掲示板にpolo氏の「反論」が再び掲載されていた。今度は「報復(??)」という新しい
キーワードが示されている。これもなかなかに興味深い。
氏の議論のスタイルというのは、なかなかに面白いものがあって、この原因となっ
た「発端」について、氏自身がどう考えているのか、という論点は未だみえてこない。
「別の場」論で、それが示されるということであれば、大いに期待したいと思っている。
それは、どういうことか。
非公開の場所で、しかも当事者がいない空間で、誹謗・中傷発言を行い、そういう事実
があることを知った会員に対して、当該会員に対する発言そのものの提出。管理者や
実質上の主宰者からの経緯・対処説明が全く行われないという「対応」それ自体を「是」
とするのかどうか、ということである。
もちろん、私は「是」としない立場である。もし、これを「是」とするならば、今回のように、
管理者自らが「patioの性格」を規定し、その前提が瓦解しても、或いは、そのような場所
で当事者のいない「誹謗・中傷」が、どれだけ行われても、ある意味「当事者がいるわけ
でなし、まぁ、いいや」という、およそ、議論するフォーラムのSYSOP・SYSOP経験者とし
ては、全くいいかげんな対応に終始することを、彼らは是認したことになる。そして、この
関係者が「いない奴の悪口などというものは、どれだけやってもいいし、そんなものが当
事者の知るところとなったにしても、それは本人のいない場所での悪口雑言中傷なのだ
から、アカウンタビリティ(決して謝罪ではない)も何も関係がない」という思想の持主だと
いうのであれば、そのことを「はっきりさせてくれ」というのが、私の主張である。
そうだというなら、こういう考え方の持ち主の「自己責任」や「反論権」「アカウンタビリティ」
などというのは、空論の嘘っぱちでしかない。評価というのは、本来、自分たちにこの問題
がふりかかったときに、どう対処するかで事が決まるのである。彼らは、私に対して一切
の説明も、関連情報開示も拒絶しているのだから。
>単なる権利放棄でしかありません。要求して却下された事実が無い以上、
>大騒ぎする資格はありません。
別に「大騒ぎ」などしていませんが。私自身が「要求してもそれは筋が違うし、私が逆の
立場でもそういう要請には応じないだろう」としているものを、要求する道理がないとい
うことです。少なくともWAKEIさんと純さんが示したものは「それは出版推進室で議論す
べきだ」というものでした。それは、私は拒否しましたし、その理由は既に示したとおり
です。
>それはそれで一つの見識であり、評価はできます。
>現実的な対処であると思います。
という方法を選択・要請したにも関わらず、今日まで、彼らは、その要請に全く対応して
いないという事実があります。それは、ここにきちんと書いておきましょう。
>「反論する権利」の話をしているのです。「非公開」が権利の行使を妨げる
>ことはありません。したがって「公開の場で反論する必要」などありません。
>大体、「情報の伝播から防衛する為に公開する」ってどういうこと??
反論する権利というものを、私はそれが言論で行われ、しかも、そのことについての相手
の反論権は認めるものである限り、どのような方式がとられてもいいし、そこまで含めた
ものが「反論権の範疇」であるという解釈をとりますので、ここはpoloさんとは平行線でし
ょうね。情報の伝播から防衛するというのは、それこそ、今、こうして書いている間にも、
例えば「支援の部屋」の関係者が、その発言なり、内容なりを、他のネットワーカーに対
して話したり、流通するということは有り得る話です。それを私が何かのことで知ることが
あったときに、私が彼らの何をどう批判し、彼らは私にどう対応したかということは、彼ら
が「アクセスすればみることができる」という環境を構築しておかなければならないという
ことです。それがわかれば、事実として、どちらに問題があるかは歴然としますから。
私は彼らの支持政党を知りませんし、また、彼らがどういう政党を支持しようとも全く関心
はありませんが、彼らの体質というものは、日本共産党の党運営に似ているなぁと思って
いましてね。そのことは改めて書いてみましょう。
>私的な空間の発言ですから当事者以外に「開示しない理由」など必要ありません。
>「東芝事件」は客もメーカーも空間の共有者ですし、PR誌云々はそもそも公開の
>場でおきた事件ですから例にはなっていません。
私を誹謗中傷した「事実」があることは明白ですから、その発言を私は「知る権利」が
あります。誹謗中傷された私が「開示」を拒むならまだしも、私自身が公開を望んでい
るのですから、それを拒否はできないと思いますね。
東芝事件にしても、PR誌の問題についても、あれは反論権の範囲・範疇ということで、
例示したものです。さて、いよいよ、ここが興味深いのですが。
>違います。花田さんは「報復の方法」について正当化を計ろうとしているだけです。
ここでいう「報復」というものについての、poloさんの定義を示してください。私が何故、
公開したかといえば、フェアにやる、そのための反論の方法、行われたことへの批判
という点がありました。
>「権利の保証」や「権利の行使」というものは規則等によって制限を受けるものであ
>り、各人の恣意的な判断で行われるものではありません。必要な手続きを怠っている
>のは花田さん自身ですし。
これだけ手続きを重視し、事前に事実上の主催者に事実確認までとっているのですか
ら、これ以上の手続きは、私には思い浮かびませんでしたね。で、規則によって制限を
受けるとありますが、このHPでの公開が、いかなる「規則」によってどういう「制限」をう
けるのか、これまた、私にはさっぱりわかりません。そんな規則や制限は「ない」と思っ
ていますよ。
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