◇山彦 日々ノ抄◇ 2005 05.−08.


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-300

 いやね、週明けから栃木に出張に来てるんですよ。でね、宇都宮って聞いてたから、すっかり(うっかり?)夜は駅前の繁華街を徘徊&夜更かしコースだとばかり思ってまして。本とか眺めながら「宇都宮駅前にあるという餃子の像に噛りついて記念写真を撮らねばっ」とか「餃子が有名なら春巻もウマイに違いない!」なんて思いながら一人ほくそ笑んでたんですね、ボク。
 そしたらなんとびっくり、宿は宇都宮じゃなかった! 駅にして三つも離れたところで、夜はどこも開いてないじゃあありませんか! 駅前なのに辺り一面真っ暗だしー!
 そんなわけで一気に意気消沈、冷え冷えになってしまったボク。 しかしさすが餃子の町のお膝元、宿の晩御飯にはやっぱり出ましたよ肉餃子が。

 ただ、ボクの心意気を感じてか、その餃子もずいぶん冷え冷えだったけどな。(-_-)



[10:00 08/30]



-301 海には行ってないけど、毎日がビーチ気分

 すでに末ですが八月はマンスリーのアパートで “スタート!(藤原紀香風に右手を上げて)” してます。つまり月契約の賃貸アパート。ワンルームのロフト付きに二人ですよ、二人。仕事仲間の人(ローワン・アトキンソン似)と一緒です。じつに狭苦しい。
 来ているのは神奈川県。こちらの人が用意してくれていた場所がこのアパートなわけです。月契約なので家電なども最初からあらかたそろっています。照明にテレビでしょ、冷蔵庫、コンロに洗濯機、エアコンなどなど。しかしそもそもワンルーム。最初に来た日、早くも問題が勃発したのです。

 布団が一組しかない…

 そう、基本的に一人用のアパートなんですよね、ここ。ビーン(←仕事仲間のことね)は部屋に入るなりベッドを占領。必然的にボクはなにもないロフトの上に荷物を上げたんですが、ロフトの上はただの板の間。さすがにこんな板の上で週末まで夜を過ごすなんてできない。毎日熱くて疲れるのに、こんなんじゃ疲れはまったく取れませんよ。
 とりあえず買出しに近くのお店へ。せめてタオルケットと何か敷くものくらい買おうと思って見には行ったものの、敷き布団は結構高かったんですよ。もちろん会計はビーンと折半なんですが、布団の値段をを見てこの人、 「なんかタオルでも買ってその上に寝とけよ」 とか言いやがったんですよ。全く人のこと考えてない。

 しかしそんなことを言われてもボクはめげない。そこでボクはとても安価なマットを思い出して探し出し、購入。今も夜はロフトに、この上で寝ているわけです。うーん、実に夏らしい…


 一晩部屋でコイツに寝てみると、少なからず今のボクの心境がわかると思うよ。(←この上に薄いキルトのマットを敷いて就寝)


[20:00 08/23]



-302 グラグラ

 都内の大きな交差点で、信号待ち(徒歩)をしているとき。なにやら足元がグラッときました。橋の上などにいて、近くをトレーラーなんかが通った時の揺れに似ていたので、普通の地面だったにもかかわらずあたりを見回すボク。ところが周りには大きな車なんて全然いない。代わりに目に入ったのは、風にしてはずいぶん大きく揺れている電線と、その向こう側で同じように揺れているビル。あー地震だ。
 周りでもキョロキョロしている人たちがたくさんいて、しばらくすると何処に設置してあったのか、通りに “ただいま大きな地震が…” というアナウンスが流れ始めました。けれど道路は特に変わったところもなく、近くの店を覗いても何か倒れたり落ちていたりはしていなそうだったので、たいしたこともないだろうと買い物の移動中だったボクはそのまま移動、引き続き買い物(主にウインドウショッピング)をしていたわけです。
 品物をあれこれ決めかねているうちに時間は過ぎて、八時の閉店時間。一人だったのでご飯も食べず、ほかにすることもないので、帰ろうと外に出るボク。駅方面に向かって歩いていると、近くの人が話しているのが聞こえてきました。「JRはダメだよ」 「地下鉄も止まってるでしょ」 あ、そうだ、地震あったんだ。
 車で都内まで来ていなかったため、地元まで電車で帰れないとまずい。都内から地元に帰るには総武線か京成線のみ。しかも京成線は今いる場所を通ってない。とりあえず歩みを止め、携帯電話で帰りの乗り換え時刻を検索。その検索で利用する路線の情報も同時に出てきました。

