モミジバフウ

モミジバフウ(紅葉葉楓)

別名:アメリカフウ(亜米利加楓)

科属名 フウ科/フウ属
分類 木本/落葉高木
花期 花:4月/実:11月(翌春まで残る)
花色 花:緑/実:緑→茶
原産 北アメリカ中南部・中央アメリカ
学名 Liquidambar styraciflua
英名 American Sweetgum/Alligator-wood/American-storax/Red-gum/Satin-walnut
漢名 北美楓香(北美枫香)/美洲楓香(美洲枫香)/膠皮糖香樹
花言葉 非凡な才能・輝く心
備考 大正から昭和初期にアメリカ庭園協会から寄贈された。樹皮は褐色を帯び、若枝にはコルク質の綾がある。葉は掌状で5~7に裂ける。雄花は房状で上につき上がり、雌花はクリのイガ状で垂れ下がり花弁はない。果実は蒴果が多数集まった集合果。翼のある種子を多数ばら撒いた後、年を越して春まで枝に残り、軸ごと落ちる。葉や樹脂は独特の臭気を持つ。樹幹からは「ソゴウ香」と呼ばれる芳香性の液が抽出される。紅葉の美しさは庭木の中でも際立つ。紅葉が進むにつれ、緑→オレンジ→赤→紫などと葉色が変化していく。独特の形をした果実はクリスマスリースの材料になるほか、小型エビの隠れ家になるとして販売されている。フウとは台湾原産の台湾楓の事であり、こちらは葉が3つに裂ける。日本では古来より「楓」の字を「カエデ」と訓むが、本来の楓はフウの事を指し、カエデを表す漢字は「槭」である。槭の字は常用漢字に含まれず、替わって「楓」が充てられることが多くなった。
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