
ヤノネボンテンカ(矢の根梵天花)
別名:タカサゴフヨウ(高砂芙蓉)
その他別名 | ミニフヨウ(ミニ芙蓉)/ヒメムクゲ(姫木槿)/パボニア・ハスタータ |
科属名 | アオイ科/ヤノネボンテンカ属 |
分類 | 草本/常緑草本状低木・一日花 |
花期 | 8〜10月 |
花色 | 白~淡桃 |
原産 | 南アメリカ |
学名 | Pavonia hastata/Hibiscus hastata |
英名 | Pink pavonia/Swamp mallow/Pale pavonia |
漢名 | 戟葉孔雀葵 |
花言葉 | 慎重・繊細な美しさ・信念・愛らしい |
備考 | 「矢の根梵天花」は、花が同じアオイ科の「梵天花」に似て、鏃(やじり)のような葉を持つ事から。「高砂芙蓉」は、高砂(16〜19世紀頃の台湾の呼称)の芙蓉。いずれも漠然と外国産という意味で付けられた名で、渡来時期も不明で、何時頃から日本に定着したかは定かではないそうである。葉は鉾型で、先がやや尖り基部が張り出し、縁に波状の鋸歯がある。葉の両面に小さな星状毛がある。花は枝先の葉腋から細く長い花柄を出し「ムクゲ」に似た5弁花を咲かせる。中心部は濃い赤褐色で花弁の裏に赤色の筋がある。萼に花弁が短い閉鎖花を付ける。日中は花を咲かせて他家受粉し、夕方には雌しべが動いて自家受粉をし、なおかつ閉鎖花でも種子を作るという3段の仕組みを備えている。 |