小金高校創立50周年
母校である県立小金高校が創立50周年を迎え、記念式典の協力依頼がありました。
式典の際の校歌や記念曲の伴奏と、第2部の「映像と音楽で綴る50年」の音楽を演奏することです。
よこすかウインドアンサンブルがOBバンドであった時代であれば「よこすか+吹奏楽部卒業生+現役」で演奏しようと考えたのですが、現在はよこすかの半数が小金高校卒業生でなく、それなら卒業生+現役部員で演奏した方が相応しいだろうという考えの元で、式典実行委員の音楽監督として参加することにしました。
式典と同時進行のため、あまり人数が多すぎても舞台に収まらないため、現役と卒業生の合計88名の編成に収めました。
3時間近い行事の中で、演奏する部分とその他の出し物があり、それでも演奏曲は相当な曲数になりました。
丁度、顧問が幕張総合から転任してきた中島先生に交代した年だったので、現役の上達が早く、卒業生は森のホールでリハビリしてから現役と合流しました。
この機会があったため、翌年の吹奏楽部創部50周年は更に素晴らしい演奏会になりました。
約1年前から準備を進めてきた母校の創立50周年記念式典。
この年は私にとっては大変忙しく目まぐるしい年でした。
8月に「よこすかウインドアンサンブル第52回演奏会」、9月にコパンの訪問演奏、10月にアンサンブルコンート、11月にこの50周年記念行事と続き、どの行事も仕切る側の役目なので毎日が慌しかった記憶が残っています。
いよいよ今年最後の大仕事。
学校行事でもありますが、実行の主体は同窓会。
そしてPTAや卒業生を含めて実行委員会が組織され、どの部門も最高の成果を上げようと努力しています。
内容を決めるのは第2部の式典担当チームですが、内容が決まった後は夫々が関わる分科会に分かれて会議を進めます。舞台関係の知識や経験者の出番が多くなり、記念式典の進行と音楽は、小金の定演で毎度お馴染みの面子が現場を仕切ることになりました。
いろいろな立場の人が集まって一つのことを作り上げることの苦労は数々経験していますが、今回は規模が違います。
それぞれの分野ごとや、一般社会人と教職員の時間的概念や社会理念ルールの違いも多く、調整は難航しました。
実行委員会は社会人の集まりなので、そうそう多くの回数は集まれないため、月単位とか週単位で話が進んでいきますが、学校は毎日同じ環境で話が進められるため、日単位で話が進みます。
既にホールとの打合せも済み、実行委員会で決定した事柄にも拘わらず、学校内では実行委員会への確認や相談もなく違う方向に話を進めてしまうことも多くありました。
本番まであと2週間です。
無事に盛大なる式典に仕上げるべく、最後の詰めに突入しています。