≪二次会≫
怒濤の一次会が終了して外へ出たら、雨が降っている。そこでお別れするハウサーたちと固いよーなやわらかいよーな(酔ってるからさ)再会の約束をして、二次会の「名なし」へ向かい、ゴー徒歩。なにしろ大人数だから、誰かはぐれやしないかと長女肌な私は、後ろを見ながら歩いていく。ありゃ、かわごちせんせーがいない。いや、ずっと先だよ。はるか前方を見れば、せんせーはぞろぞろ歩く私たちに向かってビデオカメラを回している。つまり、せんせーは後ろ歩きという、ヨッパライには非常に危険な歩行法を用いているわけだった。渋谷の裏通りは平坦じゃないからね。しかも雨降っているし。しかし、心底うれしそうなせんせーの笑顔を見ていると、そんな心配はよけいなお世話なような・・
まーとにかく、10分弱で仲本工事のお店「名なし」へ無事到着。準備されていた席は、ゆるいアーチを描いた窓際の一卓(イノリンのダンナもセットされていた)と、細長い卓が2つだったが、あまり離れるのもさみしいので、詰め詰めでアーチ卓ともう一卓にした。一次会幹事のかなめくんが「コーヒー焼酎」という聞き慣れないものを頼んだ。それって、カクテルの「ブラック・ルシアン」みたいなもんか? ちょっとだけもらうと、まーあっさり、呑みやすい焼酎カクテルだった。
二次会から参加したのは、イノリンダンナ、鮫肌文殊、窪田僚、ナグリンだったか?ますます濃ゆいメンツが集まってきたが、一次会から出来上がっちゃっていたハウサーのハイテンションにしばしついていけず、「う、うわぁ」という表情だ。ものすごい勢いで呑んでいく。
まんべんなくヨッパライになったところで、座があっちこっち崩れ始める。窓際の一郭では、せんせーを中心に年のいったメンツが集い、70年代の天井桟敷からエロ映画、その他わけわかんない話で盛り上がっていた。他の席はというと。言い出しっぺは誰か定かではないが、身を挺した「おっぱい話」で盛り上がっていた。誰がいたんだっけ。イノリン、いたな。みじゅきさん、なぜかかなめくんも・・・ 私はみじゅきさんにおっぱいを掴まれながら「あ、意外とあるー、身が詰まってるー」と言われ、イノリンに「あたしよりあるの? なんでよ!」と責められ、思わず「肥ったからだよ、悪いかよ!」と謙遜とはほど遠い、悲しい叫びをあげたのだった。女性陣に混じって、かなめくんもみじゅきさんにおっぱいを揉まれ、「あ、あたしよりある〜」と言われた彼の表情もまた、忘れられないものでしたな(合掌。ってなにが)
。<かわえひふみ>
二次会は、中本工事の店「名なし」。かわなか先生に、60〜70年代に演出家として活躍した寺山修司さんや唐十郎さんの話を聞いたり、薔薇農園で働いてる岸さんの話を聞いたりと楽しかった。薔薇でワインを作るって話もまた興味深かった。かわなか先生が、映像的ビールに告ぎ方と言って、コップにビールを思いっきり注ぐと、ビタっとこぼれない
程度に泡がビールに上いっぱいになった。うん、これは凄い!まんまさんに、水割りを頼まれて、「なんでガキに使われなきゃいけないの〜」としぶしぶ水割りを作ってる花ぱ〜さんは、もうかなり酒がまわってた。「フナちゃん、もっとしゃきっとしろ!」などと言われたが、単なる酔っ払いと化した花ぱ〜さんは、ますます妖艶に。
エルビス・プレスリーの歌で 一次会を盛り上げた奈々子さんと教カレの話をした。当時、ネタ切れで編集者側でネ
タを 作ってたという裏場話も聞かせてもらった。そのあと花ぱ〜さんとジャズの話をしていた。花ぱ〜さんが奈々子さんに「今度、一緒にカラオケ行こうね・・・フナちゃんも」
