Disc Golf

ディスクゴルフは、フライングディスクを使ったゴルフとよく言われる。なるほど、ルールはまさにゴルフそのものである。しかし、これほど入り口が広く、奥が深いスポーツが他にあるだろうか?年齢、性別、あらゆるものを超えて楽しむことができるこのスポーツは、単なるゴルフのフライングディスク版では片付けることができない。幼児から高齢者まで同じ楽しみを共有できるレクリエーション性を持つ一方、トッププレーヤーには、その日の天候や調子を冷静に判断する能力、何十種類とあるディスクの中から状況に応じたディスクを選び、投げ分けることのできるテクニック、なにより、あらゆるプレッシャーに打ち克つことの出来る強い精神力が求められる。誰でも気軽に出来るが、極めることは難しい。それがディスクゴルフである。

コース

起伏に富んだ、自然の障害物がある林間部などが理想的なコースである。18ホール以上のホールを設置できる広さがあることが理想だが、国内では、6ホールや9ホールのコースも多い。距離も様々で、1ホール20〜30mのコースもあれば、100mを軽く超えるコースもある。各ホールには、第1投を投げる位置を示すティーエリアと最終的にディスクを入れるゴール(上の写真右)がある。

実際にコースに行ってみたい方はこちら(コース案内)

ディスク

とにかくたくさんある。初心者向けの投げやすいものから、上級者向けのものまで様々で、中上級者になると状況に応じて何枚ものディスクを使い分ける。ドライバー、アプローチ、パットはもちろんのこと、右カーブ用、左カーブ用、低空飛行用、打ち上げ用等様々。始めは投げやすいディスクを選び、上達するに従って自分にあったディスクを見つけていくことが必要。また、そのコレクションも楽しみの一つである。

用具

ディスクゴルフウェアというものはないが、夏場ならポロシャツを着てプレーするプレーヤーが多いだろうか。冬場は人それぞれだが、寒くなく、動きやすい格好が必要。シューズにも規定はないが、滑り易いものは避けたほうがよい。その他に必要なものはディスクバッグ。5枚程度の容量のものから20枚くらいの容量のものまでたくさんある。自分が使用するディスクの枚数に合わせて購入することを勧める。ディスクだけでなく、財布などのちょっとした小物をいれるポケットがついていたり、ドリンクをいれるホルダーがついていたりするものが便利。

方法

ルールは極めてゴルフに近い。決められたスタート位置(ティーエリア)からディスクを投げ、決められたゴールに入れるまで、何投かかるかを競うゲームである。当然、少ない投数でゴールに入れたプレーヤーが勝ちとなる。普通は1ラウンド18ホールで、4人1組となってコースを回る。第1ホールは、じゃんけんなどで投げる順番を決め、ティーエリアから順番に第1投を投げる。全員が投げ終わったら前に進み、自分のディスクが止まった位置から第2投を投げ、ゴールに近づいていく。第2投目以降は、第1投目の順番に関係無く、ゴールから最も遠い人からディスクを投げていく。他の選手は危ないので、そのプレーヤーより前に出てはならない。第2投目以降のスローをする時には、投げる位置を決めるために「マーカー」と呼ばれるミニディスクを使用する。マーカーを、落ちている自分のディスクの前方に接触させるように置き、自分のディスクを拾う。投げる際には、そのマーカーの後方30cm以内に足をついて投げなければならない。このように、投げてはマーカーで印をつけて投げるということを繰り返し、最終的にディスクをゴールに入れる。当然、途中でディスクを変えてもよい。第2ホール以降は、前のホールで成績が良かったプレーヤーから第1投を投げることになる。これを18ホール繰り返し、順位を決める。

どこでできる(見られる)?

フライングディスクスポーツの中で、最も愛好者が多く、全国各地で頻繁にトーナメントやイベントが開催されています。県内では、「愛知オープンディスクゴルフシリーズ」を年間5戦開催している他、小牧市、新城市、豊橋市、鳳来町などの各コースでは、ほぼ毎月、定期的にトーナメントが開かれています。また、毎年、10月〜11月に行われる、県教育委員会主催のスポーツレクリエーションフェスタの中にも組み込まれています。
全国的には、全国を転戦する日本ディスクゴルフ協会(JPDGA)主催のシリーズ戦が年間12戦行われ、日本チャンピオンを決めており、このシリーズ戦で上位の成績を修めたプレーヤーは、翌年の世界選手権への出場資格が与えられます。JPDGAはこの他、各地で公認トーナメントをいくつか開催しています。
地方で開催されているトーナメントは、初級者でも気軽に参加できるものがたくさんあり、また、JPDGA主催のシリーズ戦は、プロ部門とアマ部門に分かれているので、幅広い層の方が参加しやすくなっています。また、大きな大会では、初心者向けの無料体験コーナーや、簡単な投げ方指導を同時に行うことが多いので、興味のある方は是非、大会に足を運んでいただきたい。
当協会では、小牧市民四季の森ディスクゴルフ場で、月1回の無料講習会を開催しているので、興味のある方は、是非、ご参加下さい。詳細は、下の文字をクリック。

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