カツミ ED16

中型ながらデッキ・先輪付きの電機として、威厳のあるスタイルが好まれたED16。ED17とともに、戦前からよく製品化される題材であったことも記憶されて良い。
本製品は、外観は国内向け製品と違いはないが、ボルスターをベークライト製とし、車輪も片側絶縁とした二線式の輸出仕様で、青図式の組み立て説明書も全て英語表記となっている。インターナショナルの銘が入った箱には「18.50」の鉛筆書きがあるので、恐らく現地小売価格は18ドル50セントだったのだろう。
(西貝清様 所蔵)

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