99.8月の 話 題 |
*99.8.28 エアー・ホーンの取付位置
最近、掲示板でエアー・ホーンの話題が盛りあがりましたが、標準の取付位置があまり気に入らないのと、他の整備作業で邪魔になるのでフロントバンパーの中に移してしまいました。
音の抜けが良い反面、甲高くなってしまいました。
しかし、エンジンルームがスッキリし整備し易くなりました。
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*99.8.17 ファンモータのブラシ掃除
Turbomannさんのリクエストに答えて、ファンモーターのブラシ掃除をしてみました。
セブマーシャルのファンモーターでした。
結果はファンの回転が少しスムーズになった気がします。
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*ブロワーモーター編
こちらも二本のネジとクリップ1個で蓋〈青矢)が止まっていますので簡単に開きますが、ブラシ部〈赤矢)は分解できないので、接点復活材を吹き付けておきました。それでも多少の効果はありました。
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*99.8.11 天井ユニットの劣化
CX Sr2は古くなると夏の暑さと湿気で、天井内張りは布地に裏打ちされた発泡断熱材がボロボロになって剥がれ落ち、天井ドアロック・ユニットは灰色の塗料がベタベタになります。
原因は使ってある素材が、湿気により加水分解してしまう欧州製ポリエステル型ウレタンであるためで、日本では工業機器でも素材の輸入当初よくトラブルを起こしました。
予防策は湿気を避けるしか特にありません。GSAのハンドルなども要注意です。
**トラブル対策**
(1) 天井内張り
天井の布内張りが湿度の高い時にしわが寄り、たれ始めたら寿命です。
張替えた素材が起毛した布なので、多少 違和感がある。レザー素材を物色中。
(2) ドアロック・ユニット
塗料がねっとりしてきたら寿命。
素材に粘着性レザーを用いたところ、綺麗に仕上がった。
*99.8.11シトロエンに電圧計
欧州車の心許ないオルタネーターでは、特にエアコンを使う夏には電圧がとても気になりますよね。
初期のCXやGSどころか2CVにも電圧計はついていたのに、CX-Sr2やXantiaには付いてません。何故でしょう? コストダウンかな?
そこでCXとXantiaに角型小型電圧計をつけてみました。あるだけで安心です。CXには水温計の横にデジタル式の電圧計を付けたかったのですが。そのうちチャレンジですか。
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CX Sr2 灰皿の位置につけた。隣はエンジンルーム温度計。 |
Xantia V-SX 右側のエアー吹出口の下側を外し、そのスペースに設置した |
*99.8.9 エンジン刻印個所
CX-Sr2をユーザー車検に始めて持っていくと、まず最初に引っ掛かるのがエンジン刻印の場所です。車体番号は右フロントウィングと車体の溶接部ですぐ解るのですが。
場所は写真の様に、エンジン背面左側の元デストリビューター設置跡上部(赤矢印)の白くペイントしてある所です。黄矢印が点火コイル、青矢印がオイルフィルター・ハウジングです。第一吸気マニホールドの下あたりです。
わかりにくい場所ですが、輸入時に刻印するにはここしか刻印し易い所が無かったのでしょう。
*99.8.8 エアコン・ドレインパイプの外れ
エアコンの季節になると、エアコン自体のトラブル以外にも露結した水の漏れに皆さん苦労されているようです。
CXのエアコン・ドレイン部の外れや詰まりを一度チェックしましょう。
手順
足元吹出口のトリム(青矢)を抜き取り、センターコンソール側面のカバー固定用ネジ(黄矢)二本を外す。 カバーは上部が2ヶ所爪(赤矢)で止まっているので、下から引抜く様に引張ってカバーを取る。
カバーを開けると、ゴチャゴチャした配線が出てくるので、前方下部の配線(青矢)を外側にずらすと、エアコンのドレイン部(赤矢)が見える様になる。
エアコンのエバポレーターの所で露結した水はエアコンユニット下部のドレインパン(黄矢)に落ちて溜まり、ドレイン・ゲーター/ブーツ(青矢)を通って、車体のドレイン穴(赤矢)からぺりフレームに落ち、ぺりフレームを伝って地面に落ちる。従って、ドレイン穴は外部から確認しずらい。
車内助手席足元に水が溜まったり、水が車外に出ない場合は、ドレインブーツがドレインパンやドレイン穴から外れていないか、又はブーツの破損や詰まりがないかを確認する。
* 99.7.30 分割式ドライブシャフト・ブーツ
7/27の掲示板に小菅さんより紹介された分割式ブーツは国産車の純正部品にも認定されている優れものです。
アウター・ブーツ専用ですが、タイヤを外すだけで裂けたブーツを簡単に交換することが出来ます。
原理は、駄目になったブーツを切って外し、縦に切れている分割式ブーツをドライブシャフトに巻きつけ、縦に切れている部分についているオス・メスのチャック部を嵌め込んで一体化し、あとは純正品と同じ様に固定するだけです。構造は「百聞は一見にしかず」、写真を見てください。
寸法がきちんと合う品番を選ぶことがポイントのようで、修理屋さんによっては使い物にならないと言う所もあります。
ちなみに写真のものはブルーバード用でテスト出来ませんでした。(^^;>
商品名が「Mタッチ/ミヤコ自動車工業梶vという製品で、自動車部品専門店や最近は一部の自動車部品量販店でも扱っています。
マキシマ用が合うとのことですので一度試したいものです。
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