今回セブに訪れたのは6月、日本からそれほど遠くない場所に位置するフィリピンは決して真夏ではない。しかし、たまたま私が訪れた期間は6月22日の夜に若干雨(結構豪雨)が降ったのみで日中は快晴が続いた。(夜、寝ている間はときどき降っていたようだが)そうなると海と言えば青い空、青い海だけではなく美しい夕暮れも一つの醍醐味となる。
写真はすべてPacific Cebu Resort内のバンカーボートに乗るための桟橋から撮影したものだ。一部はTwilight Redというフィルターも使用しているが、それを使わなくてもここの空は美しい。特に日が沈むときより沈んだ後のグラデュエーションは涙者である。不思議なことにこのような空は長くは続かず、本当に数十分内で様々に顔を変えてだんだん暗黒へと変化していく。写真を取る立場としてはすべての表情を撮りたくなってしまうほど美しいのである。同じ顔は2度とない。そんな何か儚いものを感じてしまう。
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突き出た岩場にある民家を夕日の柔らかい光がつつみ、とても暖かい雰囲気になった。(2003年06月21日)
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まさか夕飯用ではないと思うが、従業員と警備員が釣りをしながらのんびりと今日あった出来事を語る。(2003年06月21日)
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美しい風景の中で、一隻のバンカーボートが桟橋に帰って来た。。(2003年06月21日)
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太陽が既に地平線に沈んだ後、空が突然変化を始める。(2003年06月21日)
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気が付くと、先ほどまで真っ青だった空がまるで絵の具パレットを落としたかの様な何色もの色で塗られる。同じ風景は2度とない。(2003年06月21日)
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桟橋に灯った街灯のあかりがいくつも連なり、陰と陽の極端なコントラストを創造する。(2003年06月21日)
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