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猿倉〜大雪渓〜白馬岳〜白馬大池〜栂池 (7/28,29)

【あぎ】主催の登山ツアーとして、7/28,29の2日間、猿倉〜大雪渓〜白馬岳〜白馬大池〜栂池のコースを案内しました。
今回ご案内するのは、岡山の島田さん4名と、毎度おなじみ星野さん(3回目)。(前回)

 猿倉〜大雪渓〜お花畑〜白馬山荘(泊)

お天気は晴れ!とはいえないものの、雲の間から青空が見えるまずまずの天気。猿倉で【あぎ】からもらった朝食のおにぎり弁当を食べ、いざ出発。
平日ではあるが、登山者は多い。信州の梅雨明けはまだだが、天気予報を見て晴れを狙ってきた登山者が多いのではないだろうか。
順調に白馬尻まで登ると、数多くのキヌガサソウが出迎えてくれた。今が一番の見頃である。白馬尻荘で休憩中に支配人からツアー参加者に栞のお土産をいただいた。心遣いに感謝しながら、大雪渓へ向かう。
大雪渓は土石流災害の傷跡で荒れた状態にはなっているが、常駐隊や遭対協の方々の御協力により、安全なルートが確保されているので、安心して登ることができる。途中、大きな落石を見た。大雪渓では落石が非常に多いので、注意して登りたい。三号雪渓出合いから上部はいつもの大雪渓の状態だが、葱平手前に杓子側から大きなクレバスが張り出しており、それを迂回するように雪渓を歩いて葱平に取り付く。大雪渓の残雪量は例年より多い。
葱平上部で昼食をとったあと、小雪渓をトラバースし、お花畑へ。葱平から上部は高山植物が多く、特にお花畑はシナノキンバイやミヤマキンポウゲの黄色が一面に広がっていた。村営頂上宿舎で一休みしたあと、本日の宿泊先、白馬山荘へ向かう。


出発前、猿倉にて
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白馬尻手前から白馬岳 キヌガサソウ
いつもの場所で
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大雪渓取りつき 大雪渓下部の様子
大雪渓下部の様子
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大雪渓上部の様子
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ハクサンフウロ
ハクサンイチゲ 小雪渓の様子 イワベンケイ
タカネシオガマ ミネウスユキソウ 白馬岳、白馬山荘をバックに
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 白馬山荘〜白馬岳〜小蓮華山〜白馬大池〜栂池

2日目。お天気は残念ながら曇りで、稜線から周囲の山は見えない。
白馬岳山頂でいつものように記念撮影を撮る。稜線を歩くと、数多くの高山植物が咲いている。コマクサ、チングルマ、シコタンソウなど見頃を迎えている。トウヤクリンドウが咲いているのを見つけた。稜線では早くも秋の花が咲き始めている。
白馬大池に着く頃、少し雨が降り始めたので、小屋の休憩所でお昼を食べる。小屋の方からお茶とお菓子(雷鳥の里)をいただいた。白馬尻荘もそうだが、小屋の方からのちょっとした心遣いに感謝。
白馬大池を出てから、大きな石の間を歩いて白馬乗鞍岳へ。白馬乗鞍岳から天狗原への下りに雪渓が残っている。今年は残雪量が多く、急斜面に出ても雪が残っているので、慎重に下っていく。
天狗原から栂池まで、足下がぬかるんでいて滑りやすい。もしここで転んだら、ケガも心配だが、服がドロドロになってしまう。最後まで気を抜かずに下りていき、無事栂池に到着。

2日間、お疲れ様でした。


白馬岳山頂
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ミヤマクワガタ 稜線の様子
正面は小蓮華山
チングルマ 小蓮華山山頂 トウヤクリンドウ
白馬大池山荘前より 白馬大池と山荘 天狗原への下り
天狗原への下り 水場(銀嶺水) お疲れ様でした
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八方尾根や白馬ジャンプ競技場に近く、温泉まで徒歩1分と便利