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「大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-」攻略 >
色々ネタ
第4話での細かいネタまとめ。
- 探偵【その1】でグレグソンからもらった「現場の地図」をグレグソンにつきつけると、くれたくせに、必要なさそうだから捨ててくれと言われる。
- 「古書店の領収書」から、夏目漱石が購入した書籍の名前がわかるが、「ルコック氏の肖像」「海とガボリオ」はフランスの小説家エミール・ガボリオと彼が書いた探偵小説(探偵ルコックもの)が元ネタと思われる。「カンタベリ慕情」はカンタベリー物語が元ネタか?
なお、2021年発売の英語版にて、「ルコック氏の肖像:The Picture of Monsieur Lecoq」「海とガボリオ:A Meal for Gaboriau」「カンタベリ慕情:Canterbury Yearnings」とローカライズされたのだが、「Monsieur Lecoq」は探偵ルコック、Gaboriauはガボリオ、Canterburyがカンタベリーと、原作(者)の綴りと一致しているので、元ネタとしてほぼ間違いないと思われる。
「大逆転裁判1&2 -成歩堂龍ノ介の冒險と覺悟-」公式開発ブログの最終回でも、1920年~1930年代の名作へのオマージュとして、『ルコック探偵(Monsieur Lecoq)と彼を作った作家エミール・ガボリオ(Émile Gaboriau)』が含まれている、と明言された。
- 「古書店の領収書」を夏目漱石につきつけると、龍ノ介が心の中でなかなか上手いことを言うのだが、寿沙都からは「どうでもいいことを考えていらっしゃいますね」とつっこまれる。
- 「4冊目の本」の詳細画面でタイトルを調べると、龍ノ介は大学で英語学部にもかかわらず、「英国の文学作品はヒトツも知りませんからね」という。
- 「プレゼントの花束」の、ひもで縛ったあたりを調べると、英字新聞で包まれていると何でもかっこ良く見えるという話になる。更に寿沙都が、では石焼き芋を英字新聞に包めば‥‥と言い出す。
- 探偵【その1】で、ホームズの部屋を初訪問した時、アイリスと話をする前に(厳密には話す「『ワトソン』」を聞く前に)画面左のバイオリンを調べると、バイオリンに憧れて、寿沙都が琴を始めたことがわかる。だが、父に止めるよう言われて止めた模様。つまり、寿沙都の琴の腕前は‥‥。
なお、話す「『ワトソン』」を聞いた後は、この会話にアイリスが加わり、ホームズとバイオリンの関係について、意外な真相が聞ける。
この場面では、話す「『ワトソン』」を聞く前後で「調べる」の会話内容が変化するものが他にもある(タイプライターや黒板)ので、気になったら調べてみるといい。
- 探偵【その2】では「ホームズの部屋」に行く必要はないが、行ってみると、アイリスがタイプライターで「まだらの紐」を執筆している。調べると、そろそろ来月号の締切だと言うが、帰ってきたばかりのホームズの話の執筆は間に合うのだろうか。
- 探偵【その2】の共同推理では、ホームズが「猛獣であるライオンを『バレンボア・サーカス』に売り払った」のだと推理をする。
この『バレンボア・サーカス』、実在しないようであるが、『バレンボア』が『あばれんぼ(う)』のアナグラム(文字入れ替え)という、単純に言葉遊びの可能性がある。猛獣といえば暴れん坊である。
- 夏目漱石の部屋で招き猫を調べると、龍ノ介がわざわざ日本からダルマを持ってきたことがわかる。彼は密航していたのだから、亜双義の私物扱いでダルマを持ち込んだのかもしれない。
なお、ダルマ自体は、第5話の「成歩堂法律相談所」で見ることができる。調べることもできるので、寿沙都がいる時、アイリスがいる時の2パターン、反応を見てみよう。
- 法廷【その1】では、最初の尋問「漱石を逮捕した理由」の後、漱石がどの道を通って帰宅したかが問題になる。この時、龍ノ介は「漱石にどの道を通って帰ったか聞けばいい」と提案するが、バンジークスに、「そのコタエならば、すでに述べたはずだが‥‥すなわち。『覚えていない』‥‥とな。」と遮られてしまう。
だが、「漱石はどの道を通って帰ったか『覚えていない』と証言している」という話は、尋問「漱石を逮捕した理由」で、ゆさぶり後に新たに出現する証言「古書店《ブルボン屋》は、被告人の~」をゆさぶった時にのみ聞けるのである。
そして、この証言は攻略上ゆさぶる必要がないため(正解はこの証言へのつきつけ)、ゆさぶらずに進めてしまった場合、バンジークスの「そのコタエならば、すでに述べたはずだが」という言葉がムジュンしてしまう。
第1話でも似たようなネタがあり、この時にはきちんと、ゆさぶったかどうかで分岐があったのだが。