◇山彦 日々ノ抄◇ 2003 2.


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2003 02/28 Fre.

 ボクの部屋の東の窓からは、庭に植えてある梅の木が見下ろせるんですが、もうかなり咲いています。知らず知らずのうちに春もそこまで。

 ボクは花粉症ではないんですが、当然のごとくボクの周りには花粉症の人がたくさんいます。ボクの鼻は音も立てずスースーと空気がとおり、仲間の鼻はズルズル。(ボクの鼻は)気づかないうちに、春もそこまで。

 つい先日までは家を出る時間でも、まだ日は昇っていなくて暗かったのですが、もうこのごろは目を覚ますと日は昇っていて、ひところよりもずっと服を着るのもテキパキとこなせます。気づいてみると、春ももうそこまで(たんなる寝坊常習犯ですね) ← 一言付け加えさせてもらえるなら、寝坊も春のうちです。


2003 02/26 Mit.

 人影も見えない午前零時 電話ボックスの外は雨 かけなれたダイヤル回しかけて ふと指を止める

 という感じで、比較的スローテンポの聞かせる歌が得意なボク。カラオケでの十八番はBOROの『大阪で生まれた女』です。十八番といっても当然、このうたを十八番までカラオケで歌っているはずはないんですが(この歌十八番まであります)、ぜひ ♪ひかり32号に 乗って東京へとっ♪ とかこ気味よく歌うパートを、いつかカラオケで…。しかしながらそういう場面を思い描くとき、おそらくまわりは四番くらいから一気に盛り下がってくるのが目に見えているので、夢は夢のままとっておきたいと思います。叶わない夢があったっていいじゃないか!(だって本当に大ヒンシュクだろうし)
 文頭で“聞かせる歌が得意”と書いたんですけど、真相としてその要因が、テンポの速い歌にはついていけないという、悲しきサガを背負った自分の喉にあるのはすでに自覚済みです。そしてボクが酒の勢いに任せて、またはチャレンジ精神旺盛に、カラオケで無謀な歌に挑戦したりすることがないのは、この喉に対するボクのせめてもやさしさに他なりません。喉に優しく、そして聞いている他人に優しく。隣人愛の精神に満ちた今日のボクは、またちょっと好印象度アップのはず。
 だから聞かせる歌というのは決して歌がうまいというわけでもなく、たとえば冒頭の曲『レイニーブルー』での聞き所はというと、電話ボックスという歌詞さえも昔を彷彿させるのに、回すダイヤルってさらに昔じゃないのかよってところ。 近頃の歌で“メール”とか“ケータイ”なんて歌詞が出てくると、いまだになんとなく違和感があるのは自分だけなんだろうなぁ。そのうちIP電話が主流になったら、歌詞はどうなって行くのやら。


2003 02/25 Die.

 週末よりも待ち遠しかったペイデイの本日、みなさんはいかがお過ごしでしょうか。そうはいっても今日はまだ平日でもあることですし、ちょっといいイタメシ屋さんにでも行ってワインで乾杯、週末はどこにドライブにいこうか、なんて話しをしている程度…な人には、きっと明日あたり鉄腕ダッシュで回しているとかいうメールが二十件くらい来るでしょう。ちなみにボクには山口チームとかいうメールが来ました。そんな会話してないのに。番組も見てないのに。つか、来たのはもう十日まえだけどねー。

 しかし給料日が月末な自分としては、毎月いまごろが一番収入日から遠ざかっているわけで、そんな状況の中で車検の値段が出たよーとかいう請求の電話などかかってくると、もう裏声で“こちらは、090−xxxx−xxxxです。ただいま…”なんて応対をしてしまうような始末です。しかも聞いてびっくり、確定申告の結果所得税が思ったよりも安かったわりに、車検は思ったよりも たっかーい じゃないですか!! これじゃあ世間が ペイデイ でも、ボクだけ メーデー! メーデー! ですよ!誰か助けてー!!たすけてー タスケテー…(そしてフェードアウト)


2003 02/23 Son.

