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五竜岳・唐松岳

山行日 2004年8月1日(日)〜2日(月) 1泊2日
ルート (1日) 五竜ゴンドラ駅−遠見尾根−五竜山荘(泊)
(2日) 五竜山荘−五竜岳−五竜山荘−唐松岳−八方尾根−八方ゴンドラ駅
天気 (1日)  (2日)
歩行時間 (1日) 8:00 五竜ゴンドラ駅  8:30 地蔵の頭  10:00 小遠見山  11:40 大遠見山
    12:40 西遠見山  15:05 五竜山荘 (歩行 6時間35分)
(2日) 6:10 五竜山荘  7:20 五竜岳  8:50 五竜山荘  12:10 唐松山荘  13:00 唐松岳
    16:40 八方尾根第1ケルン・八方池山荘 (歩行 10時間30分)
一言・・・ 初日はガスで何も見えず・・・でも2日目は快晴でよく見えました

 (1日) 五竜ゴンドラ駅〜遠見尾根〜五竜山荘

今回ご案内するのは、2回目参加(前回は白馬岳)の藤本さんとお友達の岩渕さん。

【あぎ】から五竜ゴンドラ乗り場に移動し、ゴンドラ・リフトを乗り継いで地蔵の頭に出る。登り始める前から、山はガスに包まれていて何も見えない。遠見尾根を登っていくと、下山する人達と多くすれ違う。今日は日曜日、昨日五竜山荘に宿泊して下山する人が多いようだ。
小遠見山・大遠見山に着いてもガスに包まれたまま。眺望はあきらめ、足下に咲く花を楽しみながら登っていく。遠見尾根は八方尾根のすぐ南にある尾根だが、地質の違いから高山植物は八方尾根に比べて少ない。それでも稜線近くになると種類が増えてきて楽しめる。
結局五竜山荘に着くまでガスに包まれたまま、眺望は明日に期待!本日の五竜山荘の宿泊者は150人ほど。う〜ん、結構多い。部屋は他のお客さんと相部屋になった。実は相部屋初体験。ガイド山行の場合、山小屋が部屋を優遇してくれるのだが、宿泊客が多いとそんな訳にはいかないのである。

出発前の五竜ゴンドラ駅にて
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五竜山野草園の様子 山野草園に咲く白いコマクサ
ツルリンドウ ゴゼンタチバナ 大遠見山で昼食
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モミジカラマツ ツボスミレ 西遠見周辺に咲くチングルマ
ミヤマアキノキリンソウ ウサギギク ミヤマアズマギク
タテヤマウツボグサ 遠見尾根最上部のくさり場 クロユリ、まだ咲いてました

 (2日) 五竜山荘〜五竜岳〜五竜山荘〜唐松岳〜八方尾根

朝早く起きて表に出てみると、ガスはとれていた。山荘の前から南アルプス、富士山、八ヶ岳、浅間山、四阿山がよく見える。御来光を見て朝食を済ませた後、五竜山荘に荷物を置いて五竜岳を目指す。五竜山荘から五竜岳までは登り約1時間、ちょっと山頂まで行ってくる・・・という距離ではなく、岩場もあるので慎重に通過したい。そして五竜岳山頂到着。山頂からは正面に立山・剱岳と富山湾から能登半島、左手奥に穂高連峰、手前に鹿島槍ヶ岳、右手には白馬三山、南アルプスや富士山もまだ見える。素晴らしい眺望だ。
五竜山荘に戻り、ザックを担いで唐松岳を目指す。大黒岳に下ったあと牛首への登り返し、途中から岩場やクサリ場が出てくるので、三点支持で慎重に通過する。
唐松山荘に到着後、遅い昼食をとって今度は唐松岳を目指す。山荘からは15分ほどだ。唐松岳山頂でも360度の大パノラマ。今日は本当に天気がいい。こんなに天気のいい日も珍しいのではないだろうか。
唐松山荘に戻って八方尾根を下山しはじめるが、ここまで2日間頑張った疲れが出てきたのか、ペースがあがらない。また、天気がよく山頂でゆっくりし過ぎたこともあって、残り時間が少なくなってきた。時間を気にしながら、なんとかリフト営業終了10分前に到着。

2日間お疲れさまでした。

五竜山荘横から見た御来光
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五竜山荘前にて
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五竜山荘から五竜岳を望む
五竜岳の登り
後ろに浅間山と四阿山
五竜岳山頂
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五竜岳
唐松岳をバックに 稜線に咲くトウヤクリンドウ 岩場・クサリ場の通過は慎重に
唐松山荘、バックに白馬三山
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唐松岳山頂
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イワカガミ
タカネナデシコ 八方池と白馬三山 タカネマツムシソウ






八方尾根や白馬ジャンプ競技場に近く、温泉まで徒歩1分と便利