送付し、一方、そのセクシ
ョンには「次号にWAKEI氏の反論の機会を確保するよう」交渉したことがある。当該セクションは、
幸いにして「反論権を封殺するような」愚かなことはしない部署であったので、そのWAKEIさんの文
書は、次号に掲載される運びとなった。「これはあくまでも社内限の機関誌であって、それを外部
の人間に閲覧することなどまかりならん」などとアホなことを言われなかったことは、幸せなことでも
あった。

おそらく、彼らは、私が「訴訟支援の部屋」の文書群を「公開しない」と確約すれば、当該文書を私
に送付しただろうと思われる。そういう意味では「社内秘」としているわけでもない。大体、私のHPに
対する、或いは私に対する誹謗、中傷、侮辱なのだから、当事者である私が公開を望まないという
のであればともかく、私自身が「公開を望んで」彼らがそれを拒否する、拒否できる根拠などというも
の自体が、そもそも、彼らの都合でしかない程度のものである。私に対する「公開」というよりは、彼
らは、苺ちゃんねるの「名無しさん」に「訴訟支援の部屋」がそういう「うさんくさい場」に変容していた
ことを知られたくない、みられたくはない、そういうことではないかと推測している。

tty氏は、この情報が流失したことを確認したあと、訴訟支援の部屋で゛「犯人探し」を行っている。
犯人を特定し、その人間が訴訟支援の部屋を退会するなり、或いは管理者が処分を下すことによっ
て「訴訟支援の部屋」としての、組織的一面は保たれたのかもしれない。しかし、はっきり書くが、一体
「その原因を作った人間なり、そういう土壌を生み出した醜悪な環境、ならびにそれらをおそらくは放
置した人間が」何故、そういう情報が漏れたのか、そこに参加することのない会員の誹謗中傷侮辱と
いう行為に対して一片の思慮もなく、犯人探しに狂奔する。そして犯人をみつけることによって、あた
かも、自分たちの行為は正当であったかのように繕う。私からみれば、こんな欺瞞はない。もっという
なら、彼らにそういう権利などないと私は思っている。

そうではないというのであれば、彼らがその情報開示を未だ、私に拒む理由というものを明確に示す
べきである。そもそも、ああいう発言が出現するということ自体に「自治」などというものは、残念なが
ら既に失われているのだし、それに対して、おそらくは適切な処置もコメントも誘導も残されていない
のだろうから、それは一体何故なのか。WAKEIさんの運営方針が変わったというのであれば、それは
それでいい。では何故変わったのか。ここでの出来事に、訴訟支援者、ならびに被支援者は何一つや
ましいことはないというなら、それは公開の場で、ぜひ議論に堂々と応じればいい。やましいことがあっ
たというなら、それは誤りは誤りとして、素直に認めるべきであると私は思う。まぁ、今日に至るまで、そ
ういうコメントは、私には全く寄せられていないから、彼らは彼らで「自分たちに非はない。自分たちは、
正しい、落ち度などない」と、彼らは彼らの論理で100%、そう考えているのだろう。

WAKEIさんと私は、FSHISOで、特に運営面でも、多くの議論を行ってきた。私とWAKEIさんの間では、
「互いにはっきりさせるまで」議論に時間を費やしてきたという面がある。自分たちのやった不始末くら
いは、自分たちの責任で、きちんと対応してもらいたいものである。
私は、FSHISOで、この議論を一切やらなかったし、今後もやるつもりはないということを再三に渡って
述べてきた。T.T.グッチ氏が、事例として、この問題を出した際にも、私はそのことを再度表明した。場
の違う問題を、FSHISOでやらなければいけない理由というものが存在しない。

従って、例えばWAKEIさんが、江合氏のコメントの「ま組」云々に、関わらないというのは、それはそれで
妥当な話でもある。ただ、当該発言を私が提供された、つまり私の「知るところとなった」時点で、既に私
のいない「訴訟支援の部屋」だけで、問題は片付かなくなっている、ということぐらいは自覚していただき
たいと思っている。私もまたWAKEIさん同様「自分たちが引き起こした発言なり不手際について、彼らの
評価がどうなろうとも、そんなことを助けるつもりもなければ、斟酌するつもりもない」からである。私は、
WAKEIさんが、そんな甘えたネットワーカーであったなどと考えたこともない。

FSHISO4番会議室でのWAKEIさんの「最終発言」に接したとき、私は誰の唄だったか「知っているのに知
らぬふり」という一節が脳裏に浮かんだが、まぁ、それはいい。勝ち負けではなく、はっきりさせるというこ
とについて、実は、こんなに手がかかるとは正直、思ってもいなかったが、控訴の有無が100%確定した
段階で次のステップにうつりたい。

最後に反論から以下、引用しておこう。私は、この部分を再読して、正直、絶句してしまった。

:ネットにおいてより良き生を求めるならば、そういった他者の目が働いている場所にいくべきである。
:それがネットの暗部を避ける最も確実な方法である。
(「ネット社会の暗黒を克服するために」tty氏記述 「反論」より引用)

「訴訟支援の部屋」を当事者がいないことをこれ幸いと暗部にしてしまった会員が、ぬけぬけとこういう
ことを語るのである。ぜひ、他者の目が働いている場所に、出てきていただきたいものである(笑)





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