

「あなたも花の写真を撮ろう」では、
花の写真を撮るのは難しい?
と思っておられませんか? 実は簡単なのです。
花の写真の写し方の良い写真と悪い写真との
比較写真を掲載しましたので、
あなたの撮影の参考にしてみてください。

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- 花の写真の撮影方法を簡単にご説明いたします。
- 花の写真といっても、普通のスナップ写真と同じ撮影方法です。
- 人物、物、旅行写真など応用範囲は大変広いです。
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- 撮影をするもの(被写体といいます)に対しての構図(フレーミング)
- 撮影するものが太陽方向に面している時の撮影(逆光といいます)
- 写真がブレないようにするための方法
- など
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- 「出来あがった写真が失敗写真だった。」ということのないように
- するためのものです。
- ご存知の方も「初心に戻る」考えで、ご覧下さい。
-
- アドバイス、ご質問やご希望があれば、メールでどうぞ。

- 撮影するもの(被写体)に対しての「撮影構図」です。
- 下に撮影例を示します。
- どちらがよい構図なのかは、一目瞭然ですネ。
- 撮影例
- 構図が悪く、何を写しているのかよくわかりません。
- わかりずらいかもしれませんがよく見ると左45度傾いています。
- できるだけ被写体に対して垂直に撮影しましょう。
- (故意にずらして撮影をする場合もあります。)
- 左の赤いバラか、右の黄色の花を写しているのか不明。
- 全体写真の場合ならともかく、メイン撮影は何なのか
- わかりやすいように撮影をしましょう。
- 真中の「ゴミ」(枯草や枯れ木です)などの、不必要なものは
- できるだけ構図から避けて、あるいは隠して撮影しましょう。
構図の失敗例
構図の成功例1
- 違う角度から撮影して「赤いバラ」だけに
- 撮影をしぼった例です。
構図の成功例2
- 右の「黄色い花」だけを撮影した例です。
- 虫などといっしょに撮影するのも季節を感じていいですよ。
ちょうちょうも写っています。

- 写真が「ブレのない」ようにする方法です。
- 朝方や夕方(薄暗くなっていく時)は、光量が少ないので、
- 撮影の露出時間は昼間と比べて長くなります。
- そのため、手持ち撮影では、どうしてもブレてしまいます。
- 露出時間が1/30秒より長くなると、ブレてしまいます。
手持ち撮影で長い露出時間のためブレた例。
- 長時間露出などで、ブレないようにするためには、
- カメラを三脚などで固定をして、撮影をする。
- カメラにレリーズなどを取り付けてシャッターを切る。
- 高感度のフィルムを利用する
- 高感度フィルムほど粒子が荒れてしまいます。
- 低感度フィルムは粒子が肉眼では見えませんが、
- 撮影露出時間は長くかかります。(でもキレイ)
- フラッシュなどを用いて明るくする。
- 夜のフラッシュの良いところは、バックのいらない
- ものを真っ黒(見えない)にしてくれることです。
- 対象物が強調されます。(おすすめです)
フラッシュを利用して撮影した例。

オートで撮影をすると真っ黒になります。
- 対処方法例
- その1 露出を多くかけることです。
- 撮影露出時間を2倍くらいかけてください。
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- レンズの絞りを一段余分に開ける
- 例:(レンズ絞りを撮影前にF8をF5.6にするなど)
- この方法は、オート撮影でない時に有効です。
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- シャッターを一段遅く設定する
- 例:(シャッターダイヤルを撮影前に1/500を1/250にするなど)
- この方法も、オート撮影でない時に有効です。
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- フィルムのISO感度ダイヤルを減らす
- 例:(ISOダイヤルを撮影前にISO400をISO200にするなど)
- この方法はオート撮影でも可です。
シャッター速度を遅くした例です。
シャッター速度をもっと遅くした例です。
- その2 フラッシュをたいて、撮影をする
- この方法が一番簡単です。
- オート撮影でも可です。(この方法がおすすめ)
フラッシュをたいて撮影して例です。
- フラッシュを発光させているため、左下の三脚が光っています。
- 完成例
左下の三脚を構図からはずした完成例
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- 逆光で撮影をすると、いままでとは違った感性が生まれますよ。
- 光りの芸術です。
- 参考にして下さい。



