TOP > Phoenix Wright: Ace Attorney Spirit of Justice解説 ナルホド
(いきなり怒られた。
 なんなんだよ‥‥)

Phoenix
(Great. The trial's barely started and the
judge is already mad at me.)


裁判が始まってそうそうにサイバンチョに怒られた成歩堂の心の声。
英語版だと「やれやれ、やっと裁判が始まったと思ったら、裁判長はいきなり怒り出すし‥‥」

サイバンチョ
やはり弁護士とは
ポルクン者ですな‥‥。

Judge
It would seem lawyers are pohlkunan
creatures indeed.


「ポルクン者」は「pohlkunan」。
ちなみに英語版だと、「pohlkunan」の意味についてMayaが「a real piece of work」(マジ変なヤツ)だと教えてくれる。

マヨイ
祭司さま、エライ僧侶さまだったし、
すごく尊敬されていたからね‥‥。
ナルホド
(うう‥‥。やりづらいな)

Maya
Abbot Inmee was a distinguished monk, and
very well-respected, too. so...yeah.
Phoenix
(Ugh... Please don't let this turn into an
international incident...)

英語版だと、Phoenixのツッコミが「国際問題にならなければいいけど‥‥」に。

???
えー、オレこそが‥‥
なんとかのアレのアレ!
ナナシーノ・ゴンビェ(仮)
‥‥である!
サイバンチョ
な、なんでしょう、(仮)とは‥‥

???
Oh,um... I'm, ya know, that so-and-so,
whatchamacallit!
A'nohn Ihmus TBD! 'Least that's what they've
been calling me!
Judge
"TBD"? As in "to be determined"? Can't you
just tell us your real name?


ナナシーノ登場。
英語版だとやたら「ya」なんかを使って、くだけた感じで喋る。
日本版の「(仮)」の部分は、英語版だと「TBD」で、サイバンチョが説明しているとおり「to be determined」(未定、仮)の頭文字。

ナユタ
ですので、検察側でベンギ上の
お名前をつけてさしあげました。

Nahyuta
...I named him "A'nohn Ihmus (TBD)" in my
report, but he thinks "TBD" is part of his name.

英語版だと、「報告書で『A'nohn Ihmus (TBD)』と名前を付けたのですが、彼は『TBD』の部分も自分の名前だと思っているようです」

ナナシーノ
いやー。記憶がアイマイなもので、
すまんであーる。

Ihmus
Forgive me, my main man Mr. Magistry. Chalk
it up to my fuzzy memory!


証人によってサイバンチョが変な呼ばれ方をすることはよくありますが、Ihmusは「ミスター裁判長」と呼んでいる。
ちなみに検事のことも「Mr. Prosecutor man」と呼ぶ。
また、この後の探偵2日目では、Phoenixを「Mr. Lawyer man」と呼ぶシーンもある。

マヨイ
がんばれ! 弁護士!
それいけ! ナルホド!

Maya
Rah, rah, siss boom boh!
Fight, fight, Phoenix Wright!

「siss boom boh!」とか「Rah!」は、アメリカの学生が使う応援の掛け声。

ナユタが一度だけ「ポルパッカ‥‥!」と叫ぶシーンがあるが、英語版だと「Pohlkunka...!」つまりポルクンカのまま。

ナルホド
‥‥証人。ぼくの国には、
こんな言葉があります。
“ウソは、ウソの母である”‥‥。

Phoenix
We have a saying in my country, Mr. Ihmus:
"One lie begets another."


英語版だと「ひとつのウソは次のウソを生む」。
この後の、「今ぼくが作った言葉」というオチも日本版と同じ。

ダッツ
久しぶりであるな‥‥ナユタ坊よ。

Datz
Long time no see... Yuty!


「ナユタ坊」は英語版だと「Yuty」。
「Yuty」という呼び方をするのはDatzだけ。

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