コロムビアの蓄音器

1936年(S11)

1936年の雑誌の広告の蓄音器の広告です。「6月の流行歌」と銘打って、レコードを売っていますね。この頃は、出す前に流行するぞとわかってたのでしょう。ハードとソフトを両方広告して、買わせようとするやつですね、今でもやってますね。その、「潮来追分」を歌ってるのは登丸さんて「懐かしの歌声」(テレビ東京)に出演してたのを(5年位前かな?)おぼえています。さて、蓄音器ですが、200号機のゼロ番代と十番代の機種です。手巻式ですね、手前のスライドしているもの入れは「レコード針」を入れるものです。35円と55円と20円の違いはモーターのようです。これが載っていた女性月刊誌の定価が50銭ですから。当時の物価からすると性格にはわかりませんが、5万円弱ってところですか(安いほうは)。レコード盤が重くって取扱が大変だった。私も小学校の時にこれが学校にあり、分解して遊んでいました。蓄音器でリアルタイムでデュークエリントンとか聴くといいだろな。


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