独言 2009/03

2009/04

2009/02

2009/03/29
Books for MacOS X
Mac用の蔵書管理ソフト。Webカメラを使って本の裏表紙に付いてるISBNのバーコードを読み、読んだISBNコードをアマゾンに検索かけて主要な書籍データを入手。分類や、アドレス帳を使った貸し出しリストなんかも作れる。
何が良いって、ISBNバーコードの横のカメラアイコンをクリックしてWebカメラで読むだけ。あとは順番にボタンを押していけば、1件30秒くらいで入力完了!アマゾンのデータなので、シリーズでもタイトル表記が違っててうまくソートできなかったりはするけど、2時間くらいで300冊も入力できちゃうんだよ〜。買い換えたばっかしのMacBookに付いてるiSightカメラ大活躍。
ダウンロードサイトは英語だけど、ソフトは日本語にもローカライズされてるので、表示に不自由はない。

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2009/03/27
海賊とウェディング・ベル クラッシュ・ブレイズ/茅田砂胡
身代金目的の海賊が横行するガリアナ星系へ届ける急ぎの荷物を依頼されたダン・マクスウェル。一方クーア本社で少女に話しかけられたジャスミンも、ケリーとともにガリアナ星系に急行するが、警告なしにいきなり砲撃された!
ジャスミンとケリーが楽しく(?)暴れました、といういつものお話。デルフィニア組は登場しない。スカーレット・ウィザードを読んでない読者は想定していないらしい。

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2009/03/25
ボクを包む月の光 7 「ぼく地球」次世代編/日渡早紀
ありすと輪の息子・蓮は、輪の子供のころの帽子や東京タワーから読み取った記憶に影響され、かつての輪の自称「Sくん」を名乗って再び月基地にアクセスしようとしていた。幼馴染のカチコと同級生のカプつんは、蓮を元に戻すべく行動を開始した。
グレグレしてても結局、蓮ってまだまだ「うちの父ちゃんすげー!」っていう憧れからくる反発なんだよね〜。「ぼく地球」が暗い展開だったせいか、同テーマを明るく軽く!なシリーズな中にシリアスモード。まぁ、旧作がパワーあっただけに、旧作読者としては二番煎じの感はあるな。リアルタイムで読む若い子には意味があるかも。

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2009/03/23
ツバサ RESERVoir CHRoNiCLE 26/CLAMP
人々の強い願いを使って自らの望みを果たそうとする飛王と、重い対価と引き替えに逃げ道を作る侑子によって運命を選択し続けてきた小狼たち。起点となる玖楼国から再び運命が動き出す。対峙する小狼の現身と影。勝利者は?そしてその願いは?
「XXXHOLiC」のー、四月一日の正体がー、こんなところでー。あと時間軸が交錯するのでわっかりにくー。かっこいいぞ、ファイ!

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2009/03/21
マリー・アントワネットの恋人/藤本ひとみ
出版社変わる時、改題すんのやめてほしいんですけど、集英社っ!「ウィーンの密使」だって気づいたら買わなかったのに!会社帰りに読む本が無くて「藤本ひとみの新刊出てるはず〜」と本屋に駆け込んで買ったので、チェックしなかったよ。「ダ・ヴィンチの愛人」に続いて2回目なんで、へこむ。次はだまされないぞ。
バスティーユ襲撃の報を受け、王妃マリー・アントワネットの故国オーストリアは革命の波及を恐れていた。王妃としての自覚を促すため、ウィーンの宮廷から密かに派遣されたのはマリー・アントワネットの幼馴染みルーカス。熱狂するフランス革命の中でルーカスの任務は日に日に難しくなってゆく。
史実は同じなのに「ベルばら」とはまたちょっと違うフランス革命ドラマ。藤本小説に特有の駆け引きが面白い。

