今年1月、横浜オフの翌日に両氏を迎えての「オフ」を企画した。
全くの個人オフである。従って参加のお誘いも、私が、私の基準で人選させていただいた。
実は、哭きの竜氏に「お誘いメール」を出してはみたものの、おそらくは返信もいただけない
のではないかと思っていた。お誘いしておいて、こう言うのもどうかと思うが、オフに出てくる
ような会員とは、全く想像だにしていなかった。博打のようなものだったのである。
ところが、意外にも、ご参加いただけるとのこと。想定していなかった方とお会いできるとい
うのは「オフ」の楽しみのひとつでもある。他の参加者からも「哭きの竜氏のファン」という声
があったりして、まぁ、駄目もとでお誘いするというのは「アリ」だなと思ったものである。
ただ、私がイメージしていたような「オフ」にはならなかった。というのは、ネットワーカーという
ことでお誘いしたということもあり、FSHISOがどうのこうの、誰がどうのこうのなどということは
私の話題の想定には全くなかったのである。私が哭きの竜氏にお訊ねしたかったのは、毎
日、FSHISOを巡回しているんですか、ということぐらいだった。
「いや、読んでいませんよ。10番をみて、そこから派生する会議室を追っかけるくらいで」
思わず笑ってしまった。
西村博之氏は、そつのない、今風の若者という感じ、そのままの方である。デマだったのだが
何か西村氏の婚約者たる方が、画像アップされたことがあって、哭きの竜氏は、それを「信じ
てしまった」とのこと。西村氏の言う「ネタなのか、そうでないのかを見極めることは大事ですよ
」というものに、なるほどと感じたりもした。私も、思わず信じて、裏をとって恥ずかしい思いをし
たことがある。
2ちゃんねるの今後、ということについて、氏は「うーん、もう自分がいなくても、あとは参加者で
楽しんでくれればいい。勝手にどうぞ盛り上がってくださいってとこかなぁ」という話だった。屈託
のない表情で、そう語っていましたね。
哭きの竜氏にしても、西村氏にしても、ネットという場を、自身で楽しんでいらっしゃる。あまり
難しいことは考えない(??)方ではないだろうか。というか、西村氏をみていると、自分が立ち
上げたものには、必要以上の固執をしないというか、それはそれで、どこかで本人の中で、
ストーリーがみえてしまうと、次に別のことを考えるという感じなのだろう。飽きっぽいというの
ではない。クリエーター的な発想ということだろうか。
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