なんか付けたしのように言われたので、話半分に聞いておいた。だって、花ぱ〜さん、酒飲むとほとんど記憶がないって噂だから。<フナちゃん>
二次会では「大黒氏の先輩が、高校時代にクボリョーと1,2位を争う秀才同士」だったことがわかり、その後の先輩の反応を心待ちに。
初対面の鮫肌さんは周りのテンションを図っている風情でおとなしく飲んでいたけど、
かわなか「僕の葬式はね、もう決まっているんだ。花なんかいらない。酒樽をドンと置いておいてね、みんなが勝手に飲んでくれたら、それでいいんだ」
本多「で、その酒樽に先生が漬かってててね」
鮫肌「ああもう、変な毛が浮いてるよ!とか文句いいながら」
本多「柄杓でつついたらクルッと一回転しちゃって、ぽこっと顔出したフグ(以下自粛)」
と、かわなか先生没後の話で心と心が通い合う温かなひとときを味わったりしました。<本多未知鷹>
≪あどれっさんに行くまで≫
名なしでお話しした岸さんが帰るというので、サビシイ心であった。現在の岸さんのお仕事の話、イノリンと話し合ってHPが実現した話、面白く聞いたのだ。それに今、BHのスターと話しているのだと思うと、ほんと、長生きはするもんだ、と嬉しかったのである。岸さんには何か、書き物とかやってみて欲しいともっと云いたかったのである。
おもてに出たら、ぱんださんの引率で皆が、羊のように誘導される姿に感動した。エレベータに乗る時、閉まらないようにドアを抑えたがそれは、開閉しない側だった。
デビル氏にそっちを抑えても無駄だと教えてもらった。カラ忘に参加して一番勉強になった事である。 <ななこ>
≪三次会≫
三次会では、デビル氏の昔の仕事の話でいろいろ驚くことが多く、「仕事としてものを書くこと」などという問題を年甲斐もなくアツく語ったりしているその後ろを、しきりにこのくされまんこがと叫びながらウロウロするかわなか御大。わしもまだまだじゃのうと深く反省する。<本多未知鷹>
11月23日。19時半仕事終了。着替えを終えて幹事のぱんださんへ電話を入れる。背後から楽しげな声が聞こえた。杉田から根岸線で桜木町、そこから東横線に乗り換えて渋谷へ。車中思うは既に出来上がっているであろう、まだ見ぬ「友人たち」のこと。疲れもあって一眠り。が、5分もたたぬうち目が覚める。何せ、面識があるのは、かなめさんと花ぱーさんだけ。なじめるだろうか。
渋谷到着21時15分。夜の渋谷は久しぶり。案外、人が出ていないのね。ろくな女いないし・・・いかん、目的はそこじゃない。道元坂から「ロッテリア」を探す。見つからん。さかの中腹まで来て引き返す。
あったよ、「ロッテリア」が。その道を入っていくと、すぐ見つかった。3F、あどれっさん。エレベーターで行く。着いちゃった。そっと中を覗いてみる。あっ、イノリンだ。奥には窪りょーさんがいる。あれっ、念仏の鉄が・・・違う、デビルさんだ。そーこーしているうちに気がつかれた。「おお〜っ、おとん!」
やっぱ、例の写真が効いてるな。イノリンさんとあいさつ。デビルさんが「おとん、声が高いんだね!」とのお言葉。
声が高いんじゃないの、上ずってるの。柄にもなく上がっちまってるよ、俺は。イノリンさんからメンバーを紹介される。あれっ!誰、この人。太ったおっさん。ずりーか!予想をはるかに肥えた、いや超えた姿。ぱんださんとも挨拶。かわいい人だなあ。鮫肌さんもいるじゃないか。すごいメンバーだ。
自分の席に案内される。右にはかわえひふみさん。そして左には・・・・かわなかさん・・・だ。絡まれる事を覚悟しながら3次会の真っ只中に引きずり込まれた。仕事疲れが消えていく。とことん付き合いますよ、皆さん!<古谷哲>
