というような疑問が、お読みになっているみなさんにあるようである。開設して1日で、まぁ複数
のクリックはあったにしても、100を超えるというのは、個人的には意外だった。メールでの問
い合わせも数通、頂戴した。「花田は一体、何をやっているのか」ということへの疑問である。
実は、そんなに難しいことを考えているわけではない。
このフォーラムは、私が入会してからも、色々な事件があった。とりわけフォーラムという内輪
で片付かないものとしては「大村事件による懲戒請求」「FSHISOの危機」「何人かの会員によ
る訴訟恫喝発言」「FSHISO訴訟問題」であろう。
そのたびに、これらの問題は、特にこの2年間ぐらいか、様々なネット、巨大掲示板で語られて
きた。ある意味では「面白おかしく」ということでもある。
私自身、何度も話題にのぼることになった。今でもそうである。
それら問題を人々が様々な場で語るということはあっていい。しかし、その根底となる事実がは
なはだ曖昧であり、事実無根なものも含めれば、それは相当なものに上る。この秋には判決も
示されることだし、そのことで、このフォーラムはある種の「役割」を終えるのだと、私は書いた。
そろそろ、私も誤りは誤りであるということを、きちんと説明しなければならない。このまま放す
れば、面白おかしなことだけしか残らないと、そう考えたからだ。
事実を語ることが「反論」になる、そう思ったのである。ところが、このようなことはFSHISOに書く
には、あまりに馴染まないことが多い。基本的には過去のことだからだ。それと今日では、nifty
のIDをお持ちにならない方もいるだろう。そういう方々にも読める環境で、いわばひとつの記録
として残しておきたかった。
もちろん、それでも邪推もあれば、妄想もあれば、誤解もあるだろう。そう考える人々の内面までは、どう
することもできないし、関知できるものでもない。ただ、そのときに、少なくともある時期以降、FSHISOをリ
アルタイムでみて、実際に発言を重ね、個々の問題に遭遇した者として
の見解を残しておくということは、少なくとも意味があると、そう私は考えた。
いつだったか、ネットワーカーの一人から「苺や2ちゃんねるの住人など、悪意と捏造を繰り返すだけの、
ろくでもないプロパガンダだ」と、忌々しそうに言われたことがある。その方がそういう
趣旨のことを書いていたのも、私はみたことがある。
私は自分のことを、かなり天邪鬼だと思っているが、このときも、自分の中にすっきりとは同意
できないものを感じていた。「プロパガンダ」と言う前に、このフォーラムは、実にわかりにくいも
のではなかったか、そういう前に、彼らに対して、時間が経過したことも含めて言えば、きちん
と個々の問題を説明したことがあったのか。それをすることなく「プロパガンダ」と言うのは、や
はり少々、無理があるのではないか。そういうことは、ずっと思っていた。
誰の敵だとか誰の味方というものではなく、最低限の事実だけは伝えることが必要であると確信するに
至ったのである。
もちろん、私にもわからないことはいくつかある。わからないことはわからないでいいとも思って
いるのだが。
そのときに「誰が書いたかもわからない」ようなところで、何かを言うのは、あまりにも空しい。
それでは、私の中での責任に応えたことにはならない。最も有効な手法を考えた結果、それは
こういう「かたち」だった。
いつから考えていたかといえば、もう1年くらいにはなりますね。どうしようかなぁという、ぼんやり
としたことから含めれば、ですが。
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