 “総武線快速 運転見合わせ”
 “総武線各駅停車 運転見合わせ”
 “地下鉄半蔵門線 運転見合わせ”

 まずい、帰れないんじゃ…

 調べなおすと、幸い京成線は運行していて、京成線乗り換えの駅までは地下鉄新宿線が走っていたため帰れる状況は出来ていました。よかったよかった… と思ったのもつかの間、なんとか京成線の駅まで来ると、人の数が尋常じゃない。JRが走っていないためにみんな人が流れてきていて、ホームにはぎっしり、階段も人が溢れ帰り、ボクがホームに来てすぐに改札は入場制限までしだす始末。ホームの外は暗くひっそりしているなかで、ホームの上だけが寿司詰め。まるで『ギネスに挑戦! 駅のホームに何人入れるか?』 なんて企画やってるみたいでした。
 ホームでも電車はなかなか来ず、待つこと二十分。ようやくボクがホームに着てから一本目の電車が来るらしいアナウンスが流れました。京成線というのは、メインのルートはボクの地元には行かず、途中で分岐して何本かに一本がボクの帰る方向に行きます。帰るには更にちょっと時間かかるだろうな… と思っていたら、なんと一本目がボクの帰る方向に行くヤツじゃないですか! これはなんてラッキー! なんだ、思ったより早く帰れそうだなぁ。
 まもなく電車がホームに入って停車。すでに車内は満員状態だったにもかかわらず、ドアが開くと共に人が一気に流れ込みました。ホームと列車の中には注意を促す駅のアナウンスと共に、悲鳴とも呻き声とも取れる声が響き渡りました。長い停車時間のあと、ようやくドアが閉まり、人のぎっしり詰まった、まるで “かみなり興し” みたいな列車はゆっくりホームを出ていきます。そして残ったホームには、乗れずに次の列車をまつ人。なぜかボクもその中で過ぎ去る電車を見送っていたわけです。の、乗れなかった…

 結局車にたどり着くまで三時間。夜中に家に帰ると、部屋は貯金箱が棚から落ちていた(←貯金箱としては使ってないけど)他は、特に被害はありませんでした。良かったね。


[11:00 07/24]



-303

 仕事が茨城から埼玉にかわりました。えーともう二週間ほど前なんですけどね。とはいえ宿は坂東市。そう、茨城県から通っています。片道車で45分くらいでしょうか。これまでずっと一人での通勤だったんですが、現在は三人で通勤しています。そのうちの一人がよく喋る人で、通勤中もあれやこれやと喋りまくるために、仕事前から正直疲れることもあるんですよ。

 たとえば埼玉の仕事の初日、車で走っていたらいきなりその人がいいました。
 「このへんはネギ、全然植えてないなぁ!」 

 …ネギ?

 少し走ったところでまた。
 「ほんとネギ全然ねぇな!」

 なぜネギ?

 で、しばらくすると。
 「やっぱりネギ作ってねーなー」

 ……。

 そうして、往路で道路のまわりをキョロキョロしながら三、四回 ネギを作っていないことについて独りブツブツ言い、仕事が終わって復路にもまた三回くらいネギネギ言ってたんですよ。もう何ネギネギ言ってんだか。そんなにネギ作ってないのが気になるのかしらこの人は!?
 でも確かに、茨城の方になると周りの畑はネギだらけになってくるんですよね。同じ車の中、隣でネギネギ言ってる人の話をずっと “聞かない振り” しているのもなんだったので、ちょっとネギ話に乗ってあげたんですよ。 「こっちはネギよく作ってるけど、特産なんですかね?」

 「知らねぇ!」(即答)

 あーもう!