三次会でも、かわなか先生に、「フナちゃん、こういう酒の飲み方は、したことないだろう!」って言われて恐縮してしまった。こんな偉い先生に。しかし、そのあと「オマ○コ」を連発するエロおじさんに変貌していった(笑)愛弟子のまんまさんは、TVも雑誌も観ないで、絵を描き続けているらしい。なんか、エネルギーの固まりのような女性だ。目がギンギンに輝いてる。岸さんとは、昔、私が「元気が出るテレビ」の「ダジャレ大会」に出演しあと、ビートたけしが、フライデー事件を起こして放送があやぶまれた話をしたら、丁度その頃、岸夫妻は、「風雲たけし城」に出演したが、フライデー事件で、殿がいなかった話を聞かせてくれた。なんか、二人とも、似たようなこと当時やってたみたいだ。ぱんださんとも少し話をした。この人とは、「ビックリハウスアゲイン」とは、直接関係のないサイトで知り合ったのに、ここにいるのが不思議な感じがした。隣で、稲っちさんがボッとしてると、かわなか先生に、「ちゃんと相手しなきゃ!」と叱られてしまった。ちょっとだけ話したが、若い娘はちょっと苦手だ。でも、金沢からわざわざ来て、大変だったと思う。初めての東京体験がこの会だとしたら、間違った東京のイメージがついちゃうんじゃないかと心配だ。このまま四次会まで頑張るようだ。
そうこうしているうちに、古谷哲さんが登場した。かわなか先生が、「シャイなこの男が、わざわざ来てくれた」って喜んでいた。しかし、古谷さんは、できあがってる周囲に戸惑い気味だったようだ。とりあえず、「フナちゃんです!」と握手した。私の掲示板にも来てきれた人なので、嬉しかった。この中には、ボキャ天の放送作家の方やら、ちょっと近寄りがたい人たちも参加しているので、どうも三次会では、だんだん私は堅くなったしまった。気がつくと、かわなか先生は消えていた。四次会もあったらしいが、三次会の中締めで帰らしてもらうことにした。私の作品が8本入選してる
「2003年版カレンダー」を花ぱ〜さんに渡して、準花ぱーさんこと岸さんと店を出た。しばらく歩いてコートを忘れたことに気づき、岸さんに別れを告げて店に戻った。
最後までドジってしまった。店でコートを見つけて帰ろうとすると、花ぱ〜さんが、「途中で気づいて良かったね」と手を振ってくれた。一瞬、このまま四次会も参加したい気分になったが、惜しみながら店を出た。四次会・・・楽しいだろうなぁ〜!<フナちゃん>
思い出に残るのは、まんまちゃんが三次会で顔を机につけて寝てるとこを、かわなかせんせが思いっきりまんまちゃんの後頭部をどついたこと。顔がつぶれるのではないかと心配しました.<ずりー>
私はどうやらここで家の鍵を落っことしていたらしい。一番あとでお店を出たぱんださんが気づいてくれて、マスターに渡してくれたそうだ。
「最後に入ってきた人、ダーって一直線だったから、その時、椅子に出されていた皆さんのコートが全部床に落ちたんですよね。その時多分落ちたんじゃないかな。コートがあるからこちらから回ってくださいって、その方にはお伝えしたんですよ僕」とは後日私が鍵を受け取りにいった時にマスターが話してくれて判明した事。じゃ誰?ダーってコート落としてまでも突き進んだヤツは?
なおくん(かなめ氏のいとこ)でしたー。(笑)チャンチャン♪<イノリン>
4次会見たい人はこちらですENTER
第2弾
お待たせしました。カラオケ一次会の次は、いよいよ二次会、三次会編です。