ヤブカンゾウ

ヤブカンゾウ(藪萓草)

別名:ワスレグサ(忘れ草)

その他別名 カンゾウ(萓草)/オニカンゾウ(鬼萓草)/ヤエカンゾウ(八重萓草)
科属名 ツルボラン科/ワスレグサ属
分類 草本/多年草
花期 7・8月
花色 朱・橙
原産 中国・日本(在来種)
学名 Hemerocallis fulva var. kwanso
英名 Common yellow day-lily/Daylily
漢名 重弁管草(长瓣萱草)
花言葉 愛の忘却・悲しみを忘れる・憂いを忘れる
備考 ヤブカンゾウは日本ではなぜか中国原産と言われ、中国では逆に日本、朝鮮が原産ではないかと言われている。ヤブカンゾウは中国には自生せず、母種のホンカンゾウが自生する。ススキノキ科は旧ユリ科から分割され、2016年にススキノキ科からツルボラン科 に改められた。ワスレグサ属にはニッコウキスゲ、ゼンテイカ、ユウスゲも含まれる。また長崎の男女群島に自生するトウカンゾウなどもワスレグサと呼ばれる。ムラサキ科のワスレナグサは全くの別種。代表的なものは「ヤブカンゾウ(葉幅が広い・八重き・冬季休眠)」。「ノカンゾウ(葉幅が狭い・一重咲・冬季休眠)」。「ハマカンゾウ(葉幅が狭い・一重咲・常緑)」。蕾を熱湯で湯掻き天日干したものは生薬「金針菜(きんしんさい)」として利尿作用がある。紡錘状に連なった根は生薬「萱草根(かんぞうこん)」と呼ばれ、利尿、涼血、消炎、止血薬に使われる。
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