あなたに贈る今日の花言葉は、

2月23日(日)
じんちょうげ(不死、不滅)


そんな言葉を送られてもねー

 さあさあ週末で天気も悪かったんですけれども、実は釣りをする約束をしたおり、同時に土曜にかの地(館山)で別の人たちと飲む約束をしていたんですよ。釣りが中止になってしまったので飲みに行くのもやめようかなぁと思ったんですけど、いぜんから何度も断っていたひとだったので、昨夜飲みにいってきました。

 お酒の飲み方も人それぞれで、ボクの場合はたいてい一軒で、三時間くらいという感じでしょうか。量で言うなら最初にビールを一杯のあと、ワインなら一本、酒なら五合、カクテルなら十杯前後、焼酎ならボトル半分といったくらいでしょうか。ですが昨晩一緒に飲んだ人たちは飲み方が違ったんですよ。長い時間飲むタイプ。普段飲んでいるときも、九時前から二時くらいまで飲んでるらしいんですよ。そういう飲み方をしない自分は、時間が長いということも気にせず、普段のペースで飲んでいました。ですから当然飲みすぎてしまい、そのあとカラオケに行ったんですが、それこそ『ぐでんぐでん(荻原健一)』も歌えないほどになってしまいました。そして本日昼まで眠り、頭痛を我慢しながら帰宅したのですが、なんとなんとマフラーがなくなっていました。今シーズン買ったものなのに…

 三時ごろ帰宅し、その後は正直なにもする気が起きなかったんですけど、今日は中央のGTがあったので家でのんきにやっていたところ、これが的中しまして。こりゃああれですね、マフラー買わなきゃってことですかね! いや、ですよね! そうに違いない。

“あなたに贈る今日の花言葉は、
2月23日(日)
じんちょうげ(不死、不滅)”

↑浪費癖がってことかな?


2003 02/21 Fre.

 さて、船の都合でこちらの休む休まないにかかわらず週末のヒラメはお預けになってしまったボクなんですが、そのやるせなさがあらぬ方向へと暴走、ヒラメのかわりに本日とてもよいブーツを…(またかよ)

 “春眠”といえば暁を覚えず。明け方になっても依然眠く、なかなか寝床の中から出られなかったりという日々が続きます。しかるに近頃のボクは毎日寝坊しております。仕事仲間の電話で目が覚める。もう遅れているので一人で行きますからと言って、また寝てしまう。でギリギリか少し遅れて仕事場に到着という、迷惑千万な行動で周囲から白眼視されかけているのです。もういっそのこと、“春眠”よりも“冬眠”してしばらく夢の中をさまよっていたい気分です。そこ、永眠しろとか言わないように。
 人というのは、だいたい一生の三分の一程度を寝て過ごすといいますよね。「おれ、一日二時間くらいしか寝ないよ」なんていっていても、だいたい一生を平均すれば、だれしもさほど変わらないんじゃないかと思います。ちょっと多く見て九十まで生きたとして、起きているのが六十年。寝ている間も脳は激しく活動している、寝ていてもカロリーは消費するなんてはなしもありますが、寝ている間の意識がない以上、ある意味生きていない時間だといっても過言ではないはずです。さてそこでボクは今三十なんですが、実際は二十年程度しか生きていない計算になるわけです。つまり起床年齢(←造語)でいうとまだ二十歳の若造。だから寝坊も許してっていう話なんです。しかしこんないいわけすると、許すどころか怒りを助長するはめになってしまいかねないので、だまってすいませんでしたの一点張りの毎日。なかなか男らしい、潔い態度ですよね。バツの悪い時だけだけど。

 謝罪のことばから始まる一日は気分が悪いということがわかりました。人生何事も勉強ですね!

