ミツマタ

ミツマタ(三叉・三枝・三椏)

別名:ミツマタコウゾ/ミマタヤナギ/
ムスビギ

科属名 ジンチョウゲ科/ミツマタ属
分類 木本/落葉低木
花期 2〜4月
花色 内側は黄・外側は白
原産 中国中南部・ヒマラヤ地方
学名 Edgeworthia chrysantha
英名 Oriental paper bush/Rice paper plant/Yellow paper bush
漢名 結香(结香)/黃瑞香
花言葉 強靭・肉親の絆・壮健・意外な思い
備考 名の由来は、ほぼ例外なく枝が三つに分かれるためミツマタと命名。ジンチョウゲの仲間で甘い香りを放つ。黄色の小さな花がマリのような球形になって数多く咲く。花には花弁がなく、花に見えるのはガク。ガク筒の先が4つに開き、内側は黄色、外側は白い毛が密生する。前年の秋には葉の脇に蕾ができており、蕾から花が落ちるまでの期間が長いため、観賞目的に庭園に植栽されることも多い。丈夫な樹皮の繊維を製紙に使うため古い時代に渡来し、畑で栽培されていたものが各地で野生化した。日本に渡来した時期は不明だが、慶長年間(1596~1615年)には既に製紙に使われていたという記録があり、室町時代あるいは江戸時代に栽培が始まったと考えられている。明治以降は、紙幣の原料として利用されている。
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