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1988

ロン、ボ・ディドリーとジョイントツアー来日
セットリスト

1. BO DIDDLEY
2. ROAD RUNNER
3. LITTLE GIRL
4. CRACKIN UP
5. MONEY TO RONNIE
6. I'M YOUR MAN
7. PLYNTH
8. OOH LA LA
9. OUTLOWS
10.HONKY TONK WOMEN 
11. GUNSLINGER
12. WHO DOU YOU LOVE
13. ROACH
14. IT'S ALL OVER NOW
15.HEY BO DIDDLEY


3月11日 東京


ツアー・スケジュール
ライブを体験する!

 ボ・ディドリーとのジョイントツアーはアメリカでのライブがオフィシャルとして日本でも発売されました。また、映像と



 ライブリポート

 ところで、私の行ったのは、ボー&ロニーのコンサートです。 もう、めちゃくちゃ良くってビックリしました私が行ったのは大阪公演で、何が良かったって、見に来てるお客さんが最高で本当に凄く盛り上がったのが忘れられませんコンサートって、ミュージシャンだけ が良くてもダメなんだなーと、あの時初めて知りましたもちろん、フェイセズの曲もやってくれて涙もんのコンサートでした。私が見た、ストーンズ・ロッド・ロニーソロのどのコンサートより、カッコイイ最高のショウでした。その後日ロニー初の絵画展が、つかしんで開かれてそこで見たロッドの絵が今も欲しくて・・・あの頃はまだ学生でお金がなくて買えなかったのです。私の部屋のロニーの自画像(「ロニーU」)の横にロッドの絵がほしいー!!!
(ロッドのお嫁さんになることを夢見るtomoko stewartさん)

ロンへのインタビュー

京王プラザのスウィート・ルームに滞在していたロン・ウッド(以下W)に週刊FMがインタービュした記事があります。以下はその1988年NO.8号からの抜粋です。
インタビュアー○山川健一(以下YK)


YK:あなたはほんとうにブルースを楽しんでいるようにみえますね。

W:バック・トゥー・ザ・ルーツさ。

YK:1988年現在、あなたにとってブルースとは何ですか?

W:昔から変わらないものを表現する方法さ。それに、やってることは同じように見えても、新しいことだって表現できるんだよ。

YK:あなたがそう言うのを聞けて凄く嬉しいです!

W:グッド!ハハハ!

YK:これまでにあなたが在籍したバンドのそれぞれの印象を聞かせて下さい。

W:バーズは初期のモータウンやブルース、ジェフ・ベック・グループではマディ・ウォーターズやサム・クックをやった。フェイセズでもウォーターズをやったしさ。ストーンズでもそうだ。ルーツは同じなんだ。ストーンズではそれにレゲエが加わるぐらいでそんなに変わらないよ。

YK:フェイセズ解散からストーンズ参加までの経緯は?

W:フェイセズよりもロッドがソロで成功してしまったからね。他のメンバーは正直言っていい顔はしてなかった。そのうちロッドが脱退するといって、その時にフェイセズが解散しなくても自分はこのバンドを去る覚悟が出来ていたんだ。で、1974年にキースが僕のうちにやってきたのさ。僕の前の女房が、クラブで退屈してた彼を連れてきたんだ。僕らはちょうど最初のソロ作を作ってるときでね。キースはそのまま4ヶ月も居候したんだぜ!ミックもしょっちゅう遊びに来てて、「イッツ・オンリー・ロックンロール」を作ったりするのを手伝ったんだ。で、こんなことならストーンズに入っちゃったほうがイイナって思ってね。

YK:ストーンズに参加してからあなたのギタープレイは随分とワイルドになりましたね。

W:フェイセズの頃は僕は唯ひとりのギタリストだったけど、ストーンズではキースが一緒だからね。キースのギターは僕とよく似たところがあるし、インスパイアされることもある。今の方が昔よりずっと楽しいな。お互いナチュナルな駆け引きがあってスリリングなんだよ。



    

ロンのオフタイム

●  この日本ツアーの後に発売されたライヴアルバム「ライヴ・アット・リッツ」のジャケットはロン自身が書いたものですが、これは来日中、ライヴが終わった後、酒を飲みながら描いたものだそうだ。

● 絵の大好きなロン。当然日本画にも興味を示し、早速習字用の道具を買い揃え、毛筆で日本画にトライしていた。

● 絵の話をもうひとつ。ロンの大阪展示会でのこと。26歳の女性がロンを見つけて、何やら感激のご対面の様子。話を聞いてみると、12歳のとき、ロンに手紙を送ったのだが、送り先を間違えて彼の手元に届かずじまい。それ以降毎月1通、14年間送りつづけてやっといま、今だ見ぬ“恋人”と会えたという事らしい。もちろん今度はしっかりと彼の住所をきいて、ニッコリ。よかった、よかった。

● フェイセズ時代の仲間、ヤマウチ・テツに今回感激のご対面。ロンはコンサートに出演するようテツに話したが、残念ながら都合がつかずボツ。