その2
猛吹雪で危機一髪!?



   【亀岡文殊】
 丹後の切戸文珠、大和の安倍文珠とともに、日本三文珠の一つに挙げられている。
 大同二年(807)年に布教で訪れた徳一上人が堂宇を建立したのが、始まりと言われている。
 知恵の文殊として知られ、願望成就、合格祈願にと多くの人が訪れる。

 行ってみると、クラス中の名前の寄せ書きと共に「合格祈願」と書いてあるものが、
 奥の方に貼ってあった。
 さらに奥には、「知恵の水」なるものがあったので、さっそくその水で、手を洗ってしまった(^^ゞ




 【大黒天】
 当山開基徳一上人の作
 軽くなり給えと念ずれば、軽くなり、
 重くなり給えと念ずれば、重くなり、
 願望達成の時は、
軽く持ち上げられるという 
 霊験あらたかなることで有名。

私も頑張って持ち上げてみました。
軽かったのか?それとも
重かったのか?
本人にもよくわかりません(爆)
【16羅漢】
といっても、見えるだろうか?
あまりの雪に、顔だけ出して
 まるで雪の洋服を着ているかのよう・・・ 

でも、本当は↓



こんな姿なのかもしれない。

でも、雪の洋服じゃ
冷たそうですよね。

  この後、駐車場へ向うべく、階段を下りるのだが・・・
 実は、この年の元旦に、後頭部を強打して脳震盪を起こした経歴がある私は、
 すべるのが怖いので、ゆ〜っくり手すりをつかまりながら、下りたのでした。
 それにしても、思ったほど寒くないのは不思議!
 受験生用のお守りを買い、駐車場へ。
 そこからさらに阿久津八幡へと向うのだが、亀岡文殊と違い、人影どころか、車すらあまり通っていない。
 しかも、雪はだんだん吹雪に・・・
 「なんだか遭難しそうだね」と不安になりつつ到着。

 「ここ、駐車場のような気がするけど、違うかなぁ?」
 「まさか、池なんてことないよね?」
 という信じられないような会話をかわし、たぶん駐車場と思われる場所に車を止める。

【阿久津八幡神社三重塔】
左の写真では、三重塔の文字が
くっきり浮かび上がっているのだが、
実は・・・
文字が掘ってあるところに
私達が雪を詰めてしまったのでした。

でも、ここには誰もいなくて、
もしも私達が遭難しても
しばらく発見されそうに無い
そんな場所でした。
寂しくて、あまり長居は
出来ませんでした。

そして、隣には
「まほろば古の里歴史公園」
があるはずなのですが、
雪に埋もれておりました(^_^;)

向かいの道の駅が営業中だったのに
ちょっとほっとしました。

 阿久津八幡を後にした私達は、駅方面に引き返す事にしました。
 雪は、相変わらず吹雪いていて、途中、雪上車のすぐ後ろを走る事になりました。
 ところが・・・遭難しそうだと言っていた私達が見たものは・・・
 雪に覆われて道と区別がつかない畑の中に突っ込んだ乗用車!!
 しかし、四駆の我が家の車でも、どうすることも出来ない状況でした。
 そのあと、チェックインには少し早いので、米織観光センターで、宿で飲むワインとつまみを調達。
 それから駅方面に引き返したのだが、そのわずかな距離の国道13号でさえも遭難しそうなほどの激しい雪。
 やっと宿に到着。
 フロントで手続きをしていたら、「今朝はマイナス9度だった」との話を聞き、体験した事の無い寒さにびっくり!
 雪は悪い事ばかりじゃなく、温泉につかった後、↓こんなきれいな風景に出会いました。

←高畠駅
 ライトアップされて、
 とってもきれい!!


 高畠駅前から見た
 駅前広場 →
 ライトアップされて
 なんとも幻想的