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第2の訴訟騒動について。



polo氏の第2の訴訟騒動というものが、何を指すか確認したわけではないが、HN「ぴお」氏
を巡っての騒動というものは、これも非常に大きな問題を提起することになった。

大村事件とセットで進行していたし、その後には、カミン氏の「会員削除」問題というものが、
勃発する。

ここでは「ぴお」氏の騒動を巡って、今、私が考えていることを書き残しておきたい。

氏は、自ら退会された会員である。退会理由は、やはり「個人の情報管理というものが脅
やかされる状況が出現した」というものであった。その背景に、匿名掲示板での「露骨な詮
索行為」というものがあった。FSHISO内であろうとなかろうと、双方にアクセスできる会員
が圧倒的に多いということは、匿名掲示板でのHNがFSHISO会員と、酷似したものであっ
たことからも、容易に推測することができた。

もちろん、ご丁寧なことに、私も詮索対象になっていたようだが。

ぴお氏は「自身の発言をどうやって削除するのか」をご存知なかった。そのことについては
ご本人が会議室に書いている。そして圧倒的に10番会議室での発言が多かった。おそら
く、この頃である。いわゆる「お行儀論」たるものが頻出するようになったのは。

私は、このフォーラムに入会したときの9番会議室をみて、とてもこれでは、まともな議論な
どできるはずはないと、そう感じた。あんなに「お行儀の悪い」発言など、したくないとも思っ
た。おそらく、ここで視点が別れるのだろう。

1.こんな悪口雑言罵詈讒謗が飛び交うような会議室、フォーラムで議論などできないと思
  い、以後の巡回をやめる、とっとと退会してしまう。

2.こんな悪口雑言罵詈讒謗が飛び交うような会議室で、そのことを規制されないのであれ
  ば、なるほど、それはそれなりに楽しめる。

3.こんな悪口雑言罵詈讒謗が飛び交うような会議室で、それ自体を規制しないのはなぜか
  ということを考える。

私は3.を選択した。こう書くといかにも格好いいのだが、この中には、私が当時、FSHISOに
入会したことを知った人々のかなりが、それこそ異口同音に「あけだけフォーラムがあるのに
よりにもよって」などと言われて、多少ムッとした面があったことも告白しておきたい。ひどいケ
ースでは「あんなのと一緒にしてほしくない」と他のフォーラムスタッフから、露骨に言われたこ
ともある。

で、このような評価が何故生まれるかというと、罵詈雑言を放置している、ろくでもない場所と
いうものに直結し、あたかもそれを「運営側」が「容認している」という誤った解釈に走るからで
ある。少なくとも、運営側が「罵詈雑言」的な表現を奨励したことなど一度もないし、容認してい
るなどという事実もない。ただ、そのことだけで「発言削除」という規制をしない、ということなの
である。それは「自己責任原則」で対応しなさいよ、ということなのだ。

ただ、私は、このフォーラムに入会するまで、これほど激しい言葉が飛び交う場所というもの
を知らなかった。その知らなかったということは、私にとっては新鮮でもあった。更に言えば、
「罵詈雑言を浴びせれば、それで議論がリードできる」などとも考えなかった。言葉というもの
は、そんなに生易しいものではない。

私は、ぴお氏もまた、同様の感情を抱いていたのではないかと推測している。まぁカッとなるこ
とはあったのだろうが、あれだけ10番に発言できるというのは、片隅にどこかで「楽しむ」という
感情がないと、できるものではない。

そういう機会を奪い去った行為については、私は今でも実に卑劣なものであったと考えている。
氏は「大村訴訟」を懸命に止めた。そういうこともせずに、場を維持するということも考えずに、
沈黙する会員に比べれば、よほど立派である。

今なら、私はそういうことを書くだろう。当時、そういう論点を張れなかったことについては、少し
悔やんだりもするが、今となっては仕方がない。

ただ、私は、氏が匿名掲示板の問題に対処する際に、簡単に自分の言葉を棄ててしまったと
いうことについて、実に意外ではあった。もちろん、事が事だから、緊急という与件があったこ
とは、わかるのだけれど、その前にやることはいくつかあったような気もする。話せばわかると
いうと、如何にも青臭くなってしまうが、話す前に「話してもわからない」などと決めつけることは
お互いに危険なことだ。





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