[00:09 07/18]



-304 おひさしぶり

 『ロードオブザリング』の映画が日本で公開する少し前に、『ベルガリアード物語』(全五巻:ハヤカワ文庫)という作品のことを書いたことがありましたよね(誰も知らない)。 この本、初版が1988年の01月でして、実際日記に書いていた2001年12月時点ですでに絶版だったんですよ。まぁあまり売れるジャンルでもないだろうし、初版の発売以降、第二版が出たかも定かではないんですが。この『ベルガリ…』の続編として書かれた『マロリオン物語』(全十巻)というシリーズもすでに絶版になっていたとおもいます。
 ところが、昨今の『ロード…』、『ハリー…』などファンタジー映画の人気もあってか、この『ベルガリアード物語』が復刊(←7&Yはウェブ用だと思います)してたんですよ。しかも新装版として表紙も新しくなっていました。当時ボクがまだ中学の卒業間際の頃、一巻が発売されて読み始めたファンタジーのシリーズということもあって、実に懐かしい。しかしボクはもちろん当時読んでいましたし、現在も旧版が家にあります。新しいものが出ていたからと言ってあらためて買うこともないんですが、なんと! このシリーズでまた新たな物語が出版され始めていたんですよ。その第一巻目が先週出ました。『魔術師ベルガラス』(全三巻)というシリーズ。この後に『魔術師ポルガラ』(全三巻)というシリーズも発売されるらしいです。そしてその後には絶版になっている『マロリオン物語』も全五巻になって復刊するとのこと。すごい、『ベルガリ…』から五巻、三巻、三巻、五巻と十六冊毎月発売されるわけですよ。売れるのかしら!?。さて今度はいつまで書店に並んでいることやら…

 ちなみに、久しぶりの新シリーズといってもこの『魔術師ベルガラス』という本、英語版の発売は1995年。つまり著者は前作からそれほど間もあけず、引き続きシリーズを続けていたわけです。日本語版が出るまで十年、やっぱり『ロード』、『ハリー』効果は大きいようです。


[21:09 07/13]



-305 お休み中

 来るべき仕事の日(来週明けから)に向けて休み貯めをしています。すでに三日が経過。そして週末も休みなので、計六連休ってわけです。イマイチ天気が良くならないのは、実はそういうわけだからです。あれ? ここは納得するところじゃないよ。梅雨だからに決まってるじゃないですかこのごろ洗車もしてないのに!
 しかし、ここまで長い連休があるわけですから、丸一日晴れてくれればここぞとばかりに出かけることやぶさかでないボク。来る日も来る日も山日和になるように祈祷する毎日なんですが、雨は降らないものの、なかなか朝からすっきりと晴れてくれません。一日くらい晴れてもいいはずなのに。これは祈祷の仕方が悪いのかも。やっぱり寝ながらじゃ願いは通じないんでしょうかね。(ほぼ寝て過ごす毎日です)

 とはいえ、いつ晴れるかわからないために準備だけはしてあります。すでにザックはパッキング済みで万端。天気がよくなり次第Go! ですよ。つまり今はReady! の状態。つねに緊張した体勢でいるわけです。これじゃあ休みなのに気が休まらないよ…

 とりあえず寝るかな。

[00:39 06/17]



-306 日曜でもやはり仕事してますよ、バリバリです。バリバリ伝説。

 出張先の宿は外がすぐ駅前です。そして、いつものごとく週末仕事にいそしむボク。週末の駅前がどこもそうであるとは、もちろん言えませんが、この駅、週末の夜中に出るんですよ、例のヤツが。不気味な音と共に現れたかと思えばしばらくしていなくなり、しばらくナリを潜めて消えたかと思えばまた何処からともなく現れるわけです。おおこわ。そして今週も。

 “ブブブオオォーン。ブォオオォォォオオオー!” 

 もうね、ホントうるさい。スクーターだかバイクだかわからないんですが、終電の終わった駅のロータリーに来るんですよ。音からして二台か三台くらいだと思うんですが、一時か二時くらいに現れて三時半過ぎくらいまでブーブーやって帰っていくわけです。もう参る。明日も仕事だってのに! 付き合ってらんない! お前みたいな子に育てたおぼえはない! (ブォオー…) えぇい、口答えするな、やかましい! わしゃもう寝る!


 という感じで早い時間に寝て、朝まで熟睡しているわけです。


[22:39 06/12]



-307

 4日に大学時代の仲間の結婚式に行って、出席者の電話番号&メールアドレス二件を取得し、さらに近いうち飲む約束を取り付けてきましたよ。ほかに知り合いもなくて一人で呼ばれたのに、われながらよくやりました。自分を褒めてやりたい。おめでとう、これで次は君の番だな!

