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「FSHISO推進室」と「訴訟支援の部屋」



現在「FSHISO出版推進室」と「訴訟支援の部屋」というものがある。で、私は「FSHISO出版
推進室」のアクセス権を有している(しかし、もうアクセスする気は全くない)が「訴訟支援の
部屋」という場所にはアクセスすることは不可能である(しかし、それはそれで別に不満とい
うわけでも全くない)

で、私は、出版推進室の人間で、何人が「訴訟支援の部屋」にアクセスしているのかという
ことを知らない(そして知る必要もない)

ただし、こういうものが、何故ふたつもできたのか、ということについてここでは説明しておく。

一言でいえば「FSHISO訴訟推進室」のある会員(著美氏を指す)を巡って、私とWAKEIさんや
純さん、SYSOPとの衝突と決裂があったからである。確か、19番で「学校選択論」をWAKEIさ
んと議論している時近くではなかったかという記憶がある。

つまり、そこに「FSHISOのこと」が持ち込まれたのである。スマイルマークひとつあれば、何を
書いてもいいということにはならない。で、私は即座に「これはFSHISOでやることだし、しかも
この会員はSUBSYSなのだから、FSHISOに開示すべきである。WAKEIさんは管理者なのだ
から、私はあなたに開示の許諾を求める。著美氏は発言の当事者でもあり、あなたに対して
も同様の要求を行う」というのが私の趣旨であった。

WAKEIさんは、最初に私に対して「こういうことで花田と喧嘩はしたくない」という趣旨のことを
書かれた。私はWAKEIさんに喧嘩を売るつもりなど全くない。「おかしなことをおかしいと主張し
それは本来発言されるべきときところに、開示されるべきだ」という主張を引き続き行った。

閉鎖空間というのは、確かにこういう「ごくごくあたりまえ」のことが、衝突の対象になり、それが
激しくなるという傾向がみられる。このときに、WAKEIさんが主張したことは「当事者に対して、
ここで批判すべき」というものであった。もちろん当事者のことで、私はそういう要求をしている
のだし、それは著美氏も勿論、同時進行で読める立場にある。

実は、そういうことが過去にもあって、私は厳しく著美氏を批判したことがある。当時、そのこと
について誰も何もそこでは言わなかった。氏からの反論もなかった。それを読んでいれば、お
そらく、今度同じようなことがあれば、公開されても文句を言えたものではない、程度のことは
わかるように書いてある。私は過去にも注意をしていると書いたことについては、WAKEIさん
は一言も触れなかった。

しかもその発言というのは訴訟対策上のいかなる守秘義務の必要な発言でもなければ、本人
含めた第三者のプライバシーに抵触するものでも全くない。批判しても批判しても同じようなこ
とが繰り返されていた。WAKEIさんは私に対して「言論の自由の破壊者であり、狂っているとい
い、(あるSUBSYS経験者)以下なのか」ということを私に述べた。WAKEIさんでもこういう表現
を用いるのだなと、興味深く拝読したことを覚えている。

この議論の途中で、4月17日の新宿発言(私の4番会議室発言である、この日新宿に私がいた
ということを書いている)で、あの花田発言によって、どれだけこの活動がうさんくさいものと思
われ、その評価が低下したと思っているのかという趣旨のことをWAKEIさんは私に述べた。

そんなことを、そのときは言わずに、こんなに気にしていたのかということは、私には実に驚き
であった。大体、出版の再に、同じ被告という不当な立場におかれているniftyのしかるべき幹部に経緯
を報告し、協力を要請するというのは、社会人なら当たり前のことである。それ以外
のうさんくさいことなど、何もない。公募したパティオに対して、それは色々なことを言う人間が
出てくるというのは、ある意味当然ともいえるわけで、自分たちが正しいことをしているという
確信があれば、そんなものは放置しておけばいいし、反論すべきだと思えば、それこそWAKEI
さんがWAKEIさんの「言論」で反論すればいいのである。そこに書かれた無責任なものが全て
評価であるはずもなく、そういう言論が厭だというならば、公募など最初からしてはいけない。

で、私は「私がこのログの許諾を求めて、管理者であるあなたはそれを承服しない。では、
守秘義務違反で私を退会させてみてはいかがか」と述べた。私はそのことに不満など持た
ないし、あなたは管理者なのだから、そういうことは可能な立場にあるのだから」と述べた。
純さんは私に「自主退会すべきだ」という主張を繰り返した。私は「自主退会しなければいけ
ないような理由はない」とそれを突っぱねた。別に私を退会させることが「排除」になるとは、
私は少なくとも考えなかったし、そのことは推進室でも表明しておいたが、彼らは私を退会さ
せずに、改めて別の場を設定した。それが「訴訟支援の部屋」である。

このとき、純氏はその開設の意図について推進室でこう説明した。これについては原文をその
まま公開する。正しく説明するには、この方法が最もベストであろう。

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このパティオは「出版」促進を目的としながら訴訟対策も兼ねてきましたが、情
報管理が重要な訴訟対策については、自由な意見交換がやりにくい状態になってし
まいました。そこで、結審、そして判決と予定される今後に向け、訴訟話題に限定
したパティオを、WAKEIさんの了解を得て小生の責任で新たに開設します。そこには
「訴訟支援」の志ある人だけに参加していただきます。訴訟対策に限定したもので
すから、判決が出て必要な事後処理を済ませたら、役割を終えて閉じる予定です。

 新しいパティオへ参加しようという方は、被告WAKEIさんを「支援する」意志と、
必要な情報管理への協力の意志を各々確認のうえ、ここで参加意志を表明されるか、
あるいは小生宛メールでご連絡下さい。ある程度集約できた段階で、メールでPWを
お送りすると同時にオープンの態勢を整えます。
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今、読み返してみると実に興味深い。訴訟対策における情報管理の重要性については
私も全く同感である。しかし、自由な意見交換というものが、推進室にFSHISOのことを
持ち込んだり、或いは、読めない相手の誹謗・中傷の場だというのであれば、そしてそ
のことに管理者が何らの策も講じなかったというのであれば、この人のいう「小生の責任」
というのは、一体何なのかと私は思う。訴訟対策に限定する場で、花田HPという全然限定
もされていない、反論権も与えられない発言が示されたことについて、管理者はどう考える
のか、ということである。

自分で限定すると決め、それで了解を得て開設したのだから、少なくともそのことは自分に
対して「守る」べきだ。それが守れないというなら、そんなパティオはとっとと閉鎖すべきであ
る。およそ、けじめというものがない。

私は守秘義務というものは、そこで発言されたもの全てを無条件に「情報管理」などという
美名の下に、一律に課すべきではないということを、今回の問題を契機に考えるようにな
った。つまり「一律規制してしまうと」そこで「反論権を持たない者」への非難・中傷もどんな
不当な発言も全て、管理の対象となり、言葉は悪いが、今回のような、醜悪な言論の場と
いうものが、およそネットワーカーとしての矜持も反省もない人々によって、極めてアンフェ
アなものとして簡単に作り出されてしまう。

現に、nifty訴訟を考える会代表のtty氏は、誰が花田に情報を漏洩したか、という調査に
機敏に乗り出している。何故、情報が漏洩したのか、という本質を、氏は微塵も考えること
はなかったのだろうか。





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