ボタン

ボタン(牡丹)

別名:フウキグサ(富貴草)

その他別名 カオウ(花王)/ナトリグサ(名取草)/ハツカグサ(二十日草)/フカミグサ(深見草)
科属名 ボタン科/ボタン属
分類 木本/落葉低木
花期 4・5月
花色 赤・桃・紫・白・黄
原産 中国西北部
学名 Paeonia suffruticosa
英名 Moutan peony/Tree peony
漢名 牡丹
花言葉 王者の風格・高貴・富貴・壮麗・誠実・恥じらい
備考 栽培は2000年の歴史があり、約400種の品種があると言われている。日本には平安時代に、中国から薬用として渡来。その後、観賞用にも栽培されるようになり、江戸時代にはすでに数多くの園芸品種が作られた。現在は江戸時代ほどの隆盛は見られず、30種類程度が栽培されている。なお、園芸品種は芍薬が台木になっているものが多い。根の樹皮部分は牡丹皮(ぼたんぴ)と称される生薬で、消炎、解熱、止血・鎮痛、浄血、月経痛、子宮内膜炎などに効用があると言われている。「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」と、美人を形容する例えの一つとして詠われる。牡丹と芍薬は似ているが、芍薬(Paeonia lactiflora)は宿根の多年草で草本。艶のある細長い2回3出複葉。芍薬の蕾は球形で、牡丹の蕾は先端が尖る。
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