独言 2009/04

2009/05

2009/03

2009/04/29
あの山越えて 14/夢路行
花枝ちゃんの赤ちゃんが生まれて、ババ馬鹿発揮の夏。君子、姑と同居して気遣いの秋。姑・和代の友達のみっちゃん、夫の看病疲れを癒しに襲来。忙しい忙しい忙しいの年末進行。風邪引きで寝込んだ冬休みと年越し。まりなちゃんは彼氏の進路、農村はお見合いパーティーで2月は恋の季節なの。
とりとめなく短編。あえていえば嫁姑の巻、かな。

上に戻る

2009/04/28
アクセスランキング300位
管理画面で見たら昨日のアクセスランキングが300位ちょうどだった。

上に戻る

2009/04/28
ヴァムピール 3/樹なつみ
えーと、伶ってそもそもなんでヴァムピールに憑かれたんだっけ……(1巻読み返し)……あー、落ちてきた自殺ちゃんに当たっていっぺん死んだんだっけ。なぜか樹なつみのマンガは、前巻と時間が開くと覚えてられない。私には印象が薄いのかなー?それとも単純頭には複雑すぎて覚えてらんないのかなー?
伶の体に同居したがってる「男爵」の口車に乗って、お試し同化をしてみたら、びっくり能力が使えた……けど、やっぱしヤバいじゃん!という話。

上に戻る

2009/04/27
数独DS ニコリの~SUDOKU~決定版
数独は、手間はかかるけど答えがはっきりしててハンパがないので、すっきりするパズルでかなり好き。高齢者の脳トレにも良いらしいぞ。
DSの2画面をもてあましてる。9×9マスが上下画面両方にあっても下しか見ないし。左の十字ボタンと右のABXYボタンの両方ともマス目移動に割り当てられてるのも無駄。せめて右のボタン群は入力数字を選ぶパネル用に割り当てれば良いのに、とゲーム初心者の私でも思う。問題ごとに解答時間によって星1〜4個ゲットして、累計星数が増えると問題数が増えるのは良い設定だが、壁紙が増える意義がわかりまへん。

上に戻る

2009/04/24
最強の天使ニシテ最愛の悪魔 1/中貫えり
お約束、記憶喪失ネタ!17歳の麦子と輝は、付き合いが長いだけに輝はイケイケドンドンだけど、記憶喪失で麦子の脳みそ12歳になっちゃった上、拾われてペット(?)になった小麦ちゃんが、せっせと輝の邪魔をする。
時系列だと魔界紳士録」の後くらい?高校生編とは言い難いなぁ。輝は元々高校行ってないし、麦子は記憶喪失でいきなり休学(笑)。前作で予告されてたとはいえ、神父が車椅子になってるよ……ホロリ。

上に戻る

2009/04/23
チーム・バチスタの栄光/海堂尊
図書館で借りた。作者がTVのインタビューで、医療制度や病院の問題に取り組んでるみたいなのを見て、試しに読んでみようと1月に予約しといたら、やっと順番まわってきた。ドラマや映画は見てなかったんで3月にTVでやった映画も録画してあるけど、まだ見てない〜。
成功率60%のバチスタ手術を連続成功させてきたチーム・バチスタに立て続けに3例の術中死亡。これは確率の問題か、医療事故か。門外漢なのに調査を命じられた神経内科医の田口。調査も大変だけど、後から割り込んできた厚生労働省の技官・白鳥の相手はもっと大変!
投稿受賞作なんで、いわゆる処女作的傾向なんだろーなー。意欲的でパワーがあって、こなれてなくて盛り込みすぎ。医療用語をちゃんと理解してなくても概略がわかる程度にはかみくだいてあるけど、素人なりの浅い知識があるか、ERとか見たことなければ読了するのは難しいかも。白鳥は小太りの怪人なので、ドラマや映画のキャストは原作読みには違和感ありそうだな。

上に戻る

2009/04/21
魔界紳士録 1・2/中貫えり
昔〜、コミックスの1巻を古本で買って追い追い続きをと思ったのが、いつのまにかそのままに。「ジャンク・ジャングル」をきっかけに今度こそ、と思ってアマゾンのカートに入ったまま3ヶ月以上?ちょっとここらで整理しとこうと買ってまうことにした。最近ブックオフとか行ってなくてさー。昔のコミックス4冊が文庫版では2冊。
主に除霊団体・神輝会の輝ちゃんのお話。最初、輝も麦子も名前なしで先生、先生の彼女、で登場してたけど、7話から名前解禁になってる(笑)。1巻は短編シリーズ。麦子がいる時といない時のギャップが。2巻は丸々長編。あの浦安のテーマパークをモデルにした遊園地で著名悪魔と対決。

上に戻る

2009/04/16
レディ・ガンナーの大追跡 上・下/茅田砂胡
キャサリンが描いた絵をきっかけにベラフォードが狙われるなんて!キャサリンは≪蛇≫のヘンリー、侍女のニーナと共に、身分詐称して接触してきた異類人種(アナザーレイス)排斥派と思われる人物を追う。偶然出会った可憐な少女の正体は。
ついシリーズ続けて読んじゃうな。ヘンリーは素敵だなぁ。蛇だけど。ダムーの黒パンツも健在。よく伸びる黒パンツ。キャサリンが嘆く黒パンツ。白い毛なんだから白パンツの方が目立たないだろーけど、そうすると下着っぽすぎるか。
たまに見るきっつい書評では人種差別問題の扱いが、それこそステロタイプだってゆーんだけど、エンターテインメント作家に社会問題の解決法を求めてもねぇ。小説としての面白さを維持しつつ問題も提起してるんで十分じゃ?

上に戻る

2009/04/14
レディ・ガンナーの冒険/茅田砂胡
今日の通勤読書も古いの。蔵書リストのために本棚あさってた時目に付いた。こないだの新刊で次はこのシリーズの続巻だって書いてたし。最近では一番気楽に読める作家だよなぁ。文章がしっかりしてるし、笑いどころ、びっくりどころがわかりやすく、暗いネタも力業で明るくまとめてる。
幼馴染みのフランツを助けて仮の婚約者として舞踏会に出席するため、侍女一人だけを連れて隣国に向かう貴族の令嬢キャサリン。なぜか執拗な妨害に遭うものの、途中で雇った護衛のおかげで次々に切り抜けられたのは良いけれど、その護衛ときたらびっくりな人たちで……。
ストーリーの主軸はキャサリンの旅路だけど、この話の主眼は異人種(アナザーレイス)と呼ばれる人間と動物の2つの姿を持つ人々のびっくり生態。

上に戻る

2009/04/13
黒衣の女王 グイン・サーガ126/栗本薫
カメロンを振り切って飛び出したイシュトヴァーンはいよいよパロ入りした。事前の調整もなくいきなりの訪問にパロの女王リンダと宰相ヴァレリウスは準備に奔走する。情熱的なイシュトヴァーンの求婚にリンダの答えは……。
「きれいになったね」と真顔で言われると、ついクラッとくる、という話では(笑)。
ところで表紙、色白でほっそりしたリンダにしてはナイスバディってゆーか筋肉質すぎやしませんか?

上に戻る

2009/04/12
戦う司書と恋する爆弾/山形石雄
タイトルに惹かれてつい。面白いと言えるのかどーか毎回悩みながら、つい最終巻まで買ってしまった。
「戦う司書」シリーズは、人が死んだら人生の記憶が本(なんか石みたい形状?)になり、それを読めば他人の人生を(単視点の)映画みたいに見られる、という世界観を基に構築してる。それを管理するのが司書。善悪が表裏一体なので、正義は裏切られる運命にある、みたいな展開ばかりで、人には勧めにくい。
図書館の館長代理ハミュッツ・メセタを殺すためだけに生きるコリオが、唯一それ以外に心惹かれるのは、ある女性の本のかけらを読むこと。暗殺計画の傍らでかけらを見つけては読み続けるコリオが最後に見た光景は……。

上に戻る

2009/04/10
断章のグリム10 いばら姫 上/甲田学人
夢見子の予言が示す童話は「いばら姫」。颯姫の付き添いだったはずの雪乃が〈異端〉の始末に失敗した!?蒼衣は雪乃に助勢するため、〈断章〉の力で入ったら出られない邸宅に踏み込んだ。
ぎゃぁぁあ!肌の中でうぞうぞがあぁぁっ!雪乃ちゃんは負け負けでいつも以上にぶすくれてます。上巻なので、まだどこがいばら姫なんだかさっぱりわかりまへん。今日はなぜだか夢見子がムーミンって読めちゃうわ〜。
いばら姫でも眠れる森の美女でもいーけど、子供の頃は糸紡ぎ用の糸車なんて見たことなかったから、錘(つむ)で指を刺すってのがよくわからなくて、「糸車って針が付いてるんだ、へー」と思ってたんだけど、糸紡ぎの仕組みを知るにつけ、どこに刺すんだかさっぱりわからず、よけい疑問に思ってた。今、Wikiで見たら、専門家でも論争になるほど謎な出来事らしい。錘が金属の針状のやつもあるけど、それは主に近代アジア?錘まで木製のグレート・ホイールみたいのだとすると、よっぽど先が細い錘を使ってたんか?

上に戻る

2009/04/09
トリニティ・ブラッド Reborn on the Mars3 夜の女皇/吉田直
ありゃ?ROMもRAMも1、2巻が無いぞ。どっかに埋もれてんのかなー?貸しっぱなしかなー?
エステルとアベルの長編がReborn on the Mars、略してROM。アベルや、各登場人物の短編シリーズがRage Against the Moons、略してRAM。長編と短編の両柱で進行してた「トリニティ・ブラッド」だけど、さぁ、これからたたみかけるように盛り上がるぞ、ってとこで作者病死のため未完成なだけに、のどに引っかかった小骨のように飲み下せないでいる。
シリーズ中ではセスと、イオンのお祖母様モルドヴァ公ミルカ・フォルトゥナが出るこの話がわりと好き。特にミルカ様が〜。どーも私はこーゆー、にっこり笑っていぢめっこ、に弱いな。

上に戻る

2009/04/06
僕僕先生/仁木英之
父は元県令だけど、自分はなーんにもする気になれないだらだら息子の王弁は、なし崩しに仙人に弟子入りしちゃった!姓は僕、名も僕、なーんて適当な名前を名乗っちゃう先生は、見た目だけなら十代半ばの少女。僕僕先生にくっついて旅をしてたらびっくりすることばかりで。
新潮社の賞を取った時の審査評を新刊折り込みで読んで、ちょっと興味を引かれた覚えが。このたび文庫になった。王弁って、「彩雲国物語」のタンタンを思い出すなぁ。
混沌の逸話が登場したので、高校の定期試験を思い出した。寝てたのか欠席したのか、授業でやった覚えが全然無くて、その場で考えて回答したら、答え合わせの時、正解じゃないのに何故か読み上げさせられた。なのに正解をすっ飛ばされたので正答がわからなくて困った。いちおうその設問は半分くらいの点をもらった気がする。

上に戻る

2009/04/05
花見
久々に花見などしてみました。人並みに。近所の川っぺりが桜並木になってるので行ってみたら、ほどよく満開。皆、とりあえずケータイのカメラを向けている。かくいう私も……。だってケータイの待受背景が、秋からずーっと沖縄の万座ビーチじゃあんまりかな、って。

上に戻る

2009/04/04
グリーン・パラダイス ジョーカー・シリーズ5/道原かつみ,麻城ゆう
東京地裁八王子支部が立川に移転になったとニュースで見たので。特捜司法局八王子分室って、たぶん東京地裁八王子支部から着想してるんだと思われ。ジョーカーシリーズで八王子分室って時々名前が出てたはずなんけど、とっさにこの本しか浮かびません。
リィンが帰宅したら、まっぱの女の子が部屋に!州警として紳士O(オー)事件を追うリィンの前に特捜司法官の影がちらつく。
今、麻城ゆうが書いてる小説の特捜司法官S-Aシリーズは最初、漫画のジョーカーの外伝だったんだけど、なし崩しにシリーズ化してるな。S-Aシリーズにサムくんとして出てるS-A(スペードエース)がせっせとリィンをいぢめてます。

上に戻る

2009/04/03
クラッシュ・ブレイズ パンドラの檻/茅田砂胡
新刊が今切れてるので、ちょっと古いのを。
ケリーに強姦容疑!?明らかな冤罪に戸惑うケリーと怒るジャスミン。なんとか冤罪を晴らそうとした矢先、今度はケリーが拉致された!ダンやルウやリィや、果てはレティシアとヴァンツァーまで巻き込んで大型夫婦が遺憾なく大暴れ。
ケリーがぶち切れたと見えて、実はジャスミンの乱暴さが際だつ話のような〜。リィは柄にもなくジャスミンの押さえ役(笑)。ところでファロット3人は学生生活が忙しそうなんだけど、いつ、どこで鍛錬しているのでしょう?

上に戻る

2009/04/01
帝国の双美姫2/ひかわ玲子
あー、こりゃまた懐かしい人登場だなぁ。フルネームじゃないけど明らかに。くどいよーですが「エフェラ&ジリオラ」シリーズの人が。こっちも同じレーベルで出し直ししてるけど、なんか書き下ろしあるらしくて、読みたいけど古いの持ってるのに買いたくない……悩む。
最前線の陣に合流したゼラフィン皇子とルーク一行。落ち着く間もなく出陣することになるが、強力な魔力を持ちながらも心優しく気の小さいルークは萎縮してばかり。やがてルークはオカレスク大帝直属のチームに参加することになる。
タイトルは双美姫で、主人公はルークなのに、2巻はすっかりオカレスク大帝の巻。孫より若いオカレスク!天才奇人オカレスク!いーかもー。

上に戻る


Copyright © 2009 Yu Rindo, Nakaniwa Tsushinkyoku, All rights reserved.