イチジク(無花果・一熟)
別名:ナンバンガキ(南蛮柿)
| その他別名 | カラガキ(唐柿)/ホウライシ(蓬莱柿)/トウビワ(唐枇杷) |
| 科属名 | クワ科/イチジク属 |
| 分類 | 木本/落葉小高木 |
| 花期 | 6〜9月 |
| 花色 | 朱・赤(花は「花嚢」の内部に咲く) |
| 原産 | アラビア南部 |
| 学名 | Ficus Carica |
| 英名 | Fig tree |
| 漢名 | 無花果(ブカカ)/映日果(エイジツカ) |
| 花言葉 | 子宝に恵まれる・多産・実りある恋・豊富・裕福・平安・飽和 |
| 備考 | 「無花果」の字は、花を咲かせずに実を付けるように見える事に由来する中国で名付けられた漢語で、日本語ではこれに「イチジク(一熟)」という熟字訓を与えている。中国で「映日果」は、無花果に対する別名とされた。学名の「Ficus」はイチジクのラテン古名で、「carica」はイチジクのような葉を持つ木を指すギリシア語から来ている。日本には1591年に天草に所縁のある神父がポルトガルのリスボンから伝えたとされ、天草はイチジク発祥の地とされる。日本ではせいぜい樹高3〜5m程に生長するが、条件が良ければ高さ20m幹径1m以上にもなる。葉は3裂または5裂する掌状で互生する。日本では、浅く3裂するものは江戸時代に移入された品種で、深く5裂して裂片の先端が丸みを帯びるものは明治以降に渡来したものである。葉の裏には荒い毛が密生する。葉や茎を切ると白乳汁が出る。新枝が伸びだすと葉腋に花を入れた袋である花嚢が付く。下のものから順に育ち、花嚢は果嚢となって肥大化する。花嚢は倒卵状球形で、厚い肉質の壁に囲まれ、初夏に花嚢の内面に無数の花(小果)を付ける。このような花の付き方を隠頭花序という。聖書の中でアダムとイブが「禁断の果実」を口にし、無垢が失われ局部を葉で隠すようになる。この果実と葉がイチジクである。この事からイチジクは人類が初めて栽培した植物ではないかという研究がある。また世界の各地で、知恵の木、生命の木と言われる。 |