MTA(Maximum Time Aloft)

自分で投げたディスクを自分でキャッチするまで、ディスクを何秒間空中に浮かせていることが出来るか。それを競うのがMTAである。16秒にもなる世界記録はまるで別世界の出来事のようだが、ちょっと練習すれば、その独特の浮遊感を楽しむことはできる。フライングディスク独特の浮遊感を楽しむには最高のゲームである。


コート

平らで障害物のない場所であればOK。芝生であればなお良い。

ディスク

国内では圧倒的にWham-O社製ファーストバックが人気。その中でも、よく使用されるのが、FB3、FB6、FB12(型の番号)。海外トッププレーヤーの中では、イノーバチャンピオン社製リンクスを使う人が多いが、現在は廃盤となっている。最近では、イノーバチャンピオン社製コンドルも人気。

用具

ディスク以外は必要なし。

方法

投げたディスクを自分でキャッチするだけ。その滞空時間を計る。但し、公式大会では片手でキャッチしなければならない。5投投げて、最も良い記録がそのプレーヤーの記録となる。

どこでできる(見られる)?

愛知県フライングディスク協会では、毎年6月頃、「ジャパン・ビゲスト」と呼ばれる記録会を開催しています。実施種目は、アキュラシー、ディスタンス、MTA、(TRC)で、これは、順位を決めるのではなく、自分の記録をとるためのイベントなので、気軽に参加できます。
公式大会となると、日本フライングディスク協会主催の全日本個人総合選手権大会があります。毎年全国持ち回りで開催していて、2002年、2003年は愛知県で開催しました。
また、2003年度からは「あいちフライングディスク大会」と題して個人種目大会を開催しており、その中でMTAも種目の一つになっています。
MTAは初心者でも気軽に楽しく出来るので、各地のニュー・スポーツ・イベントのようなところで、よく体験コーナーなどを設けていろんな人に楽しんでもらっています。ディスクが1枚あれば、どこでもできるので、一度、やってみることをお薦めします。