- 2009/12/30
- 中庭通信
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コミックマーケット77配布ペーパー
こんにちは。今年も夏はお休みして冬参加です。
今回の新刊は「横浜」です。実は今年は、江戸時代末期の横浜港開港から150周年だったので、横浜港周辺では約半年間も「開国博Y150」と題して記念イベントを色々やってました。しかし、残念ながら主催者が意気込むほどには盛り上がらず、だいぶ赤字のようです。期間が長くてだらけていたので、もっと短く1〜2ヶ月くらいでババッとイベントをまとめた方が良かったのではないかと、素人考えですが。
そんなこんなの状況でしたので、横浜開港の歴史にふれる感じでレポしてみました。原稿書いてたある日、TVをつけたら、取材したベーリック・ホールが映ってびっくしりました。TBSドラマの「小公女セイラ」のロケに使われていたようです。
- 横浜
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横浜洋館レポ 2009.9.20-21
コピー P16 ¥200(送料¥120)
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- 2009/12/27
- 赤い蜜柑 小原紅早生
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こないだ母にもらった蜜柑、皮が熟柿のように赤くてびっくり。並べると、普通の蜜柑が黄色に見える。病気治療の味覚異常で酸っぱいものがあまり食べられない母がお薦めする甘さ。温州蜜柑で、皮が浮いたやつみたい。これなら酸っぱい嫌いの私でも食べられる。
昭和47年に小原さんちの蜜柑の木に一枝だけついた突然変異から品種化した、小原紅早生(おばらべにわせ)っていうわりと新しい品種らしくて、温州蜜柑としてはちょっと高いけど、出回るようになったら安くなるかな。我が家の近くでは、とある1軒のスーパーにしか置いてません。
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- 2009/12/26
- カンタレラ11/氷栗優
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ついに枢機卿から還俗したチェーザレ・ボルジアは、イタリア統一の第一歩としてイーモラやフォルリなどを攻める。一方、傭兵としてフォルリに身を隠していたキアロは、戦場でチェーザレと邂逅する。
あんまり久しぶりで前巻までの展開を忘れ……もしや8巻までしか無い?最近そんなんばっか。ルクレツィアが〜、相変わらず可愛い〜。いやいや。レオナルド先生が出てますね。いつから出てるんだろー?やっぱ途中抜けてるなぁ。チェーザレの史実はだいたい知ってるので、そこにキアロとルクレツィアをどう絡めてくるのか楽しみ。衣装も楽しみ(笑)。
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- 2009/12/24
- 魔女の戴冠 ラ・ドルチェ・ヴィータ/高瀬美恵
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11歳にして母親を亡くしたチェチリア。残されたのは、祖母譲りの魔法の才と、優秀なケーキ職人だけど甲斐性なしの父親と、母の残した父には言えない莫大な借金!早速借金取りが現れるので、割の良い就職のため、まずは魔女学校に入学することにした。
こないだ完結したんじゃ?と思ったら外伝。キアラはほとんど出なくて、代わりに主役はあの生徒総代だけど無愛想なチェチリア先輩。しかもあのクールな性格でホントにドルチェ・ヴィータ!話は単純だけど、あのチェチリア先輩が、とかいう、意外性を楽しめる、かも。ものっすごくケーキが食べたくなる。
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- 2009/12/23
- 樹霊の塔 伊集院大介の聖域/栗本薫
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新作のネタにつまっていた森カオルは、編集の大原に誘われるまま、現代日本最期の秘境かというような松之原村を訪れた。過疎の村で出会うのは年寄りばかり。旧家・松之原家の大刀自、まつゐ御前に気に入られたカオルだが……。
以前の本で、事件で知り合った松之原さんという名前は何度か出てるのだが、肝心の事件の本がないよなぁ、と思ったら、ようやく文庫化になった。伊集院大介の事件としては、どっちかっつーと平凡な展開なんだけど、いってみれば、登場人物のターニングポイントのできごと、ってことかな。
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- 2009/12/21
- 天上の虹21 持統天皇物語/里中満智子
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孫の珂瑠皇子が即位して(文武)天皇となったが、若い天皇の頼りなさを案じ、上皇として政治を動かす鵜野讃良皇女(持統天皇)。史書の編纂に携わる多安麻呂は、上皇への復讐のため、接近の機会を狙っていた。
……まだ、続いてたのね。でも雑誌連載じゃなく、描き下ろしなんだね。
一夫多妻や政略結婚の中、それでも愛情あれば幸せになれるのにー、という感じの話があっちゃこっちゃで多面展開。このシリーズ、最初の方は幸せ展開がたくさんあったけど、後半になるに従って、不幸度が上がってる?
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- 2009/12/18
- 見知らぬ明日 グイン・サーガ130/栗本薫
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パロでは、ヤガへと出立する前にナリスの墓参をしたいというイシュトヴァーンの希望をかなえるべく、ヴァレリウスが頭を痛めていた。そこへ飛び込むケイロニアやヤガからの情報がさらに混乱を増す。
ヴァレリウスの愚痴大会。でも人のいないパロ宮廷を見捨てられないあたり、ヴァレリウスの善良なところかな。あんまりそう、善良に育つ背景でもなかった気がするけど、どうも小市民的だよなヴァレリウスは。リンダは子供の頃の方が気骨があった気がする。大人になったってことなんでしょーか。パロを出たイシュトヴァーンも意味深なんだけど、そこはついに語られず終い。
ついに未完成の最終巻。章足らずなので薄い。あとがきはご夫君の今岡清氏。
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- 2009/12/15
- LOVELESS 9/高河ゆん
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二世を捕らえたものの、キオを連れ去られてしまった。清明からの提案により二世とキオを交換すべく指定された場所に出向いた立夏と草灯だが。
……2冊くらい抜けてる?そのうち確認しよう。そろそろその程度にしか気にしなくなってきたな。要約を書こうにもあらすじが理解できません。つか、脇キャラが分からなくなっているので。相変わらずの包帯マニア。清明が謎に黒いのが、まぁ良い。そういう愛着が微妙にあって、なんとなく読み続けてる。
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- 2009/12/13
- 最強の天使ニシテ最愛の悪魔4/中貫えり
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麦子が小6以降の分を記憶喪失中なので、出会った頃からリスタート中。モナコに出張中の輝と連絡が取れないと頼まれ、秘書の百年と共にモナコに飛んだ麦子は、女たらしの輝にジェラシー?輝にもらった指輪を巡っても一騒動。
金にあかせて世界中を飛び回ってます。メインはモナコとバリ島。輝はもー独占欲全開、なのに毎回寸止め(笑)でドロドロ。輝本人以外は、まぁ、軽〜く楽しめるので、あまり深く考えず。
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- 2009/12/11
- 陰陽師 夜光杯ノ巻/夢枕獏
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源博雅の枕元に表れる異国の女性の正体は。「月琴姫」など9話。
いつも、晴明の屋敷の簀子縁で酒を飲んでるところから始まる。しかも昼間っから。アル中じゃね?明るいうちから飲むのって、アル中のバロメーターですってよ。
相変わらず博雅は人間以外にはもてるね。しかもそこらの陰陽師よかよっぽど使える。「蚓喰法師」を読んだら「蟲師」を思い出した。ちょっと種類は違うんだけど、なんとなく。
「蚓喰法師」といえば、重箱の隅で申し訳ないけど、晴明の庭に一人静って出てくるのはミスっぽくね?平安末期〜鎌倉初期の静御前からついた名前と言われてるだけに、平安中期が舞台の話でこの名はまずかろ?
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- 2009/12/09
- 悪魔のソネット 探偵稼業も悪魔の仕事/栗原ちひろ
- 退魔庁の仕事で、レクスたちを引き連れエルズバラにやってきたジャスティンは、奇妙な呪いの調査をしていた。ただの愉快な呪いと思いきや、堅物退魔官ユリアンがついてくるし、スリのトビー少年まで巻き込んで、さあ大変。背後には大変な陰謀が!そんな中ジャスティンとレクスの関係も一歩前進?
ジャスティンとレクスは傍目に見ると砂吐く程らぶらぶです。レクス、ひとかじりくらいしても良かった気がしますが(笑)。主人公が直球勝負のかたわらで、ユリアンの暗い過去も明かされて、暗い陰謀とか復活のキュリオスとか出て、次巻完結予定らしいっす。
やっぱ神と悪魔の扱いが日本的だと思うんだけども。日本はなんでも一緒くたなのが当たり前だからなぁ。
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- 2009/12/08
- 夜の虹/毛利志生子
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モスクワに住む貴族の令嬢で、死者の最期の残像が見えるオリガは、スケッチに出かけた公園で少年の残像を見た。少年の死をきっかけに表れる事件を調査するうち、悪い噂のある新任の警察副署長と知り合うが。
帝政ロシアの貴族令嬢のお話。読み切りとしては登場人物が目まぐるしいし、「亡くなったお父様」の件は解決せず、協力者ができたから、これから調べるぞぉ、という第1話的展開なので、しばらく続くのかな。
ところでこの新刊帯、「私はあなたが嫌いです!!この謎が、解けるものなら解いてみなさいよ!」とか煽ってあるけど、そーゆー話じゃないよね。別に話を書いた副署長・ロジオンとオリガの出会い、の話ではあるけども、もっとこう、お父様、とか、誰にも言えない秘密の力、みたいな方にウェイトがあるじゃんねぇ?
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- 2009/12/06
- Colorio me フォトプリンター E-600,E-800/EPSON
- カラープリンタがイカれたのは前に書いた。最近はカラー印刷なんてそれこそ同人誌の表紙くらいしかないので、しばらくはコンビニコピーのメディアから直印刷でいーかなー、と思ってたんだけど、年賀状をプリントゴッコで印刷するにつけ、プリゴが販売終了してしまった以上、来年からはまたカラープリンターがいるよなぁ、と考え直した。年賀状を写真屋や印刷屋に出すのは最初から考えに無い。
で、A4とか大きいのはコンビニ行けばよくて、家では年賀状と、たまに写真が印刷できればいーじゃん、と思い直し、検討しているのがフォトプリンター。中でも今注目してるのがエプソンの2機種。USBメモリも使えるし、インクが全色まとめて1カートリッジ。E-600の方が新しいみたい。E-800はキーボードがついて、宛名印刷に対応。さて、どうするか、正月休みにでもゆっくり考えよう。
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- 2009/12/05
- レイトン教授と魔神の笛
- もちっと安くなってから買うつもりでいたら、1000円ちょっと分のポイントが期限切れ間近とメールが来たので、買っちゃうことにした。取りこぼしはあるけど、とりあえずエンディングまでいった。
前3作でワトスン役だったルークとレイトン教授の出会い編。スターウォーズで言えばエピソード1。正直、テンポ良くほどほど楽しくナゾに取っ組めれば、ストーリーは、まぁ。渡部篤郎、なんのために出てきてんだか(笑)。
時計の文字盤に関するナゾで、ヒント1で「ひねりはない」と書いてあるのに、ヒントSまで見てもどうしても解けなくて、っていうか1、2…9、20、22、12って変な文字盤だよなぁ、なんか意味あんのかなぁ、と思ってたら、単に見間違いだった。数字の1のヒゲがデコラティブすぎて2に見えてた。そりゃ、解けないよ。
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- 2009/12/03
- ツバサ28 RESERVoir CHRoNiCLE/CLAMP
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ゆがみの発端が明かされ、繰り返す時間のほころびを探すさくらと小狼。2人の最後の対価と選択は!?
完結です。長かった。オールスターキャストでキャラ使い回すのはべつにいいけど、「XXXHOLiC」と抱き合わせで読まないとなんないのがねー。あと、同一人物が2組いると、わけわからん。どっちがどっちのどっち?
ラスト、さわやか〜に笑ってますが、一番最後の秘密ってさー、なんかどーなの?今後、さくらと小狼が恋人同士として向き合った時、ちょっとナルシスティックじゃね?
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- 2009/12/02
- 彩雲国物語 暗き黄昏の宮/雪乃紗衣
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勅使として紅州へ向かったはずの秀麗が行方不明、の報に揺れる劉輝たち。しかし特別扱いを重ねてきた秀麗のためには表向き動くことができなくなった劉輝。頼みの悠瞬は、隠された過去に立ち返りつつあり、遠く縹家でも瑠花が動いていた。そして天災の気配が押し寄せてくる!
前巻が外伝集だったので、もー、本編の展開忘れてたよ。パパ璃桜がパパ邵可と吹雪の応酬した時とは別人のようにのどかだ。っていうか別世界の人。リオウが男前に成長してるのとは反対に、楸瑛がどんどんアホになってく……。
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