
マテバシイ(馬刀葉椎・馬手葉椎・全手葉椎)
別名:サツマジイ(薩摩椎)
その他別名 | マテバガシ/マテガシ/マタジイ/アオジイ/トウジイ |
科属名 | ブナ科/マテバシイ属 |
分類 | 木本/常緑高木 |
花期 | 花:6月/実:翌年9・10月 |
花色 | 黄褐色 |
原産 | 日本(固有種) |
学名 | Lithocarpus edulis |
英名 | Japanese stone oak/Japanese false oak |
漢名 | 日本石柯 |
花言葉 | 勇気・力・長寿・永遠の愛 |
備考 | かつて薪や炭を作るために植栽されたものが野生化。学名の「edulis」は英語の「edible」に相当するラテン語で「食べられる」という意味。 和名は葉がマテガイに似たシイノキであるという意味だが、マテバシイはマテバシイ属に属し、シイノキはシイ属で、同じブナ科でも別属に分類されるため、外見は似ているが、シイノキの近縁の別属である。日本に自生するマテバシイ属の植物は、本種とシリブカガシの2種のみである。堅果(ドングリ)は翌年の秋に熟し、タンニンをあまり含まないため、アク抜きを必要とせず、そのまま炒って食用になる。古くから食料として集落の近くに植栽されたため、もともとの分布が分からなくなっている。葉が丈夫なため、防風、防火に使われた。防音効果もあり、環境に耐え、よく育ち、剪定にも強いので神社や工場、学校などに植栽されていたが、虫が殆ど付かない点を見込まれ、公園や庭園などでも用いられるようになった。 |