 あ、寝坊して一人で通勤途中に寄ったマクドナルドで、乙葉にすごく似てるスレンダーな店員さんを見つけました。また彼女を見るには、寝坊する必要があります。うむむむむ…(乙葉ファンでもないのに)


2003 02/19 Mit.

 そういえば、先週末(土曜)に『ロードオブザリングU 二つの塔』を先行で観にいったんですよ。これが もう!! って感じ。(“もう一回劇場で観てもいいくらい”とか“儲かるんだろうなぁ”って感じ)その上映前に流れた『MATRIX』の予告も、もうっ!!って感じで。(“もう予告かい!”←六月下旬公開)

 そんなわけで(わけも何もまったく関係ない)、とりあえず去年分の確定申告も終わり、車も車検を無事に通って帰ってきたわけです。まだ金は一切払ってませんが、少し多めに見立てていたこともあるんですけど予期していた金額よりも十万くらい安くすみそうでひと安心です。さてそうとあっては次の段階、この余った十万で何を買うかですよね♪(このために多く見ていたという噂も)今日はCD二枚と文庫を一冊、ブレスとリングを一個ずつ購入いたしました。そして帰りはアメリカンハイファイのニューアルバムでノリノリだったわけですが、相変わらず近頃は英語圏以外の音楽を聴きたいという傾向にありまして、フランスからイタリア、ブラジルなどさまざま。しかしその実、そういう音楽の歌自体はぶっちゃけ一言も聞き取れないので、そのうちインストゥルメンタルでも聞き始めるようになるのではないかと予測しています。もちろん聞くのはカルト化必至。アフリカの雨乞いの祈祷音楽とか流れる車内。そして洗車…

 先々週に予定がつぶれたヒラメ釣りを今週敢行することが決まりました。そういう予定がたったということなのだけど、今週仕事があるのかないのかというのがまだ未定というのは、いささか心にひっかかります。天気がいいといいなぁ…

 今週は洗車はしないようにせねばっ!


2003 02/17 Mon.

 さて、ボタン雪まで舞っていた昨日。日曜日とはいえ、あいも変わらず都内で仕事をいたしておりました。もう、なんていうんでしょうか。疲れてないですよ。普通に仕事します。でもね、この状態で仮に休みが一日くらいあったら寝て終わりですねおそらく。休みがないと、そのまま仕事を続けていくのはさほど辛いことでもなくて、逆に慣れてしまうために一日休んでまた週はじめの憂鬱感を味わうこともない。だから却って良いのかも?なんて。そんな絶対に思いません。(あさって確定申告のためお休みをとります。ラッキ☆)

 景気が悪いので、個人の消費が減っている昨今。国債が即日完売になったのも実に印象深いニュースです。このように皆が皆、資金運用に四苦八苦している中、もっとも手っ取り早く、そして安全安心な方法と言えばなんでしょうか。それは自分で持っていることです。金融機関に預けても、営業時間外に機関を利用すればその瞬間に利子分などなくなってしまうような低金利時代の中で、絶対に減らない方法は自分で持っていること。このボクも、そのような考えのもと、なんとなんと今日、とてつもなくすばらしく、なおかつお買い得なものをゲットしてしまいました。

 それは貯金箱。

 今でも売っているのでしょうが、むかし“○○円たまる貯金箱”なる缶タイプの貯金箱が流行りましたよね。でももうそんなものは古い。これからは縁起物の時代ですよみなさん。ヒンドゥー教でお金、繁盛の神様といえば“ガネーシャ”です。ボクは今日、このガネーシャ神を形取った貯金箱を偶然にも発見してしまったんですよ! もうこんなものを見せ付けられたらボクは抗うべからざる力によって、この高さ二十センチくらいのガネーシャ貯金箱を小脇に抱え、レジへと一直線でした。

 その貯金箱が ↓これ



 三歳児とかに見せたら泣くね、ぜったい。シュールすぎるよインディア。(三百円でした、安い!!←手数料より多いことに注目)


2003 02/14 Fre.

