ミラーカタパルト

 ミラー粒子応用技術の一つ。三段飛行甲板空母に初めて搭載された。AIロボットやその装備品を後方から前線へ迅速かつ正確に投入するための射出装置。射出する物体にミラー粒子を蒸着させるミラーコーティングを施し、カタパルト表面との間に強力な電磁力の反発作用を発生させ、物体を加速、射出する超伝導リニアカタパルトで、施されたミラーコーティングはカタパルト内の強力な電磁場からカタパルト周辺機器や射出する物体内の精密機器を保護する役割も果たしている。リニアカタパルトのため射出する物体は電磁力の反発によって浮遊するため、カタパルト内に接触せず、損耗、破損することがない。
 後にGGGオービットベースが擁する高速転槽射出母艦イザナギ超翼射出司令艦ツクヨミにもこのミラーカタパルトが装備されている。ただしイザナギに装備されたそれは射出する物体に弾丸ミラーコーティングを施すようになっており、射出精度が向上している。またツクヨミのそれはカタパルトが開放型となっており、またカタパルトが左右二基に増設されており、同時に二つの物資を、別々の方向へも射出することが出来る。
 このミラーカタパルトは兵器としても転用可能で、高密度のミラー粒子を射出、目標を攻撃するミラー粒子砲GGG艦隊中でもリフレクタービームに次ぐ攻撃力を誇っている。