フライングディスクとは?

フライングディスク(Flying Disc)とは、一般的には「フリスビー」の名称で親しまれているプラスチック製の玩具またはスポーツ用品のことです。フリスビーは登録商標なので、一般名称として「フライングディスク」と呼んでいます。「フリスビー」というと、「あっ、あの犬がくわえるやつ」とか、「よく公園や浜辺で投げてるやつ」と思う方も多いですが、そのイメージは半分しか正解ではありません。現在、このフライングディスクを使ったスポーツは多種にわたり、誰でも手軽にできるレクリエーション性の高い種目から競技性の高い種目まであり、老若男女を問わず、誰でも楽しむことができます。
以下は、各種目の紹介です。各種目名をクリックすると、更に詳しい説明が見られます。

DDC(ダブルディスクコート)
2人1組の2チームが17mの間隔をあけた13m四方のコートに分かれてプレーをする。2枚のディスクを相手コートに投げ合い、相手チームコートにディスクを投げ入れるゲーム。両チームの1人がディスクを1枚ずつ持ち、同時に相手コートにスローしてゲームを始める。相手がキャッチできずにそのコート内にディスクが止まるか、相手の投げたディスクがアウト・オブ・バウンズに出た場合は1点。このゲームの特色として、相手が2枚のディスクを同時に持った場合は2点を獲得するというルールがある。いかにして相手に2枚同時にディスクを触れさせるかがこのゲームの最大の楽しみである。
ガッツ
各5人ずつの2チームが、14m離れた平行線上に向かい合い、ディスクのスロー、キャッチを行う。オフェンスチームの1人が、5人並んでいるディフェンスチームに向けて全力でディスクを投げ、ディフェンスチームはそれを片手でキャッチする。キャッチできなければオフェンスチームの得点となる。オフェンスチームがスローミスをした場合、ディフェンスチームの得点となる。

アルティメット

各7人からなる2チームが100m×37mのコート内で、ディスクをパスによって運び、敵陣エンドゾーン内で味方からのパスをキャッチするとポイント(1点)というゲーム。オフェンスはパスミスをしないようにディスクを運び、ディフェンスはそれを阻止しようとする。スピード、持久力、ディスクコントロール技術を必要とするチームスポーツ。
ディスカソン
約1kmのコースを2枚のディスクを交互に投げて進み、スタートからゴールまでのタイムを競うゲーム。プレーヤーは2枚のディスクを使用して林間コース内の数十個所のポイントを、ディスクを通過させながら進む。
アキュラシー
スローのコントロールの正確さを競うゲーム。7ヶ所の地点からそれぞれ4枚ずつ計28投を、1.5m四方の的(高さ1m)を狙ってスローし、何投が的を通過するかを競う。
ディスタンス
フライングディスクの遠投。世界記録は男子250.00m、女子136.31mにも達する。

MTA(マキシマム・タイム・アロフト)

ディスクを投げてから自分でキャッチ(片手)するまでの滞空時間の長さを競うゲーム。

TRC(スロー・ラン・アンド・キャッチ)

投げたディスクを自分で、できるだけ遠くでキャッチし(片手)、その走った距離を競うゲーム。
フリースタイル
ディスクを用いた自由演技。音楽に合わせて、スロー、キャッチを中心にテクニックを駆使して演技を行う。フライングディスクスポーツの中でもっとも華麗な種目。
ディスクゴルフ
ゴルフに非常によく似たゲーム。ティーエリアからスローし、専用のゴール(バスケット)にディスクを入れるまでの投数がそのホールのスコアとなり、最終的にスコアの少ない者を勝者とするゲーム。

ドッヂビー

ウレタン素材のディスクを使い、ドッジボールとほぼ同じルールで行うゲーム。ディスクが柔らかいため、非常に安全に誰でも楽しめる。愛知県は、全国でも最も盛んな地域。