 ボクがまだ天気予報のない時代に生まれていたら、それはそれは立派な雨乞いの祈祷師になることができたのではないか。祈祷は簡単。前日に洗車(そんな昔に車なんて)。そして法外な祈祷費をせしめて洗車する車を次々と高いものに買い替えるのだ。もうフェラーリなんてなった日には、洗車した日の翌日は決まって大嵐。大洪水が起きて、天気を操作しすぎたボクはノアの箱舟には乗りそこね、神によって粛清されるという結末が… “番組の途中ですが緊急ニュースです。このほど我が家の電子レンジが天に召されました。この時間は番組の内容を変更して、緊急追悼番組『sinnさんちの古レンジ』をお送りいたします。”
 実は仕事帰りになんとなく寄ったスーパーで肉団子を買ったんです。チルドの。そして家に帰り、意気揚々と肉団子を手に台所に。颯爽とレンジのふたを開けて肉団子を押し込み、ふたを閉じてスタートボタンをプッシュしようとした、そのとき。
 父:「あーそれ壊れちゃったみたいなんだ」
 母:「温まらないよ」
 うちのレンジ、それはボクが物心付いた頃から、すでに風景の一部となって台所に溶け込んでいた代物でした。もうずっと、そこに行けばあるべきものとして存在する、古いレンジ。改めて考えると、ボクはそのレンジがいったいいつからそこにあって、もうどのくらいの期間、うちの家族に使われているのかを知りません。
 s「あ、そう。もう古いからなぁ… 何年使ってんの、これ」
 父母「三十年」
 s「ふ〜ん、そう…」

 s「……え?」←三十歳のひと

 そのあと、妙に親近感が沸いてしまったボクは、どうしてもこのレンジを修理して、今一度その勇姿を見られたらと思ったんです。あの“威風堂々”のメロディーのごとき稼動中の雑音(エルガーに失礼です)をもう一度聞きたい。(※) その旨を親に力説し、おもむろにフライパンを出して、きちんと肉団子を暖めなおしていただきました。美味でした。そして次の日。

 ピカピカの新しいレンジがそこに。あっさり新しいレンジを買ったらしいです。そんなうちの親。そして聞こえてくる、平井堅 の声

♪お〜おぉきなしぃろい古レンジ 台所のレンジー
 三十年いつも動いていた ごじまーんのレーンジさー
 sinnさんが 生まれた年に 買ってーきたレーンジさー
 三十年 休まずに ゴーゴー ゴーゴー
 sinnさんと一緒に チーンチーン(sinnさんは何がチーンなんだ)
 今は もう 動かない そのレ〜ン〜ジ〜♪

− Fin −

 ※行進曲「威風堂々」作曲 エルガー この文の内容としてはあまり重要でもないんですが、メロディーを知らない人は自分の携帯の楽曲を、そのメロディーの中になかったときには友達の携帯電話の楽曲リストを見せてもらおう!


2003 02/11 Die.

 最近セルシオという車を見ると、セルジオ越後の顔がちらついて困ります。

 そんなわけで。
 ←セルジオ占いでもどうぞ。


2003 02/09 Son.


 天使も楽じゃないのよ〜(セリフはフィラデルフィアクリームチーズのCMより)

 なんとなんと自分をさらけ出して間をつなぐ、このていたらく。とはいったものの、顔じゃなくて毛ですからね。なんか“毛だけ出してる”って書くとなにかしらの誤解を招くような気がして嬉しいです(はい?) ううむ、 『顔を隠して毛を隠さず』。 なんだか顔を伏せた匿名ヘアヌードみたいになってきました。

 話題は戻って、ご覧のとおり毛が伸びてしまって大変です。何が大変て、髪の毛やわらかいので(シカオ的に言うとやらかいので)目にかぶってしまってくすぐったいのくすぐったくないの。切りにいけるのはいつのことやら。でもですね、めでたく二女誕生のキムタクも、髪を短くしたイメージで定着しつつある今、ボクはこの忙しさに乗じて今こそ髪など伸ばしてみるのもまた一興かと思ってるわけで。でもこのまままっすぐ伸びていった姿を想像すると、自分で言うのもなんだがかなりキモい。

…早よ切ろ。


2003 02/08 Sam.