 電話番号とか飲む約束とか、みんな新郎の会社のオトコ仲間だけだけどね。


[22:29 06/07]



-308 何が食べたい?

 この間書いた、宿の隣の洋食レストラン。そう、ワインを飲めなかったあのレストラン。実は、休祝日以外の宿の夕食は、このレストランでいただくことになっているんです。洋食レストランなので、ある日はエビフライ、次の日はハンバーグ、次はマグロのグリルというようなメニュー。泊まっているのはビジネスホテルなので、こういう洋食が合わない人も多そうな気がします。そんな人のために他のメニューがあるのかどうか知りませんけど、いつも
 「今日はチキンソテーになりますが、よろしいですか?」 と店員さんに確認されるんです。ちなみにボクはいつも、「ハイ」しか言いません。

 おとといの土曜日、いつものようにそのレストランに夕食を食べに行ったんです。店内に入ってテーブルに着いたんですが、なぜかバイトのウェイトレスではなく店長(とはいっても経営者の夫婦とバイトの三人しかいないお店なので、いわばオヤジさんです)が出てきてボクに言ったんです。
 「何か食べたいものありますか?」 えー、今日のメニューはオーダー出来るんですか! 決まってないの?
 実はこの日、お店に入ったのが午後八時半。九時閉店のこのお店としては、普通に考えてオーダーストップギリギリの時間だったんです。思うに、宿の夕食はみな七時前後に済ませるので、もしかしてもう夕食メニューの在庫がなくなっていたところにボクが来たのではないかという気がします。でもこれはよくよく考えればラッキーじゃないですか。食べたいものが食べられるなんて嬉しい限りです。

 さて、ボクが食べたいもの… 好きなもの。それは前にも言ったことがあると思いますが、

 “春巻きです”

 あーしかしここは洋食レストラン。いきなり春巻きとか言って、まずあるわけない。ボクは一度出かかった春巻きという言葉を泣く泣く飲み込み、
ボク:「じゃあパスタで」と言ってしまったのです。
店長:「ソースは? 赤(トマトの意味だと思う)がいい?白(クリームだと思う)?」
ボク:「えーと、クリームソースでお願いします」
 結局今夜のメニューは、ホタテときのこのクリームソースパスタ、そしてサラダにフルーツというもの。もちろん一人で出かけた先でイタリア料理屋さんに入るほどの寂しげな行動パターンを繰り返すボクですから、このパスタもおいしくいただきました。しかし一度春巻きを思ってしまったためか、パスタをフォークに巻きつけながらも頭の中はもう春巻き。レタスをを口に運びながらも、思うのは春巻きのパリパリの皮といった感じだったのも事実。

 ということで、今日はスーパーの惣菜コーナーに一直線。宿でこれからパリパリ言わせながら、念願のモノ(←二つ買ったので、実際はこれ×2です)をですね。


 (※部屋で一人、これを食べているボクを想像しないでください)


[20:49 05/23]



-309 丸一ヶ月ぶりにお休み。

 ひさしぶりに帰宅したので、今日はやっておきたいことがたくさんありました。まず散髪に洗車。郵送で送られてくる請求書あれこれの支払い(電話代にプロバイダ料金、そして自動車税も)。出張中に使う着替えを買い足しておくこと。屋久島から帰ってすぐ出張に戻ったので、散らかったままの部屋の掃除。来月早々にある、友人の結婚式の準備。ああ忙しい! 休みが休みになってないですねこれじゃあ。そんな忙しいボクのお休み。今日一日の過ごし方はといえば。

 朝九時半に起き、朝ごはんを食べてからまた十一時ごろ就寝。そのまま午後三時半まで寝ていました。つまりほとんど寝ていたわけです。かろうじて夜散髪に行きました。ノルマ達成率は、およそ十パーセント。


[01:19 05/18]



-310 向こう三週間ほど、とりあえず土日の仕事は確定してます。平日休…めるのかしら!?

 石岡にいた時、部屋で暇をもてあましながら 2ちゃん を見ていたんですよ。何気なく見ていたのがワインのスレッド。コーヒーを飲みながら読んでいたんですが、もうワインなんてずいぶん飲んでいなかったので、見ているうちになにやら無性にワインが飲みたくなってきたんです。そこですかさずボクは車に乗り込み、一路近くのジャスコまで。そこで一本の赤ワインを購入し、本屋に寄ったりして帰ると、宿の駐車場に着いたと同時に驚愕の事実が発覚したんです。

 コルク抜きがないよ…!

 せっかくボトルを買ったものの、コルク抜きがなくてはお預けの犬。近くにあるのに手が出せない。触れない。飲めない。どうしようもない。ボクは潔く、この赤ワインに見切りをつけ、宿の隣にある洋食レストランに入りました。ここならきっとワインがあるはずです。考えてみれば部屋で一人、しょんぼりしながら飲むよりも、レストランで暖かい料理と一緒に飲む方がぜったい健全かつオイシイじゃないですか。店に入り周りを見ると、客はオジサン二人の一組だけ。

「どうぞー」という声とともにテーブル席に座ってメニューをもらい、ワインのページに目を通しながら店員さんにふと聞いてみたんですよ。
「ここ何時までなんですか?」 閉店時間によってグラスにするかボトルにするか。一人なのに飲む気満々で尋ねるボク。
「一応九時なんですけど…」 この時点で九時十分。どうやら地雷を踏んだようです。聞くんじゃなかった…
 ここで一気にボクは小市民的気質が出てしまい、ワインを頼むどころではなくなってしまったのです。そして簡単なパスタを頼み、出てくると早々に平らげます。隣のテーブルではバイトの女の子が まかない のフライ定食みたいなものを食べてました。今日も一日、おつかれさま。ごちそうさま。ご愁傷様(←ボクだけは)。

 さあしかし部屋に帰ったボクは不完全燃焼もいいところ。しかし目の前には開かない赤ワインが一本あるのみです。目の前にあると更に飲みたい欲求は高まるばかり。そこで必死に考えました。2ちゃんねる のワインスレ にあった【ワインのコルク抜きがありません()】というスレも読みました。(役に立ちませんでした) これではまるで、人参を目の前に吊るされて走る馬 です。努力が全く報われていない。こうなったら最終手段です。誰もが知ってる強硬手段。 コルクの押し込み。引いてダメなら押してみろ(そもそも引けないわけだが)。ビンの中に落とし込んでしまう古典的手法です。スマートじゃないけど、この際そんなこと言ってられません。コルクを押すのにちょうどいいものがなかったので、車のキーで押してみたり、ブラシの柄に体重を乗せて押してみたり。少しずつコルクがビンの中に押されていきました。(←にじみ出てくるワインもおいしくいただきましたよ)そして努力すること十五分。みごとコルクはワインのビンの中。開きましたよ。やったよ母さん! (←努力の甲斐あってとてもおいしかったです) そして蓋がないので、成り行き上そのまま一本を完飲(←そんな言葉があるのか知らないが)しました。満喫。 もちろん翌日はひどく痛みましたよ。(くしの柄を押した手のひらとか、もちろん頭とか)


 いやぁ、でも翌日、宿のロビーで栓抜きと一緒にワインのコルク抜きが置いてあるのを発見したときはびっくりしたなぁ!


[19:39 05/10]



-311 家がどんどん遠くなる

 さて、出張先の南房総からさらに出張させられ、坂東市に来ていたボク。しかしまた場所を替えられ(また左遷?)、茨城県中部の石岡市というところで仕事になりました。しかも、もう一週間前から。もちろんお休みも全くいただいていません。いまの率直な気持ちはといえば、おなかイッパイです(夕飯を食べ過ぎたらしい)。
 仕事ばかりでお休みがないとはいえ、石岡での居心地は坂東のそれよりもボク的には快適です。宿の食事、仕事場からの距離、宿の周りの雰囲気など。
坂東でも石岡でも休みがないのは同じなので、そうなると石岡にいるほうが心身ともにいい状態でいられそうな気がします。
 そんななか、とりあえず石岡での仕事(厳密には仕事場所は東茨城郡美野里町という隣町です)が今日でひと段落し、明日からはつくば市で仕事をすることになりました。というわけで つくば市 での仕事の時は坂東から通うので、早速坂東市に帰って来ましたよ! テレビが有料の宿ってあなた!

 “帰ってきた” という言葉にすでに違和感がないことに、いくらか戸惑っています。


[19:09 05/08]



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