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演奏会に寄せて (小川典子)
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アンサンブル・アメデオ 第17回定期演奏会 パンフレットより
Ensemble Amedeo The 17th Regular Concert
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〜アメリカの休日!〜
"Holiday in U.S.A.!"
2001年1月20日(土)18時開演
於:ティアラこうとう
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アンサンブル“アメデオ”演奏会に寄せて
アメデオの皆さんとの共演の日が、いよいよやって来た。
これまでの、アメデオの皆さんとの暖かいつながりを思う時、こうして演奏会の日を迎えたこと、それ自体に、感動感激を禁じ得ない。
今日、第2部でコンサートマスターの隣りで演奏しているのは、私達が幼稚園生だった頃からの友人、須藤純子さんである(私にとっては「純ちゃん」)。純ちゃんと私は、もうすでに30年以上にも渡って仲良くしている。
彼女は、いつもアメデオのメンバーと共に、私の演奏会を聴きに来てくれる。「演奏者と聴者」から、こうして「共演者」になった「アメデオと私」の関係は、純ちゃんの積極的な行動と強い信念が基本に、成り立っているのである。
アメデオの皆さんと私には、一つ決定的な違いがある。それは、私が演奏会を弾くのを本業としているのに対し、皆さんは仕事を持ちながら音楽を続けている、と言う点である。プロ音楽家にとって、これは新鮮で刺激的だ。皆さんの音楽への情熱が、活動を続けている事実で見事に立証されているからである。また、このようなマンドリンを中心としたオーケストラは、世界的に見ても非常に貴重な演奏団体である、ということも強調したい。
今日の「ラプソディ・イン・ブルー」をマンドリン・オーケストラ用に編曲してくれた小穴雄一さん、それを音に実演する我々をサポートしてくれる中村亨さん。2人の個性を筆頭に、名前を挙げ始めたらきりがないほど、今、私はアメデオのメンバーと個人個人として知り合い、お互いの存在を尊重しながら共に音楽を作っている。
何年もかけて構想を練り、いよいよ実現となった共演の日。
私達の暖めている友情が、今日は音に乗って、会場の皆さんの耳こ届いてくれるにちがいない。
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