 日曜は山に行く予定でした。ただし館山(地名)。千葉県南端にてヒラメをゲットですよ。そのためには前日(今夜)から出かけて前祝い、飲まなきゃ飲まなきゃ!!

 土曜の夜、今現在の予定 = 虎ノ門で仕事(確定)。

 つわけで、やる気十分予定不十分、却下されました。やる気 空回りですか。
 なんてね、このように書くと「ああ、またこいつ仕事ばっかりでつかれるなぁなんて文書くつもりかよ。つまらん。ポチ(クローズボタンを押す音)」なんて成り行きが頭の中によぎるので、ちょっと考える方向性を変えていただこうかなと思います。すなわち、

 このまま明日が休みで、今夜から館山に出かけて大酒をくらい、明日雨上がりの(今夜のうちに雨が降る予報なんです)ちょうどよく濁った海で、ちょっと二日酔い気味の頭のままボートで優雅にヒラメ釣りに興じるsinn。これがAパターン。かたや日曜の朝、まだ雨が上がりきらない早朝に起きだし、そそくさと仕事着に着替えて仕事に出発。朝のうちできれいに雨は上がるが、天気がどうというよりも、休日にも平日と変わらず仕事にいそしむという虚しさに身をゆだねながら、せっせと車検代を稼ぐsinn。これがBパターン。いまさら言うまでもありませんが、Bパターンのほうがつらい道であることは周知の通りです。

 つまり、このまま休日出勤して突き進む現実の未来であるBパターンと、休みで遊びを満喫する、仮想の未来Aパターン。こんな“前門の虎(虎ノ門)後門のヒラメ(釣り)”ともいうべき状態で、あえてツライ道、虎とあいまみえるボクの内にあるヒーロー性というか、その勇者っぷりを存分に理解し、まるでヘラクレスの戦いの神話のごとく、このボクの日々の奮闘ぶりをつづられたこの文を逐一欠かさずその熱き眼に焼き付ける必要があるのではないか!!! そう熱く語りながら、ボクは今宵も枕を濡らしながら眠りに付くのであった。涙(なだ)そうそう。


2003 02/07 Fre.

 いわずもがな全国的にデフレなんですが、こと個人的にもデフレ傾向が高まっております。というのも、実はコレもうずっと前からなんですが、今の仕事からおさらばしようと常々考えているので、あまり無計画に散財を続けていると、いざおさらばした後にとてもとても不安な日々を過ごさねばならなくなってしまうじゃあありませんか。自由人になってもある程度の期間はしのげる ようにという保険的安心を求めて、ボクはおととしの夏あたりから自分の中でe−sinn(エコノミーバージョン)となり、最小限の浪費で臥薪嘗胆、我慢に我慢を重ねてきたのです。なんだよ最小限の浪費って。
 ときには苦しい休日もありました。e−sinn状態を続けることによってストレスはたまり、ついには頭痛もちになってしまったことも。そんな時にはノーシンを服用し「ダメだダメだ、浪費はイカン(no!sinn)」と言い聞かせ、じっと耐えてきました。まぁ!暖かく朗らかな今日の日差しをいきなりシャットアウトするかのごとく、じつにクールダウンなギャグだね。
 その甲斐あってか、ボクも一時期ほど無計画な浪費というものをしなくなったのではないかと思っております。そりゃあ山に登るためにサックやトレッキング靴を、体力つけるためにダンベルセットを買いました。二月になって旧正月のお祝いに乗じ、ずっと欲しかったイタリア製のカッチョいいサイドゴアブーツとか買いましたよ。(高かったー)にしてもここ二ヶ月のお給金にはいまだ手を出していないほどエコノミストぶりなんです。もう誰にもエゴチストなんていわせないっ!

 それなのに。

 きましたよ、とうとう。『車検のお知らせ』&『確定申告の案内』。ボクの輝ける前途を打ち砕かんと、この二つの大波がまさに最強タッグをくんで眼前に立ちはだかっています。どうしよう、余裕で一か月分の給料よりも取られる自信ありです。ざっと見積もり四十と見ましたね。こういうのは金額が多くても「よーし、そのためにがんばるぞー」なんて気にならないから不思議。


2003 02/05 Mit.

 ひげを剃ったら、剃り跡が赤くなっちゃった。遠くから見たら“赤ひげ”に見えるかしら。

 “バルバロッサ(赤鬚王)”こと神聖ローマ帝国皇帝フリードリヒ一世とは(肖像とか見たこともないけれど)似ても似つかないであろうボクですが、冗談は抜きにして少しヒゲが伸びてくると赤い毛が混じっていることに気づきました。何もしていないナチュラルな状態のマイ ウィスカース(あごひげ) が、なんとかなりの割合で赤いじゃありませんか! ですから今後のヒゲが伸びている時のボクのニックネームについて、“バルバロッサ”というのはなんかかっこいいんですけど、ちょっと語感として怖い印象もありますから、さすがに恐れられても困るので今日のところは“赤毛のsinn”ということにしておきましょうか。あ、でもボクは自分の赤毛が別に嫌いじゃあないし、もし奨学金をもらってもギルバートになんて譲るもんですか!(やな性格だ)


2003 02/02 Son.

 みなさんおめでとうございます。あけましたね、もう二日目ですけど。ボクのいる関東、今日は曇っていますが昨日は実に気持ちのいい一日でした。これからまた、一年よろしくですね
(^−^*)/
というわけで今年は二月一日が旧正月ということでもありますし、本日は主に中国の方々に向けてお送りしたいと思います。では、再見!(いやまだまだ)

 中国ではいわゆる西暦の元旦というのがただの祝日扱いで、二日からまた普段と変わりなく仕事にいそしむという話を聞きました。そして旧正月が本番、一気に盛り上がるというわけです。だいたい三日間くらい休みになるというのは、三が日と一緒ですね。町中龍のハリボテがうにょうにょしてて実に楽しそう!(←想像)ボクも西洋文化の蔓延する日本という国の中にあって、東洋的慣習も忘れてはならない、そして東洋といえば中国だ!と感じ、二月一日から三日までじっくり家で休養をとろうと思いました。朝は太極拳で体をほぐしウーロン茶をすすり、食事は餃子とラーメン(?)なんて洒落こもうとしていたんですが、いきなり昨日は昼の仕事が終わってから夜勤にまでまわされる始末。気がつけばもう二日の午前五時じゃあないですか! もう疲れた、寝るっ!てなわけで午後四時までスライム状態でした。ことよろ(“時まで働いて んでもなく疲れた結果 時まで寝てしまうなんて くでもない休日だ”)

 話は微妙に変わるんですが、体が疲れていると文を書くのが億劫になりがち。もともとボクは恐ろしく遅筆なので時間がかかるため、余計この傾向が強いと思われます。このまま来月、再来月と仕事が佳境に入ってくると、ここもどうなることかわかったものじゃありません。そこでひとつ対策を講じることにしました。なにせ文を書くのが遅いのは頭の働きが鈍いから。たまに少量のアルコールを摂取しているとスラスラっと文が出てくることもあるのですが、いかんせんアルコールというのは諸刃の剣で、書かずに寝てしまうという危険性も十分考えられます。なのでほかの方法で頭を活性化させることができないかと考えた結果、もう最終手段としてこれしかないという結論に達しました。悪魔に魂を売るボク。その手段とは!!

  ドーピング

 これでこれから、もうバッチリだぜっ!


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