第11回
写真集:クメールの宇宙〜アンコール遺跡群〜 - 中編 -

(2nd Day) The North-East Side
Pre Rup
観光客が少ないプレ・ループ。だが、形も規模も他の遺跡とそれほど変わりない。(2002年11月10日)
プレ・ループの頂上にある小さな遺跡。さらにその上から草木が生える。修復中のようだが作業員はいない。(2002年11月10日)
遺跡の中に安置された仏像。色といい造りといい当時のものではなく、おそらく後に納められたものだろう。(2002年11月10日)

East Mebon
東メボンの遺跡。建物の天井は崩れているが、遺跡は自然な形で残っている。(2002年11月10日)
東メボンには獅子や象の石像が多かった。これはこの遺跡の象徴だろうか?(2002年11月10日)
東メボンの塀の内部。崩れた瓦礫は放置され、草木が生え始めている。(2002年11月10日)
東メボンは比較的自然な形で残っている。周りに森がないからだろうか、タ・プロームのようにはなっていない。(2002年11月10日)
他の遺跡に比べて高さが低い東メボン。短い階段を登ると、広い敷地に小屋の遺跡が点在している。(2002年11月10日)
遺跡自体は低いがもともとやや高地にある東メボン。象の石像が見つめる先にはカンボジアの森が広がる。(2002年11月10日)

Ta Som
タ・プロームほどの迫力はないが、やはり自然のまま放置されたタ・ソム。(2002年11月10日)
崩れた遺跡はそのまま放置されている。このためいくつかの門は通ることができない。(2002年11月10日)
この遺跡にはバイヨンにあるような人面の石像があった。何度見ても怖いほどのリアルさだ。(2002年11月10日)

Neak Pean
池の上に浮かぶように存在する遺跡、ニャック・ポアン。乾季に入ったためか水の量は少なめだ。(2002年11月10日)
池の周囲の中央には、池の中央の遺跡を見つめるように美しい彫刻が施された遺跡があった。(2002年11月10日)

Preah Khan
首から上をきれいに切り取られた石像が並ぶプリア・カン。アンコール・トムの入口のものより多くのものが首がない。(2002年11月10日)
首なしの石像が両側に並ぶ道を抜けたプリア・カンの敷地への入口。何か異様な雰囲気が漂っている。(2002年11月10日)
他の遺跡ではなかなか見られない形の建物。私の目には教会のように見えるのだが、まさかアンコール遺跡に教会があるはずは・・・(2002年11月10日)
こちらはプリア・カンのメインの建物への入口。他の観光客はほとんどいない。(2002年11月10日)
ここにもタ・プロームのように巨木があった。しかも2本が長い年月をかけて合体してしまったようだ。(2002年11月10日)
これもまた他の遺跡にはない形の珍しい2階建ての建物。私の目にはテラスのように見える。(2002年11月10日)
プリア・カンの遺跡内部。こちらもまた破壊されていた。自然に因る部分と歴史的背景に因る部分があるようである。(2002年11月10日)
プリア・カンの壁に彫られた彫刻。他の遺跡ではなかなか見ない像だ。何か怒っているようにも見える。(2002年11月10日)
プリア・カンの建物の内部。湿気のためか、壁には緑のコケのようなものがびっしりと貼り付いている。(2002年11月10日)



(2nd Day) Angkor Wat
アンコール・ワットの敷地に入る門からアンコール・ワットまで続く道。さすがに多くの観光客が訪れている。(2002年11月10日)
3つの尖塔があまりにも有名(本当は5本)なアンコール・ワット。圧倒的な存在感だ。(2002年11月10日)
道から聖池と呼ばれる場所に降りて撮ったアンコール・ワット。この遺跡だけはどのアングルで撮っても様になる。(2002年11月10日)
アンコール・ワットの建物への入口。ここを通るといよいよ内部に突入する。さらに緊張が走る。(2002年11月10日)
アンコール・ワットの回廊。付近で発見されたのか、遺跡らしき石像が何の警備もないまま展示されている。(2002年11月10日)
アンコール・ワットの尖塔。近くで見ると、屋根は多くの細かくて美しい彫刻が作り上げているのがわかる。(2002年11月10日)
アンコール・ワットの中央塔へ続く階段。何か空へ向かって登っているような錯覚に陥る。(2002年11月10日)
アンコール・ワットの窓。内部からは見えないだろう窓の外にも彫刻が施されている。(2002年11月10日)
アンコール・ワットの尖塔は近くで見れば見るほど美しい。一体どのようにして作ったのだろうか。(2002年11月10日)
中央塔の窓の外から見たアンコール・ワット遺跡。とにかく広いその敷地がこの寺の偉大さを表しているようだ。(2002年11月10日)
アンコール・ワットの回廊。たまたま観光客がいなくなった隙に撮影。何か不思議な静けさがあった。(2002年11月10日)
回廊の壁に彫られた美しい彫刻。よく見てみると、どうやら当時の戦争の様子を描いているようでもある。(2002年11月10日)

後編につづく

2005/11/29(Tue)掲載