大多数の音は「アルバム」という塊で届けられる。
1枚全体を満足いくものに仕上げるのはとても大変な作業だ。
では、そのパッケージとして今年何を楽しんだか。
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保刈久明、他 - ココロ図書館オリジナルサウンドトラック
注目されなかったようだけど、今年文句なく最高のアルバムだったのがこれ。
全曲きれいで、ファンタジーで、アコースティックで。
私の琴線に触れるいろんな要素が入っていました。
ここまで統一感を持たせつつ飽きさせなかったのは、
ほんとに難しいことだと思います。
ぜひ機会があったら聴いてみて欲しいアルバムです。
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KOKIA - trip trip
KOKIAの2ndアルバム。
圧倒的にバラエティに飛んだ曲を詰め込んでくれました。
1stはわりとくらい曲が多かったのですが、この2枚目は明るく楽しい曲も
たくさん詰め込まれてて、またKOKIAの世界を広げた作品でした。
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大島ミチル - ICO〜霧の中の旋律〜
なんだか不思議な音だったなー。
音ネタとしておもしろかった。
ゲームのほうは「音楽のないゲーム」という扱いだったけど、
ちゃんと要所要所で音楽が付いてて、やっぱり要所要所だから
その場面に合わせてすごく特徴的な曲にしてたんですね。
特に、Heal(セーブポイントで流れる曲)は、個人的に
かなりヒットしました。
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KONAMI - GRADIUS arcade soundtrack
KONAMIがなにを思ったか突然出した全曲集。
古川節が炸裂する名作。
そりゃ、あの時代ゲーセンに入り浸ってた人間なら燃えますよ。
GRADIUS2はやっぱ名曲ぞろいだなー。
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ZUNTATA - ガラクタ名作劇場 ラクガキ王国 オリジナルサウンドトラック
ZUNTATAが、ほんとに、ほんとに久しぶりに出したニューアルバム。
ゲームにもとても感銘を受けたけど、やっぱり音でも楽しませてもらいました。
最も尊敬する作曲家であるTAMAYO嬢の作品。
やっぱり彼女には独特の世界観みたいなものがあって
ちょっと一般的な音とは違う。
今回もそひとつを感じるものでした。
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Key Sound Label - AIR ORIGINAL SOUNDTRACK
そりゃね。
まぁ、この作品はゲーム、音と特別な存在ですから。
今さらですが、祝サントラ化。
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Key Sound Label - Kanon ORIGINAL SOUNDTRACK
うぐっ。
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GML - KOREA-JAPAN
韓国、日本の同人アーチストが集まって作られたアルバム。
今年はいろんな意味で韓国ががんばった年。
このアルバムに入ってる曲も、そんなパワーを感じさせる。
うわ、うまい、この人たち、ってな感じで。
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Tactics - なつこれ2002
総集編として純粋に楽しめましたよ。
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SEGA SONICTEAM - Phantasy Star Online Songs of RAGOL Odyssey -Soundtrack EPISODE1&2-
はじめてまともにはまったMMOだったせいか、やたら頭に残ってる。
微妙なアレンジとか入ってたのがOLDゲーマーである私には効いたんだろうなー。
ラグナに続いて長時間やった。
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菅野よう子 - tokyo.sora ORIGINAL SOUNDTRACK
ピアノ。
それを聴きたいときはこれ聴いてた。
ヒヨーコとしてはちょっとイレギュラーな作品かもしれませんが
前編きれいな音だらけ。
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Serani Poji - one-room survival
本当に佐々木トモコという人は面白い人だ。
センスがいいとかそういうレベルじゃない気がする。
普通に見られるとずれてるといわれるのかも知れない。
でも、そういうところに楽しさを見出せる人間にとっては
最高のアーチストだ。
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光田康典 - SAILING TO THE WORLD
なんとなく私が好きなゼノギアスとかあの辺の時代を感じさせた。
そしてボーカル曲の勢いがまたよい!
年末滑り込みで面白いアルバムに出会えました。