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2009/03/19
らせつの花6/潮見知佳
夜行にはっきりきっぱり告白した羅雪だが、夜行は今でも昔好きだった霊を思っている。工事現場の浄霊の後、事務所に現れた男は悪霊に取り憑かれていて大暴れ。それでも男を守ろうとした羅雪が怪我をして、怒る九竜は言霊を使う。
あー、ついに「ゆららの月」の天道明が出ちゃったよ。羅雪を主人公にして、これまで一応独立した話できたのに、夜行の過去を全面的に出すことになって、もうなし崩しに続編化。そのうち明の「彼女」も出んじゃねーのか?ケーキ40個食べられる羅雪ちゃんがうらやましい。ところで九竜の正体って、結局アレじゃね?いつもに増してブラック九竜なので、ちょっと先走った推測をしてしまう。

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2009/03/18
エンゲージ1/渡辺瑞樹
高校生予言者と騒がれる亜音は夢と他人には見えないメッセージから、震災など相次ぐ災害を予言していた。なぜメッセージが見えるのか。夢に見る光景は何なのか。そして突然現れた赤い服と仮面の人々が亜音に襲いかかる!多重世界の因縁と戦いに巻き込まれてゆく。
えー、導入編とゆーか。話がいっきなし大風呂敷なんですけど。普通の(?)高校生が救世主に!系の話。なんかこー、世界観が馴染んでない感じでいまいちどう評価して良いかわからない。

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2009/03/17
FEMALE 2009年04月号
手持ちの白生地を縫うのにブラウスのいい図面がないのでつい買った。この号はひたすらチュニック特集。ギャザーやAラインやウエストが無いタイプ。着るのは楽だし、腹の太さが目立たないので、この流行が続くと良いのになぁ。<-堕落思考。

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2009/03/16
神曲奏界ポリフォニカ マージナル・ホワイト ホワイトシリーズ7/高殿円
200年前に飛ばされっぱなしのスノウ一行。戦争で学院も閉鎖になり、生徒たちが国に帰る中、この時代に帰る家のないスノウたちは学院にとどまって元の時代へ帰る方法を模索。一方、この時代で知り合った人々が戦争に巻き込まれる中、いかに行動すべきか。
タイムトラベル物につきものの、何かすることで歴史が変わってしまうジレンマに悩んでるよーな、突き抜けてるよーな?書き下ろし短編はプリムローズお嬢様の自称ライバル、デイジーの話。小型犬がキャンキャン吠えるみたいなデイジーはコンプレックスの塊だという話。あのさー、ピースの台詞ってほとんど「世界に一つだけの花」だよね。

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2009/03/14
風の王国 砂の迷宮/毛利志生子
リジムの妹を訪ねてシャンシュンに出張中の翠蘭。中国皇帝の姪で養女で吐蕃の王妃なのに、シャンシュンの各勢力に振り回され、軟禁されたり脱出したり暗殺されそうになったり。そんな中、離宮暮らしをしていた王リク・ミギャが突然現れた。
熱烈要望、通し番号!登場人物が多いので、名前見ても誰だっけ?と思うことしきり。 別居夫婦のリク・ミギャとセーマルカルって、信頼しあってて仲良しっぽい感じ〜。

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2009/03/11
フォーチュンプラネット2/佐久間智代
芸能人や実業家などを占う占星術師・天宮圭流の事務所でバイトする高校生の富永颯くん。顔は良いけど拝金主義な天宮先生は秘密がいっぱい。占い客は変な人がいっぱい。ファミレスで働いてるらしい吉川さんって、若くてメソメソなのに実は!占いは秘密厳守なのにイケメンタレント・高島は友達と2人で占ってほしい?
あんまり占いのうんちく垂れないので読みやすい。天宮の親戚登場。占い事務所勤務なら仕事以外の場であんまり客と関わっちゃいかんよ(笑)。

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2009/03/10
イデアマスター GLASS HEART/若木未生
ずーっと止まってたと思ったら、最終巻がいきなりコバルト文庫から幻冬舎に引っ越し。グラスハート既刊も順次。もー、昔のは手を入れたり外伝足したりしないで出して欲しい。
テン・ブランクのかっ飛ばしドラマー西条朱音ちゃん、受験して大学生になります。バンド内の人間関係や音楽性や人生観に悩みつつぐらぐらしながらも、前向きに成長して、問題解決力を養っている。成長するってことにすっごく前向きな小説。
一人称語りの自分が章ごとにいろんな人に変わるので、読むのにちょっと気合いいるかも。しかし慣れてる私はどっぷり読みなので、読み終わるとしばらく言葉や思考の展開が若木文体になってて戻すのが大変。

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2009/03/08
ビューティーハニー3/マツモトトモ
最近の出版事情に鑑みると、3巻完結って潔いよなぁ。マツモトトモの天然だけど男前なヒロインがいつもかわいい。年の差カップル多くね?あーでも「美女が野獣」のわにちんはエイミの1コ上くらいだったか。アンバランス・カップルが好きなんだな、きっと。
美形で腕もよいのにちょっとナンダカな美容師・馨とカットモデルの女子高生・ニコ。今回は番外っぽい、母と祖母の話も含む。男運最悪ながら近所の通称・慰謝料御殿な女系家族のルーツを見る巻。

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2009/03/06
レース素材CD‐ROM/大室はじめ
別の物を求めて書店をさまよっていたら偶然の出会い。感動してすっごく欲しくなったけど、別の買い物をしなきゃならなかったし、衝動買いはいかんと自制して帰ってきた。でも後になっても思いはつのり2週間くらいたっても心から離れないので買うことにした。私は連続模様に弱い。
最初に見た時、棚に正面置きで数冊あったのに、買いに行ったらすでに場所をゆずって1冊しか置いてなかった。ストックにしまっちゃったんだろう。家で開いて気づいたんだけど、新刊帯の折り込んだところがかなり破けてた。本自体に損傷は無いので帯だけ捨てたけど、数冊あるときに買えば必ずチェックするので、やっぱメジャー買いしない書痴にとって、本は一期一会、見た時に買え、だよなぁ。
HP用の壁紙だのアイコンだのは自作を基本にやってるので、データ形式はともかく、ワタシ的には色は自分で調整するから白・黒以外の色バリエはあんま要らないけど、お手軽に使いたい人には便利かな。これはあんまり素敵で使いたくって、ブログの改装を目論んでいる。

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2009/03/05
時間商人 不老不死、売ります/時間商人 不老不死、二度売ります/水市恵
不老不死といっても十年限定。十年間、体の時を止める。その十年だけの不老不死を売る商人を主人公に据えた、と見せて、実際はその十年を買った人たちの物語。
なんとなく面白そー、と思って買ったら2巻だったので1巻目を探す羽目に。両巻とも短編集なんだけど、ひそーっと共通人物が出てて、しかもモノが十年契約なだけに登場スパンが遠い。これは初歩的なモチーフながら、十年限定としたところに吸血鬼物とかとは違うドラマがあって、着眼点の良さに感心した。

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2009/03/03
秘密(トップ・シークレット)6/清水玲子
捜査一課の強面の岡部警部は凶悪事件とセットで第九に移動!第九でたった一人の生き残りになった薪の元に。
青木が来るより前で、薪も相手が違うとちょっとかわいい? 後は短編の青木が悩んでます。っていうか青木はいつでも悩んでるけど(笑)。

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2009/03/02
ナンコウ不落/佐久間智代
タイトルに偽りあり。ぜんぜんどっこもナンコウでも不落でもない。単にべたべたしてる話。ベタベタ犬とまじめなメガネっこが、なんとゆーか、ひたすらなし崩し。
1、2話目がすっげ短くて、雑誌のお試しゲストだったのかなぁと。いつも思うけど、まじめな話と脳天気な話のギャップがすごい人だ。これはかなり極めつき脳天気系。

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2009/03/01
魔法使いの娘7/那州雪絵
口絵が〜、初音ちゃんのウエディングドレスだったので、一瞬結婚すんのかとビックリ。単に結婚式が出てくる話だった。
初音の子供の頃のよくある話、冒頭だけ結婚式の話でJr.再び、ダメパパ無山と初音とお人好し無畏の三角関係!?
最初の話、すれ違い(?)夫婦と変わり者の少年を描いた某有名映画を思い出す。ようやく初音の実父に関わる話になるみたい。今回は導入編。無山たちの陰陽師組織がようやく本